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【F1 Rd.17 日本GP🇯🇵決勝ハイライト】

TOP3

晴れ渡る空の下、鈴鹿サーキットで行われたF1日本GP🇯🇵
様々ドラマのあったレースを制したのは、王者マックス・フェルスタッペン🇳🇱(レッドブル)!圧倒的走りで今季13勝目を挙げました!

2位はランド・ノリス🇬🇧(マクラーレン)、3位にはルーキーにして初表彰台オスカー・ピアストリ🇦🇺(マクラーレン)が入り、マクラーレンとしてはなんと2008年(1位ハミルトン、3位コバライネン)以来15年ぶりの日本GPダブルポディウムという喜ばしい結果となりました!

ハイライト

レースはスタートから波乱の展開でしたね。
PPのフェルスタッペンのスタートが悪かったわけではないのですが、2番手ピアストリ、3番手ノリスのマクラーレンコンビの蹴り出しが抜群で、特にノリスはターン1ではフェルスタッペンの前に立ってました。
ターン2へのアプローチでどうしても完全に前に立つことは難しく、結果フェルスタッペンがリードするのですが素晴らしいスタートでしたね。
一方後方では複数台が接触するアクシデントが勃発。特にアルボン🇹🇭(ウィリアムズ)のマシンは宙に跳ね上がる激しい接触となりました。

他にも様々序盤に接触がありましたが、逆にサイドバイサイドのバトルも多く非常に見応えがありました。
特にメルセデスのチームメイトバトルやターン1-2でのラッセル🇬🇧(メルセデス)とルクレール🇲🇨(フェラーリ)のバトルは迫力がありましたね!

F1公式の動画としては残ってませんが、角田裕毅🇯🇵(アルファタウリ)とローソン🇳🇿(アルファタウリ)のスタート直後からのチームメイトバトルも非常に見応えがありましたね!
また終盤のメルセデス2台とサインツ🇪🇸(フェラーリ)の争いも非常に面白かった印象。

激しい接触もありましたが、目を見張るバトルもあり、全体的に非常に楽しめるGPとなったのではないでしょうか?

レース結果

最終的な順位はこちら

ペレス🇲🇽(レッドブル)はスタート直後からクラッシュの原因となったり、SC中のピットアウト時に前車を抜いてしまいペナルティを喰らったりで、今回はリタイアとなりました。
今回のGPで悪い意味で台風の目となってしまいましたね。
アルファタウリはパフォーマンスは悪くなかったものの今回も首を傾げたくなるストラテジーでポジションを落としてしまい、最終的にはローソンが11番手、角田が12番手で終えることになりました。

シリーズランキング

ドライバーズ

日本GPを終えてのドライバーズランキングはこちら。

ペレスが今回リタイアとなったことでフェルスタッペンのリードがさらに大きくなりましたね。
現在2人のポイント差は177pt、次戦を終えた後の残り5戦で獲れる最大ポイントは146pt。その差は31ptで、次戦でペレスがフェルスタッペンに対しこの31pt差を埋めることが出来なければフェルスタッペンがチャンピオンを決めることになります。今ある差を考えると、タイトル決定の可能性は高そうですね。
また今回の2位フィニッシュでノリスが一気にポイントを稼いでランキング7位まで名乗りを上げてきました。
開幕当初は誰もが心配するような仕上がりだったマクラーレンでしたが、ここまで一気に伸ばしてきたのは驚きですね。

コンストラクターズ

日本GPを終えてのコンストラクターズランキングはこちら。

ペレスを失いはしたもののレッドブルがメルセデスよりも多くのポイントを挙げる力強い走りで、この鈴鹿、ホンダの本拠地でコンストラクターズチャンピオンを決めました!
昨年は鈴鹿でドライバーズが決まりましたが、今回はコンストラクターズということで、チームとしてこの日本でタイトルを決めることが出来たのは本当に良かったですね。

特に来年からは日本GPが春開催になるということで、当然タイトルが決まるようなタイミングではありません。
そしてレッドブルとホンダの協力関係も2025年で終わることが決まっています。つまり今回の鈴鹿が、レッドブルとホンダが協力して日本でチャンピオンを決めることが出来る最後のチャンスだったのです。
そう思うと、この鈴鹿は特別なGPになったように思えます。

来年の日本GP

さて、先ほども述べましたが、来年のF1日本GPは今までの秋開催から春開催へと移行します。94年のTIサーキット英田(現 : 岡山国際サーキット)で行われたパシフィックGPは4月開催でしたが、鈴鹿そして日本GPとしては初めての春開催となりますね。
今回の日本GPでは鈴鹿が改修されF1開催を再開した2009年移行で最多の3日間累計22.2万人が訪れました。
この数字が来年はどのように変化するのか分かりませんが、今回の日本GPでは外国人の来場が非常に多かったとのこと。
日本人にとっては転勤などで行動が読みにくい季節ではありますが、インバウンドでの動員を見込めるのであれば来年も多くのファンが集結することになりそうですね!

次戦

さて、次戦は1週のインターバルをおいて10/6-8開催のカタールGP🇶🇦、舞台はルサイル・インターナショナル・サーキット。
2年前にコロナ禍で急遽開催されたGPではありましたが、見ていて非常に面白いサーキットで、昨年はサッカーワールドカップ開催の兼ね合いでF1を誘致しませんでしたが今年からは10年契約でF1カレンダーに名を連ねることが決まっています。
高速コーナーが多くタイヤへの負担が大きいサーキットで、前回はパンクが多かった印象。
一体どのようなレースが待っているのか?フェルスタッペンのチャンピオンは決まるのか?目が離せません!


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