第1回「真田紐の結び方」-1

①「四方紐かけ」の紹介

こんにちは。
皆さんは紐が結ばれている桐箱をご覧になったことはありますか?

黄色や紫、複雑な柄の紐 

この紐は、真田紐(さなだひも)といいます。
上の写真のように、色とりどりのきれいな紐をご自分で結んでみたくないですか?


この回では、結び方の種類や紐の歴史や種類をご紹介します。
一見すると、複雑そうな結び方でも一度、覚えてしまうとどなたでも簡単に結ぶことができるので、ぜひこの機会にやってみてはいかがでしょうか?
 
なにより、桐箱にサッと真田紐を結べる人って・・・素敵ですよね
 
今回は、正方形の箱への結び方である「四方右(左)掛け」の説明です。
(上の写真の結び方です。) 
四方右(左)掛けとは、その名の通り箱の四方に紐を掛ける結び方です。

右掛けや左掛けの違いは、茶道の流派の違いから来ており、例えば表千家はお好みの黄色の真田紐で四方右掛け。
一方、裏千家は薄茶色と緑萌黄色の真田紐で四方左掛けとなります。
そのほかにも、武者小路千家は紺色と緑茶色で四方右掛けであったり、様々あります。

この結び方で使用される桐箱は、おもに茶碗などの茶道具をいれることに使われていますが、皆さんはご自分のお好きな物を入れて、お好きな色でご自分のしやすい結び方でチャレンジしてみては?

詳しい結び方は、また後日、動画で掲載しますのでお待ちください。

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