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春季中国大会の振り返りーチーム編ー

こんにちは。
7/9-7/11に行われた中国大学バスケットボール春季大会(通称:春中)の振り返りをしていきたいと思います。
今回の大会は、Bチームのアシスタントコーチ、学連学生委員長、審判員として関わりました。
また、中日の7/10は教員採用試験で抜けることになり、本当にハードな3日間でした。

学連・審判の振り返りは次回にするとして、今回はチームに焦点を絞って振り返っていきます。

大会前の取り組み

まず、緊急事態宣言の関係で6/20までチーム練習ができず、また、僕は関東に行っていた関係で6/29までチーム練習の参加を自粛していました。

本来なら春中は1大学から1チームのみしか参加できませんが、今年はレギュレーションが変わり、広大からはAチームとBチームの2チームの出場ができるようになりました。

広大は基本的に大会前はAB分けて練習をするのですが、ヘッドコーチ1人で両方の練習を見ることはできないため、僕が大会までのBチームの練習を見ることになりました。

大会前の練習は本当に反省だらけでした。
出遅れた1週間の間にチームの方針を自分の頭に定着させることができてなくて、最初の数日は自分の考えでBチームの練習を回してしまいました。
Bチームは個の育成とアピールの方が大事だと決めつけ、チームとして大事にしているポイントや戦術が疎かになってしまいました。

この原因はコミュニケーション不足に尽きます。
自分が練習に参加できない間に同期やコーチ陣に現状と今後のビジョンを聞くことができていませんでした。
その状態で練習に臨んでしまって、結果Bチームにはチームとして必要な練習が十分にできない日が数日続いてしまいました。

先輩コーチや同期から助言をもらい、このままではやばいと感じ、そこからはとにかくコミュニケーション・情報共有を徹底しました。
練習前に先輩コーチや同期からAチームでやってることを共有してもらい、Bチームの練習や今後のために必要なものを電話で相談し、Bチームのメンバーに練習メニューやその目的、試合のために徹底することを共有し、選手の思いを聞き取ることに精一杯取り組みました。
その結果、練習の意図が少しずつ選手に伝わるようになり、完璧とは言えませんが大会直前になるにつれて質の高い練習ができるようになりました。

ただ、うまくいかなかった、初めの2〜3日間の練習は本当に選手に申し訳なく、今後の取り組みでその穴を取り返していきたいと思います。

大会期間の取り組み

Bチームの試合での指揮はAチームのヘッドコーチがそのまま取ることになり、僕はアシスタントとして選手とコーチをサポートする立場になりました。

僕が試合中に特に意識したことは、
・個別的に選手にアプローチする。
・相手の対応を観察する。
・選手の士気を盛り上げる。
の3点です。

ヘッドコーチが試合の大局を把握することに専念できるように、ヘッドコーチの目の及ばないところに焦点化することを考えました。

個別的な選手へのアプローチとして、できる限りアップの時間の選手との会話や、試合中ベンチに帰ってきた選手への助言を意識的に行いました。
技術や戦術面での助言も行いましたが、何よりメンタル面での助言や対話が大事だったと思います。
最近はコロナの関係で対外試合もなく、1回生が多いので、試合経験のなさから来る緊張や迷いが選手の中にあったと思います。
今振り返ると、もっと選手の緊張をほぐしてパフォーマンスを向上させる声かけができたのかなって思います。
このあたりはもっと勉強していきます。

相手の対応の観察は絶対マストだと思って取り組みましたが、うまくできたかと言われればそうは言えません。
戦術に関する知識は勉強してきましたが、それを読み取るための見方と思考力が足りないことを実感しました。
特に最終日は相手にハードなディフェンスを敷かれてやられてしまったのですが、その相手の対応を細かく素早く分析してヘッドコーチに伝えられたらまた違った展開にできたのではと思います。
この辺りの力はとにかくいろんな試合を見ることで養っていきます。

選手の士気を盛り上げることについて、特にBチームはムードメーカ的存在があまりいないチームだったので、どうやって士気を上げるか苦労しました。
僕が特に意識したことは、goodの声かけと楽しむことです。
BチームはどうしてもAチームと比べられてしまい、課題の方が多く出てきます。
だからこそ、何がよかったか、どこがよかったのかを伝えることで、選手がgoodポイントを思い切ってやれるように取り組みました。
また、特に最終日は点差をつけられてしまい、選手の表情がどんどん暗くなってしまいました。
そういうしんどい時にこそ、スタッフとか関係なくチームを盛り上げて楽しくやることが大事だと感じ、鼓舞する声や笑顔を意識的に出すようにしました。

これからに向けて

今まで僕は、選手を個として成長させることを目指して様々なことに取り組んできましたが、チームとしてどうするかという視点が欠けていることに気付くことができました。
チームスタッフとして、今大会で課題も多く見つかったので、次のインカレ予選に向けて自分はチームにどう働きかけるべきかもう一度考えたいです。
幸か不幸か、大会後1週間ほど自粛期間が設けられたため、ただ休むだけでなく今後どうすべきかを考え直して1週間後練習望めるようにしていきます。

さいごに、こんな僕と一緒に戦ってくれたチームのみなさん、ありがとうございました!
次はインカレ予選、勝ち切れるように頑張っていきましょう!!


最後まで読んでくださってありがとうございました!!

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