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コロナの中で描きたいもの。


僕の周りでも、コロナの影響を受けて
「不安を感じている」という声を聞くようになっています。

テレビ報道は繰り返し不安を煽るように感じられて、
情報は、官公庁のWebサイトや識者の発信などを、
自分から見にいくようにしています。


「コロナはいつ終わりを迎えるのだろうか?」
そういう予想や予測が飛び交っていて、

・学校はいつはじまるのか?
・お店はいつから営業できるのか?
・外出自粛はいつ解かれるのか?

という未来予測に関心が集まっているようです。


でも未来は誰にも分からないわけで、
来月、終息するかもしれないと期待して、
それが叶わなければ裏切られた気持ちになる。


これってかなりエネルギーを消耗します。
自転車も一定の速度なら、何十キロでも気持ち良く漕げますが、

信号がたくさんあって、止まっては漕いでを繰り返すと、
思った以上に体力を使うのと同じです。

期待をかけた時に、感情が高まり、
裏切られた時には、高めた感情を抑えて、
1回のことで、2回も頑張らないといけません。

目の前に人参を吊り下げられたウサギのような状況は、
いつまでも続けられません。(追いかけても手に入らない)

誰かの立てた未来予想に乗っかることなく、もう少し長いスパンで、例えば1年以上はこの状態が続くかもしれないという想定をして、自分の行動を考えるようにしています。

僕は他の誰もが考えるのと同じように、コロナが一日でも早く終息することを心から祈っています。だからこそ、自粛の効果を最大化したい。

うさぎ人参

緊急事態宣言があり、
いくつかの地域ではテレワークが加速し、
数ヶ月前と比べて、生活が激変した人も多い。

「生活が変わる」とは生活をやり直すみたいなもので、
慣れて無意識にやっていたことを、慣れないことに戻す感じです。

起床、ご飯、家族、運動、勉強、仕事、就寝
職場にいく前提で組まれていたルーティンを、また組み直すことになります。

就職したばかりの頃は、覚えることがいっぱいで、
それ以外のことが手につかなくなった。
という経験はないでしょうか。

生活に慣れると(習慣)、余裕が生まれて新しいことに挑戦できるようになります。
今、コロナだからできることをしようと思っても、新しい生活に慣れることから取り組む必要があったりもします。

僕が気になっているのは、
これらが外からの影響による変化ということです。

就職や進学という変化は、
一応、自分で決めたもので、
普通は準備期間が用意されています。


コロナだから・・・
非常事態宣言がでたから・・・

といって、自分で決めることもできず、
準備期間も与えられず、
いつのまにかスタートした新生活です。

すると、
自分にとって都合が悪いことが起きる度に、
「コロナのせいでこうなった」
と思ってしまうことができます。

だからこそ、
主導権を取り戻そう。
と仲間たちと話しています。

正解のない未来予測に身を委ねることをやめ、
自分が目指したい未来を描いています。

今は総距離の分からない持久走。

期待したゴールまで走ったのに、
「もう一周走りなさい!」
と言われたらやる気はでない。

それを人生に置き換えたら、
生きる気力を失うということになるかもしれません。

でもそれが、自分で描いた目標なら、話は変わります。
自分が描いたゴールまで走ったら?
きっと「次のゴールへ走りたい」
と思えるはずです。

コロナアクション

僕は今、「コロナアクション」に挑戦しています。

これはとてもシンプルな取り組みです。
自分の創りたい未来を描き、目標を立てて宣言し、それを実行する
それだけです。

コロナのせいでできないことから、
コロナのおかげでできることに目を向ける。

きっと、今だからこそ
自分だからこそ、できることがあると信じて、
コロナアクション、を進めています。

僕にとってのコロナアクションは、
「自分の思考を、言語化して、見えるようにすることです。」
自立はするけど、自己完結はしないように。


※僕は、コロナバスターズに賛同しています。

コロナバスターズ

(日本語訳)
1.責任:私たちは責任あるコミュニティーのメンバーとして考え、行動します。
2.柔軟に忍耐強く:私たちは忍耐強く生き、事態が正常化した時に正しく行動するための準備を怠りません。
3.決意:私たちはこの時期に、正常時にはなかなか決意できなかった新しい決意を固めます。
4.尊敬:私たちは、私たちの隣人ーー地上の全生物を含めたすべての仲間を尊敬します。
5.抑制・制限:私たちは現状が気に入らないというだけで、決して大騒ぎなどしません。


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