新型コロナの新規感染者数が爆増しています。

昨年9月以来の高水準です。
ニュースで数字を聞いて、毎日びっくりしています。

世界で猛威を振るっているオミクロン株が、ここにきて日本でも広がっているようです。

「まん防を出すべきではないか」「まん防では間に合わないから緊急事態宣言をだすべきだ」など、また世間がざわついている感じです。

感染症の素人であるぼくは、どの程度びびったらいいのかわかりません。落ち着かないです。

「まんぼう」や緊急事態宣言を出すにしても出さないにしても、基準がわからないことが問題です。

• 新規感染判明者数

• 感染増加率

• 重症者数

• 死者数

• 病床使用率

などなど、いろんな数字があります。
コロナ禍とのつきあいも2年くらい経つけど、まだどの数字を重視したら良いのかわかりません。

それぞれの数字がどれくらいになったら要注意なのか、ニュースや特設サイト、「有識者」の意見をみてまわっても、結局わかりません。

ほかの数字も重要です。
自殺者数は増えています。
失業率や廃業数も高いです。
婚姻数や出生数はコロナ禍で激減しています。

去年はワクチンが打てるようになり、秋には日常が少しずつ戻ってきてホッとしました。
でもオミクロン株がでてきてからは、また先が見えなくなってきました。

専門家でないぼくたち一般人は、わからない状態にこそ不安をおぼえます。

いま、どの程度危険な状態なのか、今後の対策はどうする予定なのか。
政治の人にはもっと説明して欲しいです。

岸田内閣のコロナ担当大臣・ワクチン担当大臣は誰なのか、名前を思い出せません。
官房長官会見の報道も減っています。
岸田首相はもっと前に出て、できたら毎日のように現状と政府の方針を説明して欲しいです。

ワクチンや病床、検査などなど、足りていないものはたくさんあります。
でも一番足りないと感じているのは、リスクコミュニケーションです。

岸田総理は「聞く力」を大事にしているそうです。
「聞く力」とあわせて、「伝える力」も大事にして欲しいです。

重症化リスクの高い人や医療現場の人たち、飲食業をはじめとする働く人たち、社会的に弱い立場にいる人たちがこれ以上悲鳴を上げることのないよう、政治の人には前に出てきて欲しいです。

今年でコロナ禍が収束して欲しいと、心から願います。