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町田彩夏氏の罪と責任 | おぎやはぎ小木さんに対するソーシャルアクティビストらによる名誉毀損事件 その後


マスナリは町田彩夏さんについてデマを言っている。
町田彩夏さんはクラブハウスで小木さんを攻撃していない。
町田彩夏さんが発言したのは小木さんが退室された後でたかまつなな氏に対してである。
YouTubeのアーカイブを確認すれば町田彩夏さんが小木さんに対して発言していないことはわかるのにマスナリは確認もしていない。

前回の記事について、こんな反応をいただいています。


今回の記事では、
町田彩夏氏の罪と責任について書きます。

論点は2つです。


町田彩夏氏は小木さんに対して発言していないのか

論点のひとつめは、町田彩夏氏は小木さんに対して発言していないのか、です。

ぼくによせられた意見の中で多かったのが、
YouTubeのアーカイブを確認すれば町田彩夏氏が小木さんに対して発言していないのはわかるはずだ
といったようなものです。

これ、ぼくはとても不思議に感じています。
アーカイブを聞いた人は、どの発言が誰のものだかわかりましたか?

前回の記事を読まれた方はわかると思いますが、ぼくはアーカイブを何度も聞いています。今日も念のためもう一度全部聞きました。

このアーカイブを確認するかぎり、名前を名乗らずに発言する人が多かったです。

男性の声は、小木さんと、名前を名乗ったクボユウスケ氏、それと勝部元気氏です。これは識別がつきました。

女性は何人もが途中入り乱れて発言されており、きちんと名乗ってから発言されたのは小木さん参加中では石川優実氏だけです。終盤に小木さんが「アサコさん」と呼びかけられたので、その部分は「アサコさん」なのでしょう。

他はどの発言が誰によるものかわかりません。町田彩夏氏が発言していないことの確認ができません。

もちろん、発言内容から推測はしました。
たとえば、「日本は"子どもの権利条約"に批准していない」と事実誤認を発言されたのは、プロフィールと照らし合わせると境野今日子氏じゃないかな、とかです。(間違っていたら教えてください)

町田彩夏氏のファンの方にとってははっきり識別できるんだとおもいます。でもぼくは町田彩夏氏のファンではありません。
小木さん、勝部元気氏、石川優実氏、クボユウスケ氏以外の方は存在自体今回初めて知りました。

町田彩夏氏が小木さんに対して本当に何も発言されていないのかを確認する確かな方法は、町田彩夏氏本人か、クラブハウス参加メンバーの証言をいただくことです。

このような重要なことを伝聞情報をもって判断することはできません。


他人を批判するときには一次に近いソースに当たること」、前回の記事でぼくが強調したことですし、小木さんがクラブハウスで「ソーシャルアクティビスト」たちに求められたことです。

以上の理由で、現時点では町田彩夏氏が小木さんに対して発言したのかしていなかったのかを判断することはできません。

ひきつづき、町田彩夏氏かクラブハウスに参加した「ソーシャルアクティビスト」の証言を待ちます。


町田彩夏氏の罪と責任

ふたつめの論点は、
仮に町田彩夏氏が小木さんに対して発言していなかったとして、小木さんを攻撃していなかったといえるのか
です。

ぼくはこの件を小木さんに対するイジメだと認識しています。

直接の「いじめっ子」は勝部元気氏です。
では、ほかの人は善意の第三者でしょうか。
違います。

他の参加メンバーは傍観者というイジメの加担者です。

昨秋におきた「障害者差別扇動事件」の例を引きます。

クボユウスケ氏、涅槃の今日一氏らとともに、#AgainstSexismProjectメンバーだったモバイルプリンス氏は、差別扇動文には名前を連ねていません。積極的に差別扇動に加担したとは言えません。

しかし、モバイルプリンス氏は差別扇動文の公開を止めることが出来る立場にいたにもかかわらず、差別扇動文がだされ拡散されるのを見て見ぬふりをしました。

このことをぼくは「未必の故意」だとして、モバイルプリンス氏を批判しました。見殺しの罪です。


助産師YouTuberのシオリーヌさんたちがつくられた動画があります。
行動する傍観者』というタイトルです。

見て見ぬふりをしないこと。
水を差すなど、出来る範囲で介入すること。そういった態度がイジメや性差別・性暴力をなくしていくために極めて重要です。


町田彩夏氏の肩書きは「政治アイドル」です。

さまざまな場面で政治について積極的に発言する活動をされており、若い世代を中心に一定の影響力があるのでしょう。言動には一般人と違った責任があります。

不確かな情報をもって小木さんを「虐待親」と糾弾する場にいながら、町田彩夏氏がもし何も発言しなかったのだとしたら、それは傍観というかたちでイジメに加担しています

イジメは傍観者の存在なしでは成立しません。
傍観者の暗黙の承認を背中に感じながら、「いじめっ子」は行為をエスカレートさせていきます。

これを読まれている方にも経験があるのではないでしょうか。
イジメやセクハラ、差別や性暴力を受けたとき、まわりのひとが見て見ぬふりをしているときの絶望を。

仮に小木さんに対して町田彩夏氏は何も発言していなかったとします。では、小木さんが「虐待親」だと名誉毀損を受けていることについて、町田彩夏氏はクラブハウス終了後にでも他メンバーに対して異を唱えたのでしょうか。

これについては町田彩夏氏が鍵アカウントのため確認することができません。直接伺ってみたいです。

言葉の重み

虐待
これはとても重い言葉です。
簡単に使って良い言葉ではありません。

他人をこのような言葉で不特定多数にむけて吹聴することは、文字通り「名誉毀損」にあたるでしょう。判例などで、どのような言葉が名誉毀損として認定されたのか、一度検索されるとよいです。


ぼくは法律の専門家ではありません。読みかじりのにわか知識に過ぎませんが、小木さんを「虐待親」と批判することは、名誉毀損にあたると認識しています。

一般人にしては比較的大きな拡散力を持つ複数の人から「虐待親」と名指されたのです。小木さんの名誉は著しく毀損されました。ご家族の心労もはかりしれません。ラジオリスナーさんも胸を痛めておられるでしょう。

ぼくは直接の被害者ではないので、勝部元気氏ら「ソーシャルアクティビスト」に謝罪を要求しているわけではありません。たんに謝罪をおすすめしているのです。


訴訟の可能性と傍観者の罪

SNSなどで心ない名誉毀損やネットリンチの被害にあった同業者を、小木さんはたくさんご存じでしょう。悲しい出来事も記憶に新しいです。
このまま放置してはよくない、と小木さんが訴訟に動かれることも十分に想定されます。

訴訟は時間がかかります。
加害者が忘れたころ、ある日突然郵便ポストに訴状が届いて驚くことになります。

昨年、伊藤詩織さんが訴訟を起こされたケースでは、リツイートやいいねをした人も訴訟の対象になっています。

見て見ぬふりをした罪、拡散した罪、承認した罪。

もうこれ以上、誰もネットリンチや名誉毀損・ひぼう中傷で苦しいおもいをすることのないように、直接の加害者にならないだけでは不十分です。その場にいて止めることができる立場にいるのであれば、最低限、水を差すくらいの行動は起こすべきです。

これは「政治アイドル」に限ったことではありません。大人の責務です。


前回の記事の反応とマスナリに対する名誉毀損

前回の記事は想像をはるかにこえる数の人に読んでいただきました。感想はすべて拝読しています。

反応はとても多いのでひとつひとつに返信できそうにありません。せっかくリプライを送っていただいているのにスルーしているようで、とても心苦しくおもっています。どうか気を悪くされないでください。

丁寧に読み込んでくださってる方、ありがとうございます。
厳しいご批判やぼくの気づいていなかった論点を指摘してくださる方にも、感謝申し上げます。

思いかげずサポート(投げ銭)してくださった方も複数いて、本当におどろきました。せっかくいただきましたが、同額を上乗せして寄付させていただきました。お気持ちだけありがたく受けとりました。


ただ、なかには「マスナリはデマを言っている」「マスナリは嘘つきだ」などを言っている人も散見されます。

スクショと固定URLを保全しています。

ぼくは古くから実名顔出しでネットを使っています。
親族やたいせつな友人、仕事関係の人も見てくれています。
名誉毀損をされるとリアルに実害があります。

よって、ぼくに対する名誉毀損などについては、訴訟を検討します。

Twitterで名誉毀損を受けた人がよく言います。
訴訟を検討します」と。
でも多くの人は訴訟までしません。
なぜでしょう。

面倒だからです。
訴訟はお金も時間もたくさんかかります。
相手に自分の個人情報を知られる可能性もあります。
だから泣き寝入りせざるをえません。

多くの人が泣き寝入りするとおもっているから、SNS上では名誉毀損やひぼう中傷が横行しています。

SNSで名誉毀損された人の中で、訴訟ができる人はまれです。
だから出来る人がやらなければいけないとおもっています。

ぼくはそもそも実名でやっているので個人情報が知られて困る心配はありません。金銭的にも時間的にも数回訴訟するくらいは可能です。


実際、あるウェブマガジンに失礼なことをされたことで訴訟寸前までいったことがあります。昨年の今ごろのことです。先方の代理人弁護士と一ヶ月以上やりとりを重ねて、最終的には示談になりました。
公式の謝罪文を一ヶ月間ウェブマガジン上に掲載すること、メンバー全員が手書きの謝罪文を書くこと、慰謝料を払うこと。
ぼくが要求した条件がのまれたのでこの件は訴訟に至りませんでした。


昨年の夏にもぼくに対するデマを流したアカウントがあったので、こちらについては訴訟準備中です。現在進行中のことなので、詳細や対象アカウントをここには書けません。心当たりのある方はもうしばらくお待ちください。


総務省も、インターネットにおける名誉毀損・誹謗中傷について規制すべく動いています。

これからは訴訟も簡略化・迅速化になる流れです。


最後にひとこと

言葉は人を救うことがありますが、殺しもします。

誰かを批判するなとは言いません。批判するときはしっかりとした証拠にもとづき、自分が間違っているかもしれないと常に自省しながら行われなければいけません。

ぼくに対して名誉毀損やひぼう中傷にあたる事を言ったりフォロワーに向けて発言した人は、今日から一週間以内に当該ツイートを削除し謝罪のリプライをください。真摯に謝罪していただければ訴訟対象候補者リストから外します。

またご意見ください。
なにか動きがあれば記事を書きます。


マスナリジュン

サポートいただけると、ぼくが喜び、幸せな気分になることをお約束します。