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驚異の認識度!AR生き物図鑑アプリ「LINNÉ LENS」で葛西臨海水族園を巡る

今回は、生き物をスマホカメラで映すと、その生き物を認識してくれる拡張現実図鑑アプリ「LINNÉ LENS」を葛西臨海水族園で使い倒したのでそのリポートをします。

水族館界隈の知人の口コミで知ったのですが、ローンチが2018年8月13日なので、まだまだ認知度は低いようです。が、生き物の認識度は高い!

従来のこの手のアプリは、認識度と対応品種数が低い水準だったようですが、「LINNÉ LENS」なら国内の水族館・動物園にいる9割の生き物に対応しているとのこと。

今後もAIがディープラーニングで認識精度を高めていくとのことで、これからの発展に期待大です。

さてアプリ紹介はこのくらいにして、リポートしていきます!

最寄駅はJR京葉線 葛西臨海公園駅徒歩5分!
入場料は大人700円!(相場より安い)
東京都の管理下で、公益財団法人東京動物園協会が運営している水族館です。

余談ですが、水族館の存在意義は主に4つで構成されると言われています。

①調査研究
②教育
③種の保存
④レクリエーション

レクリエーション要素が強めな池袋や品川の某水族館に比べると、葛西臨海水族園は真面目な水族館だなあという印象を受けます。

外観はこんな感じ!この建物を設計したのは日本を代表する建築家である谷口吉生氏。入る前から、まるで水中に飛び込んでいくようなワクワク感を感じさせてくれました!

入ったものの、、、視界の情報過多で商学部出身の僕には「でけえ」「すげえ」「かわいい」といった小学生並みの感想しか出てきません。この状況をなんとか打破できればもう少し水族館を楽しめるのだが、、、

そうだ、「LINNÉ LENS」を起動しよう!!
ということで起動し水槽を映してみました。

なんということでしょう!!!!!
「言葉の獲得とは概念の獲得である」と誰かが言ってましたが、目に映る得体の知れない物体の名前がわかるだけで、見方が大きく変わります。
まあ水槽の外に解説載ってるんですけど、十数種類が一気に掲示されていて、目で追うのが精一杯ですもん。

もちろんまだまだ発展途上なので、同じ個体を追っているのに途中で表示名が変わったり、認識してくれなかったりってことはあるっちゃあったのですが、基本的には瞬時に認識してくれました。

いろんな水槽見てると、心を鷲掴みにするお魚に出会うんですね。魚も人も、好きになっちゃうともっと知りたくなっちゃいますよね?ね?
そんなとき、個体をタップすると…

瞬時にその種類の情報を出してくれるんです!ちなみに画像は、映したときにアプリが自動で撮った写真なんです。だからこの写真の個体は葛西臨海水族園でしか会えません。

しかも、映した動物をリストアップしてくれます!出会った動物を自動で記録してくれる、、、まるでポケモン図鑑ですね。いろんな水族館や動物園を周ってコンプしたくなりますね。(僕はまだ202種)
ちなみに2018年10月現在で、対応している種類は5,522種!(ポケモンは807種らしいんで、やり甲斐しかないですね。燃えます。)

ちなみにヒト科である我々「ホモ・サピエンス」も認識します。めちゃくちゃ解説文面白いんですけど、続きはアプリをインストールして読んでいただければと思います。

さてさて、この「LINNÉ LENS」ですが、無料では使いこなせないんですね^^ 課金すれば無制限ですが、無料版だと一日10種しか認識してくれません、、、

ちなみに料金は


1ヶ月: ¥360
3ヶ月: ¥720
12ヶ月: ¥1,450

となっております^^

余談ですが、このアプリについて「LINNÉ LENS」公式サイトからの引用を載せます。

「LINNÉ LENSを通じて、一人でも多くの方に、これまで知らなかった生き物に愛着を感じてもらったり、生物多様性の問題を認識するきっかけを提供できたならば、きっと解決の第一歩になるはずです。」

水族館や動物園なんてたまにしか行かない人がほとんどですし、行ってもレクリエーションで終わってしまいがちですが、こういうアプリを通じて水族館に興味を持ったり、絶滅危惧種の多さに気付いて、生物多様性のサステナビリティについて危機感を持つようになったり、そういう人が一人でも増えるといいなと思います。僕もその一人です。

「LINNÉ LENS」の話を友人にすると「高いよ!」っていうリアクションがよく返ってきますが、アプリの質や情報量、そして前述の「気付き」を考えると、個人的には料金以上のリターンを感じました。

ってことで皆さんもお試しあれ!(回し者じゃないです)


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