見出し画像

DJ芸人がオススメする洋邦楽新曲(4月3週目)

皆さんお元気してますか?吉本新喜劇の桜井雅斗です。
今週もありがたいことに忙しくさせていただきました。
この記事も書き上げられるか不安でしたが、なんとか。。
ちょっと余談、ついで話が多くなっちゃいましたが、そこも含めて楽しんでいただいて、新しい音楽に触れていただければと思います。。

◎コーチェラ

なんといってもこれに触れておかねばな、と。
コーチェラフェス。正しくは『コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル』。長い。
アメリカはカリフォルニアにある砂漠地帯を使って行われる野外フェスで、出演メンバーからしても、世界最大規模の野外フェスと呼んで差し支えないだろう。
2020年2021年、コロナの影響で開催中止となり、2年ぶりの開催
一生のうち、一度くらいは現地に行って味わってみたいフェスである。
勝手ながらフジロックの80倍くらいの規模感があると思っている。
配信をみる限り、それくらいありそう。ステージも照明も素晴らしい。
行っても一日で死んじゃいそう。

YouTubeで公式配信もして、なんなら巻き戻し再生も出来るという良心。
現在は見られるかわからないけど、僕も出来る限り追いかけてみた。
しかしながらノーマスク、密集、声出しOK、という。
もちろん、本土のルールに従っているのでなんら問題は無いのだが、日本との違いにもある意味衝撃。

それでは簡単に、コーチェラから、僕の好きなアーティストを振り返ってみる。

・カーリー・レイ・ジェプセン

初日登場のカーリーも良かったな〜!
改めてヒットチューンの多いアーティストだな、と。

好き。エレクトロのビートも最高。というかそれが心地良い。
いつかは生で聴いてみたい。名曲中の名曲だと思う。

・Flume

フルームのライブも2019年のサマソニ来日時以来でした。
あの、『フルームといえば』の白いモニュメントもしっかり設置しつつ。
コーチェラの大きな大きなステージで、日の沈みきった暗闇の中、
ステージの照明の中だけで繰り広げられるFlumeのライブ…最高。。

大好きな一曲がライブでも披露されていましたね〜。。
あれ、歌っていたのはKai本人なのかな…
というか、ほとんどの曲、ゲストボーカルが登場していたんじゃないかな?
それはフルームに限らずですけど、まぁ〜コーチェラの規模感、恐るべし。

本人登場でいうと、キャロラインポラチェックもゲストで登場してました。

このMVの衣装のままの出演。というか、フルームもこの時のバイカーの衣装でのコーチェラ出演でしたね。
それにしてもこのキャロラインの衣装といい、ルックスといい、歌声にピッタリ。
天使が死へといざなうような、、儚さ漂うエレクトロ。
5月発売のニューアルバムより。

・宇多田ヒカル

やっぱり宇多田ヒカルの登場も嬉しかったですね。88risingの一員として登場しました
88rising
とは、アメリカを拠点にアジアのカルチャーシーンを発信していく…という団体で。音楽レーベルでもあり、アメリカでも不動の人気を誇っています。
神々しさすらあった宇多田ヒカル、コーチェラのメインステージへの登場。
数多くのレポーターがステージの詳細を綴ってくれているので、それらで楽しんでいただきたい。

コーチェラの舞台で日本語で披露したAutomatic。
ソファに座って…という演出まで飛び出して。染みる。

ちょっと待って下さい。

コーチェラレポートを書き出したら恐ろしい量になる事が確定したので、ストップしておきます。
なにより、YouTubeチャンネルは3つあって、僕自身も仕事をしながらでは、申し訳ないけど全部は追えていないです。
ビリー・アイリッシュきゃりーぱみゅぱみゅRina Sawayama、Doja Cat、ミーガンジースタリオン等のステージは話題に上がりましたが、、
長くなること、そしてあまりにも有名過ぎるので割愛を…お許しください。
その他にも、まだ馴染みは無いかも知れないが、僕が好きなアーティストを並べておきます。

・チェルシーカトラー(Kygoとかでも歌うシンガー)
・Koffee(声とグルーブの良いR&Bシンガー)
・Black Coffee(数少ない黒人DJ。グラミー賞受賞おめでとう)
・Cordae(トラックが素晴らしくカッコいいラッパー)
とりあえずこれらは是非ディグってほしい。
ただ、僕もまだまだ知らないアーティストは多い。
オススメのアーティストがいればコメントなどで是非教えてほしいです。

◎洋楽

それでは改めて、この一週間でリリースされたニュートラックをチェック。
今週はEDMのみだったなぁ、刺さったものは少なかった。。

1、スウェディッシュ・ハウス・マフィア Heaven Takes You Home (ft.Connie Constance)

名前の通り、スウェーデンのハウスユニット。
なんといっても、コーチェラにも出演していましたね!
爆上がりでした。すごすぎ。
そしてニューアルバム『Paradise Again』をリリースしました。

ロンドン出身のシンガー、コニーコンスタンスがボーカルを執っています。
キーの低い彼女の歌声もかなり良い。
アルバムを2019年に出して以来なので、そろそろ…なんて。

コーチェラにはザ・ウィークエンドも登場してましたね。
カニエ・ウェストのキャンセルの代役…いやどんなけ贅沢なんだ。
この、ザ・ウィークエンドのモストゥアフレイム、スウェディッシュ・ハウス・マフィアとの共作ということもあって、『Paradise Again』にも収録。
MVは驚異の4200万回再生。
ただしセクシーなシーンも飛び出すので要注意。

それにしてもコーチェラでのザ・ウィークエンド、、Blinding Lightsのイントロ、鳥肌凄まじかった。。

5.7億回再生…知らない人は今のうちにチェックを。

2、Benjamin Ingrosso Queens

続いてもスウェーデン出身のシンガーソングライター、ベンジャミンイングロッソ。
母親も有名な歌手であり、、なんといっても、スウェディッシュ・ハウス・マフィアのメンバー、セバスチャンイングロッソのいとこ
なんという奇跡のタイミング。これを見つけられた自分自身も褒めたい。
そんな彼のニューシングル。

ジャケットがいいですよね。もう本当に意味不明。
でも、曲を聴きながら見ていると、『このジャケットがピッタリ』って思えてくる不思議さ。
90年代を彷彿とさせつつ、浮遊感たっぷりで心地よく聴けます。

3、マーティンギャリックス&ダブヴィジョン Starlight(Keep Me Afloat)

オランダのDJ、マーティン・ギャリックス。
若くして、世界DJランキング1位を3年連続獲得するという、デイヴィッドゲッタの地位を揺るがす最強DJ。
同じくオランダの兄弟EDMデュオ、ダブヴィジョンの共作ニューシングル。

あ〜気持ちいい。
「僕は自分の力でやっていくんだ」
と、未来を自らの手で切り開いていく、そんな力強さも音から感じ取れますよね。ギラっとしながらしっかりとグッドメロディ。
ロートーンボイスで歌うのはShaun Farrugia。。なんて読むんだろう。。
ショーン・ファーギア…?まぁいいか。
ちなみに4月末にはマーティン・ギャリックスはアルバムをリリースするらしい。
Flumeにしろ、ザ・チェインスモーカーズのニューアルバムにしろ、今年もEDM界隈が賑やか。最高か?


4、クレイグ・デイヴィッド My Heart's Been Waiting For You(ft.Duvall)

続いてもEDMナンバーから。本当にEDM好きですね僕って。
全てをまんべんなくチェックしてるんですが…。
こちらも5月リリースのアルバム『22』から。いやどれだけEDM界リリースラッシュなの。
イギリスのラッパー、シンガー、プロデューサーのクレイグ・デイヴィッド。2019年には来日公演もしてました。

歌っているのはデュヴァル。良い声してますね。
アルバムもどうなるのか、楽しみです。 

◎邦楽

1、YUKI 鳴り響く限り

ジュディマリからソロに転身して、”YUKI”名義で20周年を迎えましたね。
というか今の若い子からしたら『ジュディマリ?はて?』なんでしょうね。
それにしても妖精、天使、歌声も可愛いまんま。
2019年のサマソニで生で初めて見て衝撃でした。

(この記事の公開時点ではティーザーのみ。サブスクなどでチェックを)
20周年イヤー第一弾のシングル。
ということは第二弾以降も続々…?
個人的には、コロナのせいで流れてしまったChara+YUKIのライブを復活させて欲しい。。

2、aiko ねがう夜

出ました。僕の大好きなaikoさんの新曲。
そういえば結婚報道からまだ一年経ってないですね。

結婚しようがどうなろうが、aikoはaiko。
生粋のブルースボーカリストであり、ポップシンガー。
昔好きだった人が夢に出てきて、起きてから
「あれ…まだ想ってるのか…?」
ってなること、ありませんか。無いですか。そうですか。黙って寝ます。

3、My Hair is Bad 歓声を探して

日本のロックシーンで最近一番大きな話題じゃないでしょうか。
ブラジャーのホックを外す歌よりいい曲あります
として、楽曲のサブスク解禁。
そしてニューアルバム『angels』をリリース。

Mステでも披露された一曲ですね。
「DJお願い さぁ僕の曲をかけて」
ラジオを想起させてくれますね。
昭和、平成、令和、時代は移り変わっても『ラジオ』という題材を楽曲に淹れるアーティストはまだまだいますよね。
嬉しいし、時代を超えて愛されているのが凄いことだなと。

マイヘアはナインスアポロのV.A.に収録されていて出会いました。
結構早い段階から知っていたとは思いますが、こんなにカリスマ的人気になるとは。
シンプルなロックサウンドの中にエモーショナルさを忍ばせて、
そして椎木さんの天才的な歌詞の世界観。ちょっとメンヘラ混じりの。
それこそ、aikoさんのような。男性目線バンド版aikoなのかもしれない。

4、Official髭男dism ミックスナッツ

島根が生んだ天才、髭男。
インディーズ時代から少し音は変わったにしても、グッドミュージック。
なにより藤原さんの声、喉、メロディセンス、もう化け物。

もう今さら僕が説明するまでもなさそうですが。。
Pretenderのような『これぞ』という楽曲も作りながら、こういった遊び心が散りばめられた楽曲も、サラっとポップに仕上げちゃうんだもんなぁ。。
一番注目すべきはドラムの難しさと、ベースのうねり。
リズム隊の素晴らしさを実感してほしい。

5、omoinotake 心音

続いても島根から、ギターのいないピアノロックバンド、omoinotake。
同郷であり先輩であり盟友でもあるofficial髭男dismからも良くしてもらっていますよね。なんか嬉しい。

レオさん本当に綺麗で良い声…溶け込んでくれる音と声。
Cメロの感じなんかはオモタケらしさも出てるし、そこが大好き。
オモタケも間違いなくどんどん大きくなっていくと思う。本当にいい曲だらけ。
作詞作曲はベースのエモアキさんが手掛けることが多い印象。
そのエモアキさんとはTwitterでSUNSGRINDWRONG SCALEの話題で超盛り上がってバイブス高まりました。嬉しかったなぁ。

SUNSGRIND。はい最高。2005年リリース…17年前て。
でも今でも全く古臭くなく尖ってて最高。活動再開求む。
にしても画質の悪さも最高だな。

WRONG SCALE、ロンスケ。こちらは2007年。
大学生当時、一番聞き狂ったアルバム。その中でも一番にエモい曲がこれ。
現在ギャルを中心に流行った「エモい」とは違う意味だと思う。
音楽業界からしたら何年前からある言葉だっていう。NOBとかね。
ちなみにこの曲、歌詞が本当にエモくて。
当時ボロボロになるほど失恋した時、この曲を聴いて泣いた事が何度かありました(猛照)
解散ライブを十三ファンダンゴにも見に行ったなぁ。
WRONG SCALEの話をしだすと本当に長くなります。まだまだオススメしたい曲があるんです。マジでサブスクで聴いてください。

だめだ、我慢してたのに、記事を自分で読み返して、貼らずにはいられなくなった。
この曲を聴いて感じる感情、それが「エモい」です
3月12日の、とある物語。

そして現在、ベースボーカルの野田剛志さんとはひょんなことから仲良くならせてもらって。
野田さんは、元KEMURI、現KEN BANDの南さんと、Emberというポップ・ロックバンドで今も活動しています。

PIZZA OF DEATH RECORDSから。
ピザといえばハイスタの……ね。長くなるんです。
新曲紹介noteなのに、脱線が過ぎる。ここまでにしておきます。

6、WANIMA 眩光

ピザオブデス繋がりといいますか。(たまたまですが)
先週はライブにも行って来たハッピー兄ちゃんトリオのWANIMA。
ニューシングルもリリースとなりました。

眩光と書いてゲンコウ。ジャケ写が珍しくケンタさんの真顔。
ケンタさんにしては低めのキーな気がする。
メロコアでありながら日本語でしっかり届けるメッセージ、さすが。

7、RIP SLYME Human Nature

…え!?リップスライムが新曲!?ここ数年、いろんな事があった彼らが…?
どうやらリョージ、フミヤ、イルマリの3人で再始動するそう。

メンバー間、周りの人間はいろんな思いがあるに違いないけれども。
いちリスナーとしては活動再開を喜びたいと思います。

8、REX P.I.B

今週のラウド。(『おはようバズーカ』のコーナー的な)
福岡発のラウドバンド、REX。
男女ツインボーカルという大きな武器を手にラウドシーンを切り開くべく、ニューシングルをリリース。
…とはいえ、女性ボーカリストが脱退してしまった模様で、現在HPではメンバー募集を行っています。

こちらは真島伶奈さんによるサポートボーカルでのリリース。
mildrageが解散してしまった今、男女ツインボーカルは頑張っていただきたい…

mildrageの場合はボーカル二人共がシャウト出来たのが強かった。。
本当に解散が惜しまれます。辛い。。
ちなみにMEGさんは新しいバンド、POOLで活動中。

ラウド色は一切なく、エレクトロR&Bに。
しかし、シンプルに歌がうまい。普通に好きな系統です。

終わりに。
今週は洋楽少なめの邦楽多め。
しかしコーチェラの事を考えると洋楽に関する話題は多かったですね。
それにしても、月曜日にとんでもなく名誉な仕事をしてまいりました。
またTwitterなどで報告出来ると思うので、お楽しみに。
何より僕が一番、リリースされるのを楽しみにしています。。

ご飯屋さんで働き始めたり、オンラインでみんなと繋がる「純喫茶よしもと」とか、リアル舞台の新喜劇、繋がる手段がたくさんあって嬉しいです。
今現在、なんばグランド花月での新喜劇の台本と、その地下一階で行われる若手中心の新喜劇の台本、2つ覚えなきゃで頭がパンクしそうです。
あ、よかったらYouTubeも登録してくださいませ。
あなたの”楽しみ”になれますように。このnoteも執筆し続けられればと思います。
では、また来週。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?