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医事課の業務改善物語(現在進行形)①

これは医療機関の医事課改革を命じられた一人の業務改善職の物語です。
事実をベースにフィクションを織り交ぜて進行していきます。
そして、物語は現在進行形です。 
グッドエンドか、バッドエンドか、まだ誰にもわかりません。

医事課とは?

医療機関には「医事課」と呼ばれる部署があります。そこで働く方をいわゆる医療事務と呼びます。

はて、その医事課の仕事とは何か?その仕事は大きく2つにわかれます。

①受付にて患者さん対応
病院の受付で保険情報を管理したり、会計をしたり電話の受け付けをします。患者さんとの接点が多く、窓口でのスムーズで丁寧な接客業務を求められるポジションです。
②請求業務
医療行為は保険事業ですので、行った医療行為をレセプトという形にまとめて関係機関に請求します。外来、入院ともにレセプト請求業務が必要で医療機関の収益にかかる大事な業務です。

この他にも院内整備や診療情報から統計を導きだし経営分析に生かす等、医療機関には欠かせない存在です。

辞めていく人々

そんな医事課ですが、慢性的な人手不足に陥っています。
求人をかければ応募が何件かあり、実際採用までいくのですが、何故か数カ月で退職してしまう…
そんな事態が5~6人ほど続いたこともあり、長く在籍するベテランの医療事務さんにも疲労の色が見え始め、このままでは破綻する未来しか見えない状況に陥ったところで業務改善職の登場!

「なんてこった!」

担当は私一人、医事課経験無し、他の業務と兼務!

どうする!どうなる!医事課の業務改善!
やり切れるのか⁉途中で諦めるのか⁉何かが起きるのか?

このnoteではそんな業務改善職奮闘の軌跡をリアルタイムで書き記していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

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