まろやか

まろやかになりたい、むしろピリ辛           薄暗くってごめんね

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写真集-秋冬-

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      写真集-1人旅-

      • 息は吸うよりも吐くもの

        最近の私は、重い。 頭の中が重たい荷物ばかりで、今にもタイヤがパンクしそうだ。 荷物が重たいから燃費も悪くなってしまった。 進んでは止まり、また歩き出すのにも余計にガソリンを使ってしまっている。 最近の私は、薄暗い。 元来薄暗いのは正直否めないけど、大人になってからはうまく隠して周りから見えないようにしてきた。 最近の私は、薄暗さを隠せずにいる。隠そうともしていないのかもしれない。 景色が綺麗だなぁと気づくことが減った。 その綺麗さに気づけるのは心が健やかな時だけだと、最

        • お馬鹿の清流

          夜にしぽしぽとnoteを書く。 "しぽしぽ"という効果音がよく似合うように、私は薄暗い間接照明の部屋の中 動画を撮られていても写真と見間違えるんじゃないかの如くほぼ動かず、ソファに寝転がりスマホでしぽしぽと文章を綴っていく。 "しぽしぽ"には少し悲しい響きがある。 そう感じるのは少数派なのか、多数派なのかわからないけど。 しっぽりお酒を飲む、の"しっぽり"に引っ張られて考えた場合、大人しいとか静かにみたいなニュアンスを感じとれるから、という説をたった今書きながら思いついた

        写真集-秋冬-

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        マガジン

        • 写真集
          1本

        記事

          哺乳類

          昔から、猫が好きだった。 好きになった理由なんてわからないけど、物心ついたときから親に猫を飼いたいとねだってた。 誕生日プレゼントのリクエスト:猫 クリスマスプレゼントのリクエスト:猫 なんでもない日の会話:猫 だけど私たち家族はその時海外に住んでいて、今後日本に帰国する予定もあり、猫ちゃんは日本に連れていけないから飼えないよ、と何度も親に諭されていた。 その度に号泣し、何回断られてもしつこく猫を要求する私は、だいぶ粘着質なタイプだったと思う。 そんな私に親も疲弊して

          眠れぬZ世代

          眠るのが苦手だ。正確に言うと、入眠するのが苦手だ。 大人になってからは入眠まで30分以内であればいい方で、2時間経ってることもざらにある。 幼い時からどこでも眠れるタイプではなくて、それでも夜入眠するのに困ったことはなかった。 学生の時から、教室や電車で入眠できている人を信じられなかった。初めはただ目を閉じているのだと勘違いしていたら、皆本当に意識が飛んでいるらしい。 公共の場で力を抜いて意識を飛ばせる感覚が、私は全くわからない。 私が不眠になったのは大学生の頃。 一人

          眠れぬZ世代

          返して

          もう1/12 が過ぎてしまった。 ただ殺したい人間が増えて、そんな自分であることがしんどい。 頑張らなくてもいい、ランチに誘ってくれる友達がいて良かったと思う。 早く嫌なことが過ぎ去ってほしい。本当は全部めちゃくちゃになってほしい。隕石が落ちて、破滅してほしい。 平和主義にはなれそうもない。 アイデンティティが死んでいく。金が無限にほしい。 理想のスーパーマンみたいな自分になりたい。早くなりたい。なりたいのに、なれそうもない。 仕事してる時の自分は自分じゃない。つまらない人間

          はじけました

          2023年12月。 忙殺とはこのことかという如く、文字通り忙しさに殺られた。 仕事がうまくいかない。 いや、正直に言うと私の部署は悪くない。みんなできることをやっている。 問題なのは、同盟を組んでいる他部署が最悪すぎること。味方がぽんこつ屋さんで辛い。 おまけにお友達との約束を仕事に潰された。 12月28日に打ち合わせ入れてくるってなぁに??? と、まぁ、本来はつるぴかだった心がダークサイドに完全に引っ張られ、身も心もブロッコリーのしなしなの如くになってしまった12月

          はじけました

          自由って美しくて強くて凛としてるけど、同時にほんの少し、寂しさを内包している気がする

          自由って美しくて強くて凛としてるけど、同時にほんの少し、寂しさを内包している気がする

          みんな、叫びたがってる

          最近、noteを始めてみた。 今までは必要な情報を得る場所として、Twitterのリンクからとんで記事を読む程度だったけど この度文章の投稿を始めてみた。 投稿をはじめたら、もっと色んな人の作品が読みたくなり、読者としての時間も増えた。 本当に、色んな人がいた。 自分の気持ちを言葉にのせるのがうまくて、感情を最大限にぎゅんぎゅん胸に届けてくる文章も きっと言いたいことはこれなのだと、でもどこか単調で、でも内にこめられた熱はきっと沸騰級だな、の人見知りな人も、 no

          みんな、叫びたがってる

          文章とお母さん

          まろやか家は4人家族です。 お父さん、お母さん、お姉ちゃん、まろやかの4人、どこにでもいるような普通の家族。 …なんだけど、私にとってお家は "責められる場所" "怒られる場所" という認識の場所だった。 基本的に、私はいつも何かしらで怒られていた。 私を怒るのはだいたい母か姉である。 まぁ、私も私でぼんやりしてるし、すぐ物を壊すし(家族からは一時期「ぶっ壊し屋」というあだ名で呼ばれていた)、あんまり気が利く感じでもないし、常に自分の空想の世界〜という感じだったので、家

          文章とお母さん

          あまりにも幸せで満ち足りた気持ちになり、帰り道、なぜかほんのり泣きたくなった。

          あまりにも幸せで満ち足りた気持ちになり、帰り道、なぜかほんのり泣きたくなった。

          意に反する選択

          私についてですが、今年で27歳になる女です。 ステータスを並べてみると、 •年齢:27歳 •性別:女 •婚姻:未婚(同棲していた彼氏と別れました) •居住地:日本 •好きな食べ物:砂肝 とかである。 会社員として働いているし、健康には気を遣っているし(ランニングとかしてる)、お友達も少数ながら精鋭として存在してくれているし(大好き)、最近笑うことも増え、この上なく楽しい日々である。 なのに、なぜ27歳未婚、同棲していた彼氏と別れたというだけで、結婚や彼氏について言及され

          意に反する選択

          自分より大切な存在

          お友達がいる。 高校生からの仲で、もう10年の付き合いになるね、とお互い驚きながら居酒屋でそう話した。 時間はズルなんてしてないし、ただ淡々と同じペースで流れているだけなのに、どうして10年という時の流れに驚いてるんだろう、と後から考えると不思議だなぁ。 そんなお友達は今年結婚して、新しい家族が増えたらしい。名前はつぶ。 つぶさんでも、つぶくんでもなく、「つぶ」とのこと。 「なんでつぶなの?つぶ貝に似てるの?」って聞いてみたけど、違うらしい。 「つぶ」の写真を見せても

          自分より大切な存在