逮捕されたら死刑になるだろう犯人を説得して自首させるには

警察官になって犯人を逮捕しようとする夢を観たんだが、犯人が強すぎて逮捕を諦める羽目になる落ち。どうすれば捕まえることができるだろうか?


説得するには?

日本の死刑(絞首刑)は高いところから落下さてそのエネルギーで一気に頸動脈を絞める方式なので、ものの数秒で意識が消失する。脳への酸素供給が一瞬で絶たれるので、普通の死に方と比べたらよっぽど安楽死的である。
一般的な多くの人は闘病生活をする。病気で苦しむ年齢まで長生きするのだろうけども、そういうのからは避けられる日本の死刑については決して格差ある不幸な死とはいえないから絶望する必要なんてない。
自殺する人の半分以上は首吊りだけど、素人の死は死刑囚のように厳密には管理されてないので安楽死からは遠い。死刑囚はそんなのと比べたら遥かに幸せな領域にいるんだよ。

それに塀の外に出れれないからって全く自由が謳歌できない訳ではない。

差し入れに漫画等の物語があれば人生は素晴らしいものになる。



よりにもよって犯罪者の多くは漫画等の娯楽を楽しめてない傾向が強い。オタク界隈ではしばしば物語の作者をと評したりするが、それは人生を変える程の強烈な物語に出会ったり、あるいはあまりの強い娯楽性にその物語と出会う為に生まれてきたと思えるような体験するので作者を神と評する。

そんなオタク達は物語を生み出した作者に憧れ、自らも物語を生み出すべく創造の世界へと旅をするようになるけれど創造の世界はとても楽しく、一度はじめると辞められなくる。

【小説家になろう】という作家志望のサイトでは100万ものタイトル数の小説が無料で公開されているけど、それらは作者にとって質が低いから無料で読めるようにしてる訳ではない。自身の創造世界に楽しめたからこそ、他人にも楽しめるだろうと思って公開している。殆んどの作者は批評されたいが為に公開はしてない。評価される自信があるからこそ公開している。

作者の多くはアホじゃない。面白い作品の影響を受けたからこそ作家を目指しているし、研究の為に沢山の作品に触れている。
一般人より遥かに多くの作品を知っていて目も肥えている。そんな人々が自分の作品の身の丈を理解してないはずはない。つまらない作品なんて公開するはずない。

もしもつまらない作品を公開するならば、世界への侮辱行為であり、既存作家への侮辱行為であり、そのような認識の元で自分の小説を公開している人が殆んどである。

多くの作家志望者が作品を無料で公開しているのは宣伝目的

漫画化やドラマ化されればそこから収益が得られる。その道が作れれば無料で公開することには何ら負担はない。

何万文字、何十万文字もを労力をかけて無料で公開する行為については経験した本人でなければ、きっとその気持ちは理解できないだろう。
数百万文字の小説書いた作者については、さぞ苦労したろうと思うかもしれないが、しかし作者の苦労話というのは意外にも聞かない。

創造の世界に入り浸るのは、ぶっちゃけ寝ててもできるし、苦労とは別のベクトルにある。
作家志望でなくとも普段何気なく妄想して遊ぶことは誰しもあるし、妄想することは創造の世界に入り浸る事と特別な違いはないだろう。

コスト0で脳内に展開される妄想の娯楽は、まずその時点で作者の欲求をも満たしている。

極論するならば


拘置所で死刑を待ち、そこでの自由がなかろうとも、妄想の世界では自由であり楽しむことができる。
物語の視点で自分以外の主人公やキャラクラーを創造して操作し、キャラ同士を絡ませたりすれば無限に遊べるという。そこにどれだけ大きな価値があるのか、それがいかに尊い事なのかは、実際に体験して感じてみないと分からないだろうけど、それが正解であることはある事はある程度は断言はできる。

100万タイトルもの膨大な小説が苦労ばかりで生み出されているとしたら、貴方の周囲からは創作の苦労話がいくつも聴こえてくるはず。
創作の苦労話を殆んど聞かないという事は残るのは【創作が楽しい】っていうことだけ


「だから犯人さん。大人しく捕まってみる気ない? まず逮捕されてると警察署の留置場に行くけど、そこではまだ容疑者扱い、無実の可能性ある者としてかなりの自由が保証されている。漫画喫茶並みとはいえないが漫画本が100冊くらい用意されていて、それを読む事ができる。たぶん警察官オススメの漫画ばかりが用意されてて嗜好に偏りがあるかもだが、もしバカボンドがあれば僕もそれをオススメしとくよ。宮本武蔵を題材としたドラマだけど、あれは凄く良いよ。もし痴漢冤罪等で無実逮捕されて留置場に行く羽目になるとしても、その代わりにバカボンドと出会えるのであれば冤罪の苦しみが帳消しになる程のカルチャーショックを得られるはすです。ちなみにバカボンドの作者はかの有名なスラムダンクの作者で…」


犯人「俺、物語を書いてみるよ…。でも自首はしない。逃亡生活をしながら執筆して、逃亡中に書いた小説として発表するね。そのブランド力でベストセラー入りしようと思う」

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