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【自転車旅行記】2008年秋 福島 ~磐梯山、会津若松など~(10/11~10/13)

いつもお読み頂きありがとうございます!

Jリーグもプロ野球も大リーグもどんどん開幕して、スポーツニュースを追うのが楽しい日々になってきました。

そんな中、先日の佐々木投手(千葉ロッテ)の完全試合は驚きました。

もちろん、伸びしろ抜群の将来性のある投手だとは思ってましたが、急にブレイクした感じがします。人間、突然才能が開花するものなのだなと思わされます。

自分も早く何かの才能が爆発しないかなと、無駄に期待を持ってしまっている今日この頃です笑。

さて、今日も自転車旅行記のnoteを書いていきたいと思います。

2005年からコツコツと続けている自転車旅行の記録を作成しています。全47都道府県を制覇しています。是非お楽しみください。
マガジンにまとめています。詳しい説明はこちら

* * *

紅葉を求めて吾妻山、磐梯山方面へ。美しい湖がたくさんありました。

基本情報

期間:2008年10/11~10/13
距離:201.7km
獲得標高:2,406m
コース概要:福島ー吾妻高原ー裏磐梯ー猪苗代湖ー会津若松(福島)
形式・人数:グループ旅行(7人)

コース全体

詳細コース

*記憶をもとに作成。実際に走行したルートと完全には一致していません。

10/11 福島ー中ノ沢温泉

行程:(輪行)福島ー吾妻高原ー中ノ沢温泉
宿泊地:花見屋旅館

新幹線で福島へ。福島から磐梯吾妻スカイラインを目指します。
遠くに猛々しい山々が。。あそこを登っていくのか、、きつそうですね~。

県道70号から見る吾妻山の山々

登り道に差し掛かります。きついです。そして、永遠と続きます。
でも、紅葉はいい感じでタイミングバッチリなことにフツフツと喜びが湧きます。

県道70号(磐梯吾妻スカイライン)の登り

磐梯吾妻スカイラインのビューポイント、不動沢橋です。
辺りは磐梯朝日国立公園になります。

最近2代目になった不動沢橋

橋から見下げると紅葉が本当にきれいで、滝も見えます!

不動沢橋から眺める谷 1代目の橋の橋脚が残っている

紅葉、谷、橋、秋の最高コンビネーション。
天気がもう少し良ければなお良かったんですけどねぇ。

不動沢橋

引き続き黙々と登ります。道路周りもいい感じの紅葉です。

紅葉を楽しみながらのクライミング

磐梯吾妻スカイラインのシンボル、吾妻小富士が見えてきます。
いい形です。

吾妻小富士

近づくにつれて、辺りが荒涼としてきます。

もう一息で吾妻小富士とご対面

開けたところに出ます。ここは浄土平と呼ばれていて、吾妻小富士も全容が見えました。

浄土平と吾妻小富士

この時、めちゃんこ風が強くて自転車が全く進まない現象が起きてました。峠を登ってきたダメージも相まって、かなり体力を消耗させられます。

それにしても殺風景な独特の雰囲気。火山高原ですね。

浄土平を貫く磐梯吾妻スカイライン

吾妻小富士にも登れます。火山口がぱっくり。標高1,707mです。

吾妻小富士の火口

この少し先が峠となっていて、この日は中ノ沢温泉まで一気に下ってフィニッシュしました。

10/12 中ノ沢温泉ー会津若松

行程:中ノ沢温泉ー裏磐梯ー猪苗代湖ー会津若松
宿泊地:民宿多賀来

この日は、裏磐梯を走ります。

裏磐梯は日本百名山の磐梯山の北側のエリアです。

1888年、磐梯山は水蒸気爆発により、山体の一部が大規模に崩壊するという大災害が発生しました。それにより、川がいたるところで堰き止められ、多くの湖沼ができました。それが今の裏磐梯エリアです。

当時は大変な被害だったようですが、現在は、それらの湖沼が風光明媚であることから観光地として人気を博しています。ここも磐梯朝日国立公園のエリアです。

県道70号(磐梯吾妻レークライン)を走っていると最初に見えてくるのが秋元湖。ひっそりとしてます。

秋元湖

中津川渓谷を見に散策します。緑のトンネルがフレッシュ過ぎました。

中津川渓谷へつながる遊歩道

うねうねとした特徴的な岩を水が滑っていくような渓谷でした。
福島の中でも屈指の紅葉スポットとのこと。

中津川渓谷

再び磐梯吾妻レークラインを走って、その最高地点(997m)へ。秋元湖を見下ろします。

秋元湖 遠景

裏磐梯には、秋元湖の様な大きな湖以外にもたくさんの小湖沼があり、総称して五色沼と呼ばれています。緑・赤・青など、様々な色の湖面をもつ湖沼が点在してます。

こちらは毘沙門沼。湖面は、普通の色、、ですね。。

五色沼の1つ 毘沙門沼

さて、裏磐梯も十分に楽しんで、猪苗代湖の方に抜けていきます。この辺りからは磐梯山がよく見えます。こっちのエリアは表磐梯というそうです。

表磐梯から見る磐梯山

いびつな形をしているのが分かります。水蒸気爆発の威力が伺えます。

さて、この辺りの名士といえば野口英世。その生家が残ってます。
屋根でしっかりと守られてました。

野口英世記念館 野口英世の生家

野口英世は、子供の頃に囲炉裏に手を突っ込んでしまい、大やけどを負っています。その囲炉裏が残っていて、ちょっと感慨深かったです。

そんなこんなで猪苗代湖に到達したのはもう日も暮れた頃。猪苗代湖は日本第4位の大きさの湖です。ここも磐梯朝日国立公園に属してます。

夕暮れの猪苗代湖

この日は会津若松まで走って宿に泊まりました。

10/13 会津若松

行程:会津若松(輪行)

この日はサクッと会津若松を観光するのみの予定。

まずは白虎隊の悲劇で知られる飯盛山です。
戊辰戦争で散っていった若い志士を思うと心が痛みました。

飯森山の登り口 この先に隊士の墓がある

そして、飯盛山といえばさざえ堂ですね。入り口からぐるぐるとらせん状にスロープを上り、いつの間にかまたぐるぐるとスロープを下っている、という不思議建築です。

円通三匝堂(重要文化財

実はここ、この1年前にも訪れてました。まさかこんなに早く再訪できるとは奇遇です。

この後、会津若松駅から輪行で帰宅しました。

* * *

桜の季節から新緑の季節になってますね。

GWまで2週間余り、今年は色々と出かけたいもんです!

最後までお読み頂き、感謝です!
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それでは!

*カバー写真:磐梯吾妻スカイラインの登り(福島)

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