見出し画像

【自転車旅行記】2010年秋 山梨・静岡 〜北口本宮冨士浅間神社、富士山本宮浅間大社など〜(11/20~11/21)

いつもお読み頂きありがとうございます!

今日で仕事納めでした。

いやぁ〜、今年も頑張った!あとはゆっくりします。

季節はもうクリスマスですが、またまた秋の自転車旅行記noteを書いていきたいと思います。

2005年からコツコツと続けている自転車旅行の記録を作成しています。全47都道府県を制覇しています。是非お楽しみください。
マガジンにまとめています。詳しい説明はこちら

* * *

紅葉を目的に秋深い富士山麓へ。1泊2日ながら濃厚なツーリングでした。


基本情報

期間:2010年11/20~11/21
距離:77.6km
獲得標高:779m
コース概要:富士吉田ー河口湖ー精進湖ー朝霧高原ー白糸の滝ー富士宮ー富士(山梨・静岡)
形式・人数:グループ旅行(5人)

コース全体

詳細コース

*記憶をもとに作成。実際に走行したルートと完全には一致していません。

11/20 富士吉田ー精進湖

行程:(輪行)富士吉田ー河口湖ー精進湖
宿泊地:民宿丸慶

スタートは、富士吉田。
富士吉田といえば吉田うどん。早速腹ごしらえです。

美也川

ワイルドな歯応えがクセになります。お店ごとに結構独特のスタイルがあったりするそうで、いつかうどん巡りしてみたいもんです。

続いては、市内に残る富士講の御師の家に行きます。

旧外川家住宅(重要文化財)

富士講とは、江戸時代に流行った民間信仰で、富士山を聖地として崇めていたそうです。そして、御師とは、その信仰に基づいて富士登山をする人々のお世話役であり、その拠点の1つがこの旧外川家です。

中は見学できます。
エントランスに秋を感じました。

旧外川家住宅、エントランス

江戸時代には富士吉田に100件近い御師住宅があったそうです(今は2-3件残ってるのみ)。沢山の方がここに宿泊してから富士山頂を目指したとのこと。

色々と説明を聞かせてもらった我々

大輪の菊が咲いてました。ちなみにこの住宅は国の重要文化財かつ2013年に世界遺産登録された「富士山」の構成資産です。

縁側の大菊

さて、北口本宮冨士浅間神社に移動します。ここは富士山信仰の一大拠点で、富士登山道の吉田口の起点でもあります。

北口本宮冨士浅間神社 一の鳥居

ちなみにこちらも世界遺産の構成資産。

早速参拝します。境内は重文建造物がたくさんあります。

北口本宮冨士浅間神社 随神門(重要文化財)

朱色の社殿が美しいです。
こちらは拝殿。

北口本宮冨士浅間神社 拝殿(重要文化財)

こちらのミニ社殿も重文。

北口本宮冨士浅間神社 東宮本殿(重要文化財)

吉田口の登山道の起点(0合目)です。
いつかここから富士登山してみたいものです。

富士吉田口 0合目

既にイチョウが散ってましたが、これはこれで美しかったです。

境内のイチョウの絨毯

さらに移動して河口湖へ。
紅葉と富士山と湖って合いますね〜。

河口湖より富士を望む

この日は紅葉祭りをやってました。まさに紅葉のピークってタイミングでした。燃えるようです。

覆い被さる紅葉

枯れている川が紅葉でびっしり。。
まさにガイドブックで見た景色がそのまま再現されてました。

紅葉の川

グラデーションが凄い!

紅葉のトンネル

天がご褒美でくれた景色って感じがします。

この日は精進湖の畔の宿まで走って走ってフィニッシュです。
途中、夕陽が見えました。

西湖から望む夕陽

河口湖、西湖、精進湖を含む富士五湖は富士箱根伊豆国立公園のエリアです。

この時期は、夕方一気に寒くなるので注意が必要ですね。

11/21 精進湖ー富士宮

行程:精進湖ー朝霧高原ー白糸の滝ー富士宮ー富士(輪行)

朝、富士山の西の山麓にある朝霧高原を走ります。
気持ちよく広がる高原の先に富士山が見えるのは本当に最高。

朝霧高原から望む富士

さらに進んで人穴というところに行きました。富士山噴火の際に溶岩によってできた洞窟です。

ここは富士講の聖地とされていて、かつてこの中で多くの人が修行をした場なのだとか。

人穴

富士山の周りには、こういった溶岩洞窟がたくさんあるので巡ってみるのも楽しそうです。

朝霧高原からは海に向かってぐんぐん下って行きます。
途中白糸の滝によります。

白糸の滝

水が岩壁に沿って糸のように流れ落ちる様が本当に美しいです。

そしてこの滝、川が流れ落ちているというより、富士山が蓄えた豊富な水が水が岩壁から湧き出て滝となっているんです。

湧き出す富士山の水

富士の恵みって感じがします。
ちなみにこちらも世界遺産の構成資産で、国の名勝及び天然記念物に選ばれています。さらに、朝霧高原も含めて富士箱根伊豆国立公園のエリアでもあります。

さて、富士宮市内にさらに入って行きます。
富士宮といえば、元祖B級グルメの富士宮焼きそば。

まりもの富士宮焼きそば

こちらも麺の噛みごたえがたまらない一品。吉田うどんといい、富士周辺のはワイルドな麺料理が多いですね。

富士宮といえば、富士山本宮浅間大社。
駿河国一の宮、全国に約1,300社ある浅間神社の総本社で、富士信仰の総本山という場所です。そして、こちらも世界遺産の構成資産。

ここの赤い社殿が美しいんですわ。

富士山本宮浅間大社拝殿

全体的なプロポーションもかっこいいこと!
奥の本殿は重要文化財です。

奥は富士山本宮浅間大社本殿(重要文化財)

ちょうど七五三の時期で賑わってました。

そしてこちらの神社のお気に入りポイントは湧玉池。

湧玉池

こちらも富士山の湧水が池となっています。ですのでとにかく水が綺麗。。
国の特別天然記念物となってます。

透き通る水質

心が本当に清らかになります。
これまでの罪がさっぱり水に流れていった気分になってました。

最後は富士市まで走って輪行で帰宅しました。

* * *

これでもかという程に富士山の魅力を感じた旅程でした。

ちなみに今回のルート、2007年に概ね逆ルートで走ってます(その旅行記はこちら)。
ただ、逆に走るだけでまた新たな魅力が見つけられるものですね。

以上

最後までお読み頂き、感謝です!
よろしければ「スキ」をお願いします。

それでは!

*カバー写真:河口湖の紅葉祭り(山梨)

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 他のnoteも是非読んでいただければ嬉しいです。