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マイクロ・マイクロツーリズム@東灘




うちの職場はカレンダー通りの休みなので、
今年のゴールデンウィークは後半の3連休だけだ。
しかも先月いろいろ出費が重なってしまったし、そもそも人も多いだろうしということで、
このゴールデンウィークに遠出はしないでおこうと決めた。

でもやっぱりどこかに行きたい。
普段休みがほしいくせに、いざ休みになるとじっとしてはいられない。どこかに行きたくなる。


そこでコロナ禍に入ってからよく聞くようになった、
『マイクロツーリズム』
という言葉を思い出した。

マイクロツーリズムとは、自宅から1時間から2時間圏内の地元または近隣への宿泊観光や日帰り観光を指す。
Wikipedia


候補地は何個かあって、
北条鉄道とか神戸電鉄とか乗ったことがなかったから北区や小野の方へ行こうかと思っていた。
だけど朝うだうだしているうちに日も高く登ってきて、北区や小野まで行く元気がなくなってきた。
あと図書館に本を返さないといけない分が見つかったので行かないといけない。そして本も借りたい。それなら普段あまり行かない図書館がいい、という条件も加わったので、東灘の図書館に行くことにした。


東灘の図書館は住吉駅から徒歩5〜10分の所にある、綺麗で広い図書館だ。東灘ならあんまり行くこともないし、知らないところが多い!行くっきゃない!ということになった。
電車で3、40分だから超マイクロツーリズム、
「マイクロ・マイクロツーリズム」と名付けよう。


かくして出発した私。JRに揺られ住吉駅に到着した。駅隣接の商業施設シーアの中を少しぶらりとした後、図書館に向かった。

東灘図書館 出入口(一昨年撮影)
図書館前の住吉川(一昨年撮影)

現在の建物は2013年に建てられた2代目で、外も中も綺麗だ。出入口を入ったところに、だんじりと住吉近辺の各だんじりについての展示がある。
今日も図書館の前に人だかりがあって、何かなと思ったら運行を終えて帰ってきただんじりがしまわれる所だった。この3連休、東灘一体ではだんじり祭りが行われているらしい。写真を撮り忘れたのが惜しいけど、水色の法被で参加人数は多かった。

ちなみに図書館から出たあと、紫色の地区も見かけたので今度は写真に収めた。

真正面から見たかった!立派な山車

激しい偏見だけど、東灘の人って落ち着いた都会の人ってイメージなので、こういう熱気のある祭りをしているのが意外だった(どんなイメージ)。
そういえば灘区民の知り合いが、家族が出るからと気合いを入れて見に行っていたことを思い出した。西ではあまり聞かないので、市内でも文化の違いがあるんだろうか?


本住吉神社の近くまで来ていたので、ついでにお参りをした。だんじりもここの神社の分かなと思ったのもある。

今日は気持ちいいほどの晴天だったので、本殿の赤色と補色になって綺麗な写真が撮れた。映え。出店も結構出ていて参拝客も多かったので、ここでもだんじりの盛り上がりを感じた。


神社を出ると阪神御影駅まで歩いた。
御影クラッセ という商業施設の名前をよく聞くけど、行ったことがないので行ってみたかったのだ。

とくに買い物予定はないけどブラブラ、雑貨屋さんや本屋さんに立ち寄った。
ただの駅近商業施設と侮るなかれ、阪神百貨店・阪急オアシスが入るなかなか大きな施設なのでなんでも揃っていた。服屋さんも雑貨屋さんもレストランも、なんでもある。三宮に出なくてもだいたいのことは御影クラッセで事足りる。

私の最寄り駅にはこういう大きな施設がないので本当にうらやましい!
とくにうらやましいのが、本屋さんと文房具屋さんの品揃えが私好みだった!御影近くに引越しを本気で考えたい。
御影どころか住吉近辺も、シーアがあるし図書館もあるし、すごく住みやすそう。いいなあと思いながらも、この東灘のお上品な雰囲気に果たして私は耐えれるか?とすぐに諦めた。将来はわからないけど、とりあえず今は無理か。諦めよう。


そんなことを考えながら、疲れてきたので阪神電車に乗り三宮へと向かった。三宮まで帰ってくると現実に帰ってきたなという感じがした。(15分くらいしか乗ってないけど)

そもそも、旅というより散歩に近かった。
でも同じ市内でも全然行くことがないと新鮮な気持ちで歩ける。自分の単純な性格が誇らしい。だから今日のは私の中で旅認定をした。
次は北区あたりを攻めようか、神戸電鉄乗ってみたいし。

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