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3度目の蔓延防止措置と子育て世帯への食糧支援

先日、兵庫県に3度目の「まん延防止等重点措置」が発出(区域指定)されました。期間は週明け(8/2)から8月末までの30日間です。

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置、県の独自要請などがありますが、兵庫県内ではどれだけの期間出されているのか、ふと疑問に思ったので、簡単に調べてまとめてみました。

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上図の赤色が「緊急事態宣言」、黄色が「まん延防止等重点措置」、灰色が「兵庫県の独自要請」です。2021年になってからずっと何かしらの要請期間が続いているんですね。若干、間違っている可能性があるかもしれませんが、ほぼその通りだと思います。

このような状態が続いているので、生活で苦しんでいる人も多くなっています。先日、NPO法人キッズドアが困窮世帯調査の結果を公開していました。調査結果はリンク先はご覧いただきたいのですが、ざっくりと概要をまとめると、

・年収が200万円未満の世帯の増加
・貯蓄が出来ていない世帯が増えている
・そのような状況が続くことで、子どもの精神面にも影響を及ぼしている
・夏休みの子どもの昼食について8割を超える家庭が心配している

という感じです。

寄せられた声

実際に、兵庫子ども支援団体でも子育て世帯にアンケートをしたところ78%の家庭で昼食の心配が寄せられました。

今でも、親の食事を削ってでもお腹いっぱい食べさせてあげようとしてるが、夏休みの給食がなくなることで3食満足に食べさせてあげるじしんがない
夏休みは昼食も増えるので食費が心配 光熱費も上がる
給食がないから夏休みの食事に不安があります。2食になるだろうなと…
我が家にはクーラーがないから普段なら図書館などで過ごさせていたけど、コロナ禍で出来ず、暑い中で受験勉強させるのが心苦しいです。
学校が休みになると給食もなくなるので、まずは食費の負担が多く、栄養面もそうですが3食しっかり食べさせてあげることが出来るか不安です。
また家にいる時間が増えると光熱費も増えるので厳しい状況です。

夏休み期間中の昼食を支えるための食糧支援

そこで団体では、夏休み中の子どもたちの昼食を支えるために、県内の子育て世帯100世帯に食糧支援を実施しました。申込は7月4日頃より始めましたが、3日も経たないうちに定員である100家庭から申込をいただきました。

今回届けた食糧は、家の人がお仕事などに出られていても、子ども一人で食べられるように簡単なもの(インスタント食品)や飲料、子どもに買ってあげられていないという声があったためお菓子を届けました。

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追加での支援

まだまだ食事で大変な思いをしている家庭があると考え、7月中にいただいた寄付をもとに追加で10世帯に食糧支援を実施しました。申込自体は本日受付しましたが、すぐに定員に達してしまいました。

さらに今後、支援を提供できるようになったらホームページや公式LINEでお知らせします。そのため、公式LINEの友達登録も宜しければどうぞ。

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兵庫子ども支援団体が行っている食糧支援や様々な活動は、ご寄付をもとに実現しています。コロナ禍で自力で頑張っている子どもや家庭があります。一人でも多くの子どもや家庭を支援していくために、あなたも寄付で支えませんか?

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