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スライドから動画ファイルを取り出す

ちょこっとググればすぐわかる

 授業で学生に見せた動画のうち,著作権上差し障りがなさそうなものについてはLMS(うちの場合はGoogle Classroom)経由でYouTubeから見られるようにしようと思った。
 YouTubeにもとからある動画は,ただそのリンクを貼ればいいだけだから簡単。問題は,私が自分でとった動画で,スライドの中に貼りつけたものはあるが,もとのファイルがどこにあるかわからないものをどうするか,だ。
 これはちょっとググってみたら,すぐに方法がわかった。
 スライドの拡張子を,「.zip」に変えて展開してやると中身がファイルに分かれた状態で見られるようになる,ということだ。
 そういえば,Keynoteを最初に使い始めたころ,Keynoteのプレゼンテーションのファイルが入ったメモリスティックをWindowsマシンにつないだら,プレゼンテーションのファイルがフォルダとして表示されて,中の絵だの動画だのがバラバラのファイルで格納されていたのが見えた,という経験をしたことがあるような記憶がある。もともとそういう仕組みなのね。
 そうやって,zipファイルを解凍して,中から動画のファイルを取り出せばいい,ということだ。これは,PowerPointでもKeynoteでも基本的には同じらしい。

解凍ソフト

 Keynoteの場合,プレゼンテーションファイルの拡張子をただ「.key」から「.zip」に変えてやり,それをダブルクリックするだけで,デフォルトのアーカイブユーティリティ(緑の四角いアイコンのやつ)が起動して解凍が終了する。簡単だ。
 PowerPointの場合は,拡張子「.pptx」を「.zip」に変えてダブルクリックすると,アーカイブユーティリティが動き出すものの,解凍できないと言われる。
 AppStoreから無料の解凍ソフトを一つ,落としてきて使ってみた。Oka Unarchiverというものだ。これを使ったらちゃんとPowerPointのファイルも解凍できて,動画ファイルも取り出せた。
 ところが,このOka Unarchiver,同じ開発者のソフトなのだと思うが,「こんなソフトも使いませんか」と広告をかませてくる。一度使っただけで勝手にメニューバー に入り込む,といった挙動が,ちょっと気に入らなかったので削除した。
 The Unarchiverという別のアプリを使ってみたら,これは感じがよい。ちゃんと開けるし,落ち着いた操作感。
 ただ,そんなことをやっているうち,「このアプリで開く」の選択肢の中に昔馴染みのStuffit Expanderがあるのが目に入った。なんだ,これがあるじゃないかと使ってみたら,これでもちゃんと開けた。どうやら新しいアプリを落としてくる必要はなかったようだ。

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