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鬱で仕事を辞めてから社会復帰するまで

2021年の年末にわたしは仕事をやめました。
鬱が酷く起きられなくなり、寝ていることしかできなかった頃です。
仕事を辞めたきっかけから2023年の10月に仕事を得て社会復帰するまでの話をしようと思います。
自分はうつ病の診断は出ておらず、双極性障害のうつ状態として治療を行いました。


新卒でセクハラ、パワハラに遭う

新卒で入った職は健康器具の販売員でした。
仕事はそんなに忙しくなかったですし、休みが不定休なのがつらかったくらいです。
この職場には癇癪持ちの店長と、自分にだけ当たりのつよい販売成績のいい先輩がいました。
癇癪持ちの店長はいつ琴線に触れて怒鳴るかわからず、
みんな腫れ物に触るように接していました。深夜に店のグループLINEに長文を送ってきたり電話をしてきたりして反応を求めてくることもしんどかったです。
販売成績のいい先輩は、わたしのミスでもそうでなくてもわたしのせいにして怒鳴りました。電車に乗っていて電話に出られない時にキレて鬼電してきてLINEで何度も拒否しました。かと思えば、性事情に突っ込むような話を振ってくるなどセクハラもあり、何を考えているのかよく分からない先輩でした。この頃から今でも電話が苦手です。
会社の他の方からも、様々セクハラやパワハラに遭い精神が疲弊して、最後の方は眠れず、会社に行くのがつらくて誤魔化すようにデパスを多量服用して店に立つようになりました。
限界だったのでこの会社は一年で辞めました。

2社目で限界が来て休職→退職

その後、事務の仕事に転職しました。発注を受けてデータ処理を行うのが主な仕事でした。
その頃新型コロナウイルスが流行り始め、この会社にもリモートの波が訪れます。
会社の人と仲良くなる間もなく始まったリモートで、人間不信気味になりました。電話でもメールでも相手が怒っているような気がしてずっと不安でした。
また、リモート前は家に持ち帰れなかった仕事を家に持ちかえることで、実質24時間メールを確認しなければならなくなりました。無限残業編開幕。ずっとメールが来ることに怯えて過ごすようになりました。
デパスを多量服用しながら、ごまかしごまかし仕事を行っていましたが、ある朝全く布団から起きられなくなりました。それをきっかけに休職し、一度は復職しましたが、結局二度目の休職になり、職場の先輩の勧めから退職となりました。

布団から動けない日々→引越し

その後は布団から動けず、かと言って眠れない日々が続きます。動けた日に買い込んだスーパーのおにぎりを冷凍して食べ、Amazonで買ったレンチンだけでできるパウチの丼を食べしながら暮らしていました(お湯を注ぐものは熱すぎて気が滅入るので食べられなかった)
鬱の薬を試したり、色んな睡眠薬を入れ替えたりしながら通院しました。吐き気が出たり手に力が入らなくなったりと副作用が苦しかった覚えがあります。自殺未遂を繰り返したりオーバードーズを繰り返したりしながら暮らしていました。
その後、同居人の転居もあり、家を引き払うことになり実家に引っ越しました。

実家とラヴィット!

実家は田舎なこともあり、やることは家にいるくらいで特に何もありませんでした。初めのうちはODも酷かったですが、病院を変えて薬が変わったことでそれも無くなりました。
朝からぼーっとしていた時に、テレビでやっていたのがラヴィット!でした。TBSの朝のバラエティ番組で、長いOPとコーナーの安定した構成で見ていて安心感がありました。これを見るために朝8時に起き出してテレビの前に座るようになりました。生活リズムを整えてくれたのは完全にラヴィット!でした。ありがとうラヴィット!

体力作りと社会復帰に向けて

実家での療養が半年を過ぎた頃、社会復帰への焦りもあり司書資格の勉強を始めます。通信教育で療養の経過に合わせながら進め、こちらは一年で修了することが出来ました。
ラヴィット!にハマり、イベントに遠出をすることもあり、その際夜になると必ず吐いてしまうくらい虚弱になってしまっていました。
毎日寝ていた体の体力を取り戻すために、療養から1年半ぐらいでカーブスを始めました。マシンと足踏みのサーキットトレーニングで、筋肉がつき、一日にやれることがどんどん増えていきました。会員さんは年上の方が多いのですがそれがかえって良く、易しいところから始めてよりハードに運動強度を変えていくことができるのが理想的でした。
仕事に復帰することにかなり苦手意識があったため、精神科を通して就労支援を受けました。支援員さんがついて、得意不得意の検査や、仕事に関する問題の洗い出し、不安事の聞き取りなどでお世話になりました。エントリーシートの作成や、事業所への見学などもこのシステムを利用すると可能なようです(自分は使わなかったです)

社会復帰へ

ハローワークや就労支援でのお仕事の紹介によって、就職活動を進めました。障害者就労としてオープンで求職しました。
司書の求人もあり、応募しようと思った矢先、古くからの知り合いの方が仕事を紹介してくれて就職に至りました。

お金に関するTips

仕事を休む時にネックになってくるお金の話を記録として書いておきます。自分は双極性障害だったので全て使えましたが、うつ病だと使えない場合もあるので各自確認してください。

障害者年金

お金にも困っているし、働ける見込みもしばらくなかったので障害者年金の申請をしました。自分の場合は運が良かったのか、年金事務所の方が懇切丁寧に教えて下さり受給に至りました。申請をしてから通るまで半年くらいかかります。
症状は重めに書いてもらうようにとも指導されました。また、申請時までの勤続年数によって受給できる年金が変わるので(厚生年金の有無)その点もチェックが必要。
障害者年金が出れば、障害者手帳も貰えます(要申請)

傷病手当

会社が出してくれる手当になります。自分の会社は申請から結構時間がかかりました。
会社が決めている書式に則って申請します。
前述した障害者年金とは併給の金額調整が必要なので、障害者年金の申告が必要。

失業保険

失業保険が1番支給が速いです。ただし傷病手当が貰えている間は貰えません。障害者年金との併給も可能です。
自主退職の場合、3ヶ月失業保険が受け取れないというシステムがあるのですが、辞職理由が疾病の場合、申告すると3ヶ月の待機期間がなくなるシステムがあります。
また、障害者として就職活動をすると少し長く失業保険が貰えます(確か障害者手帳が必要)

精神科の自立支援医療

精神科の負担金額が3割→1割になるシステムです(収入によって月ごとの上限金額も決まる)
精神科に通うのであればこれは利用した方がいい。ただし生命保険に入れなくなったりするので、保険に入るなら先に保険に入っておくべき。

こんなところです。
ここまで読んで頂きありがとうございます、お役に立てば幸いです。

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