#500【中国】何度も行きたい兵馬俑
大家好!みなさんこんにちは、Anneです!
日々旅、してますか?
突然ですが、皆さんは”兵馬俑”に、何度会いに行ったことがありますか?
私は、中国に滞在していた時に現地に2度、そして帰国してから兵馬俑が日本で展示をしてくれたのでその時の1度の<計3回>会いに行ったことがあります。そして、機会を作ってまた4回、5回・・・・と、会いに行きたいと思っているのです。
さて、今回はそんなことを考えていたら、かつて訪れてまたぜひ何度でも訪れたい、でも今すぐには訪れることができない場所について書いてみたくなりました。今回は、真夜中の寝台列車の中でどこかへガタンゴトン揺られながら聞いているラジオの様な感覚でお楽しみください。
▼西安という場所
忘れもしない、留学生活の最後の大旅行。
北京で一年を過ごした私が、頻繁には訪れることのできなかった内陸地へ、この大陸を去る前に、と、友人と計画したそれはそれは壮大な旅行。
北京から蘭州、そして西安へ長距離列車を乗り継ぎながらたどり着いた場所。
それが西安でした。
この時、西安を訪れたのは実は二回目。もうほとんど壊れかけのコンパクトデジタルカメラを首から下げながら、怖いものは何もないとでもいうようにあっちへこっちへと撮り歩いた旅。(左がケラレの様になっているのは壊れかけていたから)
とにかくいろんなものが大きくて、広くて、美味しかった。以下とにかく夢中で納めた記録達です。
何だろうこれ‥‥なものも、かわいいな、なものも。こんなのが世界のどこかに存在しているんです。きっと今も。行かなきゃ一生見ることがなかったであろう、昔昔に作られた石碑や大きな塔も。
西安は、北京や上海とは違った魅力にあふれた土地でした。
▼食を堪能せずして旅を堪能したと言えるのか
見出しの通りです。やはり旅に出たらたくさん食べねば!
西安は麺を食べることが多かったです。麺の文化だからというのもありますし、失敗が少ないというのもありました。
しかし、興味が全て勝るということで‥‥こちらは、一番画数の多い漢字「ビャン」が使われている、「ビャンビャン麺」!
麺自体は刀削麺の様に幅広。なが~~~~いです。味は、可もなく不可もなくだった記憶。。。。
そしてこれが美味しい「羊肉泡沫」!羊肉と、しろいふわふわは、パンみたいなものなのですがこれをちぎってスープに浸して麺のようにして食べるのです。こちらもまた西安の食。最初、ばらばらで出てきて、自分でちぎる?って言われるんです。自分でちぎってお好みのサイズにパンをちぎってもいいし、たのんだわ~と言って、おすすめのサイズにちぎってもらうもよし。
どちらにしろ、こってりスープとなかなか合う、罪な味です。
ちなみに、日本で西安料理の食べられる美味しいお店を唐突に紹介します。
いくつか他にも店舗があります。お気に入りのお店を見つけてみて下さい。このご時世ですのですぐには難しいですが、落ち着いたら複数人で行ってシェアしながら楽しむのがおすすめです!
▼何度訪れても発見のある歴史的な場所「兵馬俑」
何度も何度も行きたい場所、兵馬俑。なぜだか惹かれる無数の人型達。
教科書に載っているのを見た記憶がある方も、おおいのでは。
保存のため、雨風をよけつつも換気のよいスペース。とにかく大きいです。兵馬俑のすぐそば、下に降りれるのはVIPだけなので私たちは上から見下ろす形で見学をします。
そして、ここでは今なお発掘・研究作業が行われています。
兵馬俑で印象的なのはこのグレーの土気色と言えるかと思いますが、実はもとは着色をされているのです。今の技術では、彩色したものを出土させてもすぐに酸化してしまい色が失われてしまうので、その色が保てるような技術ができるまで、土の中に保管し続けているものもあるのです。
そうして、土の中から外の日の目をみれる日を楽しみにしている兵馬俑がまだまだたくさんいます。私は、そこに非常にロマンを感じています。
有名なポーズをとっている兵士たち数名は、ガラスの中に入れられてライティングをされて展示室に飾られています。
日本に来た時には撮影NGになっていたのに、現地ではバチバチとってOKだったなあと、かえって来てから思うなど。
まさか、この写真を撮っている時はその後日本で再開するとは思ってもみなかったのですが。
二回目に訪れたこの時は、秦の始皇帝の墓陵に案内してもらいました。
”とにかく大きい丘”という感じで、ピンポイントにここの下にいる、とかまではわからなかったのですが、すぐ近くに始皇帝がいて、観察されているような感覚になりました。見られてたのでしょうか。
▼おまけの蘭州
私が中国に興味を持ったきっかけを考えると……きっかけがありすぎて、出会うべくして出会ったような気がしているのですが、そのきっかけのうちの一つをご紹介しましょう。なぜならこの次の写真を紹介するのにそのエピソードは欠かせないから。
更に中国を好きになるきっかけとなった一つにとあるテレビ番組があります。
それは、NHKで放送されていた、関口知宏の「中国鉄道大紀行」。一筆書きで鉄道を乗り継ぎ、中国の大陸を旅していくという番組でした。等身大の優しくてほっこりした現地の方々、雄大な自然、とにかく長い列車、おいしそうな食……すべてがそれまでの”中国”の印象を塗り替えていきました。
さて、それでこの写真です。一体なんだかわかります…?
ちょっと遠いのですが、見て頂きたいのは右端の何か立てかけられているヤツです。
これ実は、豚の皮で作られた「羊皮筏」というもの。川渡の船なんです。
はじめてみたのは「中国鉄道大紀行」の中で!その本物の船が!目の前に!!と、大興奮しました。
ちなみに写っているのは黄河です。季節的に黄色じゃなくて緑色をしてました。残念。。。。
そしてさいごはやっぱり食べ物で!
ラーメンの本場蘭州名物「蘭州拉麺」!面が黄色い!(小麦)と感動し、爽やかな味がとても美味しく、印象的でした。また本場で食べたい味です。
それではまた、旅に出る日まで。再見!
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