3/22、一つの歴史の終わりに立ち会うことができました。54年間運転されていた「千里中央行き」の電車とお別れです。

北大阪急行の延伸開業により、現在の終点が「千里中央」ではなく「箕面萱野」に変わることによるものです。
3/23延伸！とデカデカと書いてありましたが、この日が最後と認識していなかった。
最近、毎日終電近くに帰宅しているので、たまたま終電間近の、本当の最後に立ち会えました。

大阪に異動してきてから、毎日必ず目にする地名です。「千里中央」…ってなんぞやと。

緩やかな丘にたくさんの里があることが名前の由来で、高度経済成長期には、日本初の大規模なニュータウン、千里ニュータウンができました。
千里中央駅には、せんちゅうパルがありますね。

心なしか混雑していて、私は前方車両で待機していましたが、同じく何人か鉄オタの皆様が待ち構えていました。

車掌さんもダッシュで向かってます。
なかもず行きは反対方面ですが、ここ江坂駅止まりが反対方面へ折り返すため、なかもずと表示されています。

ホームドアはとっくに「箕面萱野」方面に書き換えられていたようです。

下の写真は、1年前ですが、ホームドアに「江坂・千里中央方面」とあります。(字小さくてごめん)  
当時は、なんで江坂と千里中央を2つ書いてるんだ？と思ってたけど、御堂筋線は江坂止まり、そこから先の千里中央までが北大阪急行だからです。

いつから千里中央方面の文言がなくなってしまったんだー！(日常すぎて方面の表記いちいち見てませんでした)

今回、千里中央駅まで追いかけて行ったりはしなかったけど、せんちゅうもターミナル駅感満載で好きです。終着駅ってそれ相応の雰囲気がある。寝過ごした酔っ払いがお世話になった駅だろうなと思いを馳せます。

箕面ラッピング列車も走る。万博バージョンもあったりにぎやかです。

いつかの千里中央行き、終電の電光掲示板。

御堂筋線の車内で、本日が最後ですというアナウンスを聞くことができました。「千里中央行きです」のアナウンスが聞けなくなるのは寂しいですね。

大変お世話になりました。