リユースを学ぶ
古い考え方
ぼくは新品を所有するのがステータスの世代だ。新築、新車を所有するのがかっこいい、中古品はかっこ悪い。
いまは違う。シェアの時代。所有することへのステータスは下り、リユースしていくのがかっこいい。
フリマアプリを活用して必要なものを安く手に入れ、不要になったらすぐ売るみたいな話を聞いた時、すごく納得するのだけど行動に移せない。新品を購入して捨てられず部屋に残り続けている。
ぼくはもう仕方ないのかなーと思いつつ、子どもたちが古い価値観のまま育ってしまうのは忍びない。
リビングに子どもたちのおもちゃがあふれかえっている。おもちゃを整理する棚はすでに満パンで床におもちゃが散らばっている。
この状況でお小遣いも無いのに新しいおもちゃやゲームが欲しいと言う。アホか!
買う経験
妻の実家に行った時、時間を持て余したので子ども(長男)を連れて近所のブックオフに行った。たくさんの本やゲームが陳列されているなか、どういうお店なのかを説明した。「読まなくなった本や遊ばなくなったおもちゃ・ゲームを売って他の誰かに使ってもらうためのお店だよ」。
お店を一周しつつ、ニンテンドー3DSのゲームを彼のお小遣い720円で購入した。レゴなんとかというタイトルでぼくはぜんぜん知らないけど、初めて自分のお小遣いで買ったゲームは誇らしげだった。我が家にニンテンドー3DSがあってよかった。
おもちゃ屋さんではなかなか手が届かないけどブックオフなら買えた。この体験はなかなか良かったようでその後も機会があればブックオフに立ち寄るようになった。
売る経験
ある日、ブックオフで990円のゲームを発見。彼のお財布の中身は970円。20円足りない。ここでアイデアを授けた。「遊んでいないおもちゃを売ろう」。自宅に帰りおもちゃを整理。遊ばなくなった幼児用ブロックを持ってブックオフで査定して頂く。査定価格は300円。
これを元手に990円のおもちゃを無事に購入。家は片付くし欲しいゲームが手に入るしWinWinだね。
まとめ
幼児用ブロックの新品定価は1万円を超えているので300円の査定はかなり厳しい。が、リユースに気づかなければお金払って捨てていたし部屋は片付いた。結果として良い体験ができたと思った。
価値観を変えなきゃと思っていたところに身近なブックオフはありがたかった。必要なものを安価で手に入れて、不要なモノをビシバシ売る、賢く生きていこう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?