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Nana Kazumi Live Report(4.13 at CLUB UPSET)

初めましての場所で緊張しています、とのMCでスタート。そんなことは感じさせない、トッパーとして堂々たるステージでした。

対バンは2組ともバンド、弾き語りはカズミナナさんのみ。この日はめずらしくエレキギターとのことで、きっと疾走感のある曲でまとめられるのかなぁと想像していましたが、そこはカズミナナさん、落ち着いた雰囲気のセットリストで、軽く予想を裏切ってきました笑 たっぷり5曲のステージ…いつものことながら、あっという間でした。

以下セトリを順を追って。間違いなどありましたら、どなたかご指摘をお願いいたします。


M1- まる
最近のライブで演奏されている新曲。まだSNSや動画サイトでは未公開とのこと。一見、恋愛がテーマのように聴こえますが、そこはカズミナナさん。裏テーマがあるようにも思えます。最近のカズミナナ音楽の入口の曲、なのかもしれません。

(2023/4/15 Nana Kazumi YouTubeチャンネルにて公開されました。しっとりとしたとてもいい曲です。ぜひ!)
https://www.youtube.com/watch?v=OB2KiLdv9Ks


M2-もしこの胸が無かったら
意思の表れ。とても力強い曲でした。こちらも新曲。
いつもながら何でこんな芸当ができるのか、1、2日前にできたばかりで、このクオリティー。ほんとうに驚かされるばかりです。

M3-Numbers
こちらも2日前に動画サイトに公開されたばかりの新曲。音楽の申し子というか…もう唖然としますよね。

(この新曲3曲を通して聴くと、それぞれの楽曲がリンクしているようにも思えるし、貴方がライブに足を運んだのなら、カズミナナさんの今を知ることができると思います。)

Numbersは、海外留学から帰り、日本での音楽活動、ライブハウスに出演される中、?と思ったことをモチーフにし制作されたとのこと。

カズミナナさんは日常で感じたこと、ポジティブ/ネガティブなことも含め楽曲として昇華されるそうです。それを受け取る側の僕らにとっては、音楽作品として普遍的なものであり、世の中のトピックがしっかり捉えられていると感じます。

歌詞の一文、I don't wanna think what you think、Google直訳(あなたがどう思うかなんて考えたくない)がとても刺さります。
……レポートを続けさせてください。

M4-言葉
最近よく歌われている公開曲がここで聴けて、ようやく少し落ち着きました。カズミナナさんは表現がとても豊かで、同じ曲でもライブの度にニュアンスが異なり、毎回発見があります。それが多くのリスナーさんが足繫く通う、理由の一つです。

M5-Blue
ラストの曲は1stアルバムより。楽曲の中の色彩表現がとても豊かなカズミナナさんですが、ここにも青が!ライブでは初めて聴けて、感慨もひとしおでした!

この日は、最新の曲に始まり、後半にかけて1stアルバムの頃まで足早に刻(とき)をさかのぼる、まるでカズミナナさんと一緒にタイムトリップ、音楽の小旅行してるような感覚を覚えました。ほんとうにこの日この場所にしかない、唯一無二のライブでした。

レポートは以上になります。
いつも全身全霊のパフォーマンスで、僕らの平凡な日常を素敵な一日に変えてくれるカズミナナさん。

ライブはその日その場所にしかなく、僕の拙い文章など無意味なものだと分かっています。でも…何より自分自身が、カズミナナさんが届けてくれた、この日だけの短編映画(ストーリー)を忘れないように。

そして、カズミナナさんを最近知り、普段はなかなかライブに来られない 遠方のリスナーさんに 少しでも雰囲気をつかんでいただいて、いつか訪れるその日のための予習にしてもらえればなぁ…と想い、ここに記します。(おわり



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