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2023年、ほぼアイドルのことしか記憶にない。

年末年始、わたしにできることといえば、スマホに文字を打ち込むことだけです。
と、言うわけでせっかくnoteを始めたことですし、この1年を高速振り返りしてみようと思います。
振り落とされんなよッ!

3月 職場、なくなる

ニートから勤人になったと思ったら、職場がなくなりました。
倒産とかではなく、建物の建て替えによる立ち退きです。取り壊しは突然に。
しょっぱなから「わたし、ど〜なっちゃうの〜〜!?」です。
親会社的なところに全員まとめて雇用していただきましたが、それまでしてきた仕事と全く違い、全員どこかしら調子を崩すハメに。
この頃の一言日記を見ると、3日に1回くらいのペースで「辞めてやる」と書かれてしました。
かなりストレスを感じていましたね。
でも今では2週間に1回くらいのペースで「辞めてやる」と書いているので、いずれにせよ辞めた方が良いですね。

1〜5月 文豪ゆかりの地へ

去年ニートをしていた時に始めたゲーム「文豪とアルケミスト」の影響で近代文豪に親しむ。
元々読書が好きな方で、近代だろうが現代だろうが気に入ればなんでも読んでいましたが、このゲームを始めてからまあ楽しい。
作者自身のことを知ると、作品にもより深みが出るというものです。
あの時読んだあの作品はこんな背景が……とか、この文豪とこの文豪はマブダチなの!?とか、そう、作品に触れるのもさることながら「文豪」という界隈は関係性が好きなオタクに刺さり散らかす。
1月に北原白秋記念館、3月に鎌倉文学館(吉屋信子さんの御宅は公開時期でなかったので見られず…)6月には中原中也記念館と種田山頭火記念館へ。
ちなみに去年も秋頃から京都、大阪、東京あたりのゆかりの地を練り歩きました。
たのしいねえ。
文アル、キャラデザが良いです。
作品やエピソードを知れば知るほど、キャラデザの解像度があがります。
ところで、わたしは中原中也(史実)が好きなのですが、中原中也って誰がどうキャラ化してもほぼ一瞬でわかるのすごいですよね……小柄で長髪に帽子、マントという姿がもはやアイコン。
わたしは「詩人中原中也」のお酒エピソードがもれなく全部面白くて好きなのですが、「父親中原中也」の話となると夜中とかだと泣いちゃいます。
破天荒でさびしんぼうで愛情深くて儚くて……………。
ゲームやり始めてからより好きになりました。
(※血縁者の方の中にはキャラ化をあまり快く思われない方もいらっしゃるので、デリケートなところではあります。これからもそっと楽しみたいです)

8月 世界情勢を憂いすぎて精神のバランスを崩す

「え?」て感じでしょうけれども。
正直おニューの職場の空気が全然馴染まないことも重なっていたと思うけれど、わたしひとりでは到底どうにもできない問題に悩みすぎて精神をやられてました。
今でも全然世の中不安定なのですが、日本もいつ……!?という強い不安に日々苦しくなっていく呼吸。今のうちに安らかに死んだ方が良いと思って身辺整理を始めました。
でも、こんなことを人に相談して一笑に付されたら、それはそれで大ダメージ。
こちらは真剣なのにそれを笑われるのはつらいのです。
周りには変わらず振る舞うしかないので、まあよく頑張っていましたよ……本当にね……。

8月 例の美しき怪物ケンティーに出会う

SexyZoneさんのことはほんのり応援していただけだったけれど、例の美しき怪物に出会ったせいでSexyZone熱が急上昇しました。
わあ…!綺麗な、男の子……?……これって……ケンティーでは!?ケンティーって今こんなに美しいの!?
男とか女とか、中島健人を知っているとか知らないとか、そんなことはどうでもよい。
そこにはただただ美しいなにかがいて、わたしは目が釘付けになり、動悸がしたのです。
救心救心!!
とても美しいものを見たという興奮。
チョコ持ってたら溶けてたと思うよ。チョコフォンデュにしちゃお。
それはさておき、衝撃の美しさでした。
そうこうしているうちに事務所がアレになり、ものすごいはやさで打ち切られたことはまだ根に持っています。
美の!損失!!!!!だぞ!!
もっといろんな人に見てほしかった……。
インスタには残っていてよかった……。
のちに知ったことですが、ライブで毎公演怪物リップ塗って販促に勤しむ健気なケンティーさんが存在したそうですね……!!!
企業……許せない!!!!!!!!!
洗濯大名のことは今でも微笑ましく見かけることができて本当によかったです。

9月 SixTONESさんに出会い精神を救われる。

周りには普段と変わらず振る舞い、ひとりになると不安と恐怖に襲われる中、それでも見ていたノッキンオン・ロックドドアからSixTONESさんに出会う。
不安や恐怖から逃れたかったのもあったかもですが、かっこいい音楽にふらふらついてったらかっこいい6人に辿り着きました。
そして生きる理由を、彼らに少しだけ託しました。出会いの感情がやや重たい。
とても魅力的な6人組に見えたのは、実際そうなのと、メンタルやられてしおしおのわたしにものすごく眩しく見えたからかもしれない。
生命力を感じたし、全員パフォーマンスに「俺を見ろ!!!!!!」という負けん気の強さも感じました。
6人は仲の良い仕事仲間で、ちょっと友だちで、みんなライバルで、みんながみんなに尊敬と親愛を持っていてとてもいい関係だなあと思います。
あと、とにかく音楽が好きです。
夏からずっと彼らの音楽に揺蕩っています。
明日世界や日本がどうなるかわからないけれど、ブチ生きてやりたいし、ライブに行きたい。
人生一回!
爆速でジャニウェブに入り、人生最速でFCに入り、特にジェシーさんの言葉には本当に助けられました。
あと、松村さんの視線から見た日常が好きなので、彼にはいつかエッセイを出してほしいです。
思えば2020年、コロナ禍で気持ちが塞いでいたときに出会ったのはSexyZoneだし、わたしがもう生きるのつらい辞めたい死にたいと俯いているときにはアイドルが現れる。神かな?


12月 “SexyZone”最後のライブに行く

泣いた。行ってよかった。
詳細は前回書いたので割愛しますが、本当によかった。
わたしは福岡初日2日目に行くことができましたが、初日から涙目うるうる菊池風磨は忘れません。
誰もひとりにしないライブでした。
天井席すら置いてかない、むしろ天井から見る光景の美しいことよ。
上から下まで来た人全員「セクラバ」にし、楽しませるぞ!という心意気。素晴らしい。これが「アイドル」。
第2章からはFCに入ろうと思います。

このバディがヤバいオブザイヤー2023


バディものが三度の飯より大好きなわたしの中で、毎年勝手に開催されている授賞式。

春のわたし「『合理的にありえない』……早くも名バディがノミネートされてしまったな…」
夏のわたし「ノキドア〜〜!!!!!呪術廻戦〜〜!!!!!!!ウオ〜〜〜!!!!」
秋のわたし「『ゼイチョー』、菊池風磨と山田杏奈ちゃんの組合せかんわいいい…ゆきみだいふく…」
冬のわたし「おいおいここにきてまさかのだよ参ったよもうこれもう今年は『ゲ謎』が優勝だよこれは」

そして12月26日。

「ふまけん優勝だァァ〜〜〜〜!!!!!!」

東京公演はみなさまのレポでしか知らないのですが……ずるいって……あんなの……。
いれよ?DVDに。
クリスマスイブとクリスマスとアフタークリスマスのSexyZoneを全部残そう??
やっぱり現実が……いちばん強いのですよ。
このバディがヤバいオブザイヤー2023
受賞は菊池風磨さん、中島健人さんのバディ「ふまけん」に決まりました。
おめでとうございます!
そう、わたしはあまりのストーリー性にふまけんのことは「バディもの」として見ているフシがあります。
あまりにも「完璧」すぎるんですよね……脚本が…(脚本とかいうな)
運命的に出会い、共に歩むなかで1回すれ違い対立し、打ち解けて、より強固に結ばれ歩き出す……。
こんなことをいうと往年のファンの方々の反感を買ってしまうかもしれませんが、一旦仲違いが挟まっているの、バディものとしてあまりに芸術点が高すぎる。
わたしは自分が結構グロテスクな消費者の自覚があるので、そんな過去やエピソードすらフィクションと同等に消費してしまうのですよね。
生きている人間なのに、申し訳ない。
本人たちだってその期間すごくつらかったのも察するのですけれど……。
でも和解してからのお互いの覚悟、特に菊池風磨さんはすごいと思います。
一度腹を括った男は強い。
先陣切ってゆく中島ケンティーさんを支え、弟組のことを見守り、自分は最後尾を歩く菊池風磨さん…(これ実際福岡RUNの時がこうだったのですが、まさにという関係性を見た気がして震えました)
東京オーラス、ずっと背中合わせしてたのも本当に…。
あの約1分にふまけんの歴史や言葉にできないお互いへの気持ちが、背中越しに伝わっていたのかもなあと思うと現場見てもないのに涙が。
「ふたりにしかわからない関係」っていつ何時でもドラマチック。
そこに我々外野が立ち入る隙はないし、そもそも立ち入れるはずのない聖域。
ぴったり合わさった背中はふまけんの聖域。
それを嬉しそうに見ていたというしょりそうというエピソードごと愛しいです。

後半のアイドル濃度が濃すぎて前半の印象が薄いな……という今年でした。
来年はどうなるのでせう。
もはや未来は暗く、不安がぼんやり横たわっていますが、ひとまず生きるしかない我々は、刹那的に日々の楽しみを見つけるしかありません。
ひとまずSixTONESさんのオタクたち、わたしも含めて10日にアルバム発売でワーイってなったあと、2日後にはライブの当落発表という緊張感あふれる年明けになるのちょっと面白いですね……。
SexyZoneさんたちもお名前何になるのでしょう。
個人的には1月に「カラオケ行こ!」、2月に「夜明けのすべて」、そして夏には「ラストマイル」と映画が控えているのも楽しみです。

世の中にはろくでもないニュースしかなくて、SNSは悪意や流言蜚語が飛び交っていて、簡単に傷付くのに修復してくれるものは少なくて、なんかもうどうにもならないです。
だけど、どうにかこうにか、毎日ちょっと楽しく生きていきたいですね。
note読んでくださった人みなさま、ありがとうございます。
フォローしてくださっている方もありがとうございます!
コメントくださった方もありがとうございます!
みんな〜〜!!!!ありがと〜〜〜〜〜!!
2階も見えてるよ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!(????)

よいお年をお過ごしください!

では!

無害

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