怒りと悲しみの関係

今日、ものすごく心にこたえた出来事があった。
仕事中だったけれど目の中に涙が渋滞してしまって、こぼれないように必死だった。

イライラしたから、わたしはこの感情は怒りだと思った。
だけど、よくよく考えると、急に怒りがきたわけではなかった。
なんでよくわからないくせにそんなこと言うの?なんでわかってくれないの?という悲しみが根本的なものだった。

それがいつのまにか怒りへと変化していた。
それに加えて、言い分はあるのに言い返さない自分にも嫌になった。
思いを飲み込んで自分が悪者になり、その場をやり過ごす。誰かがわかってくれるのを黙って待つ。いつもの自分のくせだ。

自分で自分を守ってあげないから、悲しみが怒りに変わるんだ。

信頼していた人が庇ってくれなかったから、それが余計にこたえた。

本当は怒っているんじゃなくて、悲しいんだ。
わかってもらえなかったことに傷ついたんだ。
怒りの感情は、だいたい悲しさからくるのではないかと気づいた。

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