時折、「歌が大好き」という人に意地悪な質問をします。

「あなたは自分の声に自信がありますか？」

「はい、ありますよ！」

「その根拠は？」

相手は大概黙ってしまうか、その場の思いつきで言い訳じみたことを言う。

別にそれはいいしそのことを批判したいつもりもないです。
言いたいことは

自分の声に「自信がない」、と思っている人は多いけれど問いたい。

「自分の声に自信がない、その根拠は？」

声に自信がないと思ってもそれはただの思い込みでそこには
特になんの根拠もない、自分でそう思い感じ、

決めつけてしまっている、だけ。

そう思っているだけ、です。

自分の声に自信がない、それはそう思っているだけ。
ならば、そんな風に思う必要は

ないんじゃないかな。

しかしそうは言っても自分の声に自信があるとは
とても思えない、と言う人が多いかも。

ならば最初にすべきことは

「声に自信があるってどういうことだろう、どういう状態だろう？」

これを考えてみること。

声に自信がある状態、それを明確にせず、自分の声に自信がない、
と思い感じるのは

まるで居もしないお化けを恐れて怯えてるのと同じようなもんじゃない？

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

これは「音痴を改善したい」「声に自信がないんです」って言う人へのレッスンで一番最初にお伝えしてること。