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祈祷師から見た世界

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あなたの暇つぶしになれば嬉しい 祈祷師から見た、あやふやな世界のお話 祈祷師・スピリチュアルガイド夢我一全(むがいちぜん)が訪れた神社のお話や、その神社の本当の御利益。神様… もっと読む
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短めコラム・人は同時にいくつもの「生」を生きている・命の共有

一昔前に「前世」と言う言葉が流行りました。 過去世を見てもらった人も居ると思います。 その時期は、どこもかしこも前世は「お姫様」や「源義経」だとか「織田信長」の人がいっぱいいましたね。 今回は、そんな「前世」の事と似ているけれど、少し違うお話。 本来、私達の「魂」は神仏と同じ場所から来た同種のエネルギーです。 神仏世界には全てがあります。 そこには世界全てが含まれ。人ひとり、それぞれの世界。また、その一人から派生する全ての結果がある世界(俗に言うパラレルワールド)

熊野・浜松・静岡・そして江戸城

少し前に仕事のために静岡県の、とあるマンションの地図を見ていました。 仕事に目処がついた後に少し地図を広げていって、ふと思った事があり検証してみると中々に面白い事がわかりました。 まずは下図を見てください 一番左端が、和歌山にある熊野本宮大社。 そこから、浜松、静岡と通って右端の江戸城まで一直線に綺麗なラインが描かれています。 熊野本宮大社の歴史を調べてみると保護をしていたのが紀伊徳川家で、紀伊藩から江戸幕府「中興の祖」とも呼ばれる8代将軍「吉宗」を輩出すると本格的

潜在意識と顕在意識を同調させる

成功体験は必要だけど、成功した記憶は必要ない。 人が成功していくためには成功体験をした時の「感覚」は覚えておくと役に立ちます。 それは言うなれば「成功の匂い」を覚える事になるからです。 逆に成功した記憶は「過去」のモノであって、大抵の場合は成功した事により手に入れた「物」や「体験」などです。 そして人は「成功した<やり方>と<手に入れ物>」をセットで記憶してしまうので、執着してしまいます。 また、「成功した記憶」がない場合は広告で見るような「楽して何百万」と言うよう

世界の変え方

昔の問答で話した事 ① 「無=<神=自分=宇宙>=有」という、無から有が産み出されるのが必然なように、また逆に有が無である事を理解し、その有であり無に神も自身も入っている事を知り。また、全てが同列であると知らなければなりません。 現実は無で「も」あり、幻想は有で「も」ある ② 神の視点とは、自分の視点なのだと気付く事で、本来あるべき自分の世界での自分の立ち位置に戻る事ができます。 ③ 極端に言えば、生きているか死んでいるかではなく、生きている世界の先と、死んでいる世界

幸せになるための祝詞

祝詞には、不思議な力があると言われています。 それは、正しく。「それだけでは間違い」です。 祝詞には、その神がどんな神なのか知らしめるためのモノ。 人間が、その神の神徳(ご利益)を固定して願い奉るモノ。 純粋な言霊としてだけ存在するモノ。 等があります。 また、祝詞を唱える人間が、ただ神に下から願い奉るだけの存在か「自らが神と同じ魂」を持って「願い奉る言葉が神に届く位置に居る存在としての自覚」があるかどうか。 神の事を知らしめる祝詞を奏上する時に、その神の事を「知った」

福島・本当に効く恋愛系神社の効果の出る回り方

前記事で福島の神社もまとめようとしたのですが「電車で回れる」に、当てはまらなかったため同記事に入れるのをやめたモノです。 前記事 福島東北地方は関西や関東とは少し系統が違い自然信仰、特に山岳信仰が主たる地域だったので実際に参拝してみると公式に出ている神と全然違う神が出て来る場合や、公式には名前の出ていない神が一緒に出て鎮座している事が多いです。 後者の「一緒に鎮座している」場合は、公式通りの神もその神社に居るので問題ないですが、前者の場合は全くエネルギーの方向性の違った

本当に効く電車で回れる、「京都」「東京」・恋愛系神社の回り方

今回この記事を書く事を思いついたのは、世の中に出回っているパワースポット系のガイドブックで「金運系」「恋愛系」とコンセプトを決めていても本当に効果のある神社と、なんでここ?という神社が混在して紹介されているからです。 これについては近代での神社の在り様が昔とは変わり、神社運営(経営)が厳しいところでは参拝客の「集客」が必要なので、どうしても一般受けしやすい「恋愛」「金運」に御利益があると公言しなければやっていけない状況になっているからです。 そんな看板だけ立派な神社をガイ

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縁結びで有名な、二つの「九頭龍神社」の違い・成就する参拝方法

まずは全国区で有名な「箱根九頭龍神社」 今回は「新宮」 見ていると、箱根の九頭龍さんは普段のメインは「新宮」 月次祭などの場合は芦ノ湖畔の「本宮」になるが頻繁に祭祀されているのが「新宮」のため、このような事になっている。 箱根山内にある「芦ノ湖」に住まう毒龍を万巻(まんがん)上人が調伏(ちょうぶく・・・退治の意)し「九頭龍大神」として芦ノ湖の守護神とした縁起を持つ神様です。 本当のところは元々、当地では富士山と並び強力な霊山としてあった箱根火山の噴火でできた芦ノ湖の大きな

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リクエスト記事・関西圏の超マイナーだけどエネルギーの強い神社・失敗した後の、やり直しの力

サポート(投げ銭)してくれた方からのリクエスト記事です。 サポート(投げ銭)してくれる方々、記事購入してくれる方々、いつもありがとうございます。 記事を書く励みになってます。 お題は「関西の人が来ないマイナーな神社でお勧めを説明付きで教えて欲しい」です。 その神社は奈良県の集落にあり、車でないと行けない場所です。 私自身の初訪問も最近で、年末に引っ張られる形で神社に呼ばれました。 神社写真に関しては手持ちのモノがないのでグーグルからの転載です。 行った際に私も撮った

とことこ散歩・恋愛応援系スポットは世話好き女神のいる神社・秀逸な場の作り

タイトルにある通り恋愛や結婚などをお願いすると「頑張ろう」って元気になれるエネルギーのある神社のご紹介。 神奈川県の大磯にある「相模國総社・六所神社(ろくしょじんじゃ) 有名な大磯ロングビーチから、ほど近い場所にあります。 主祭神は「櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)」 他に夫神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)、御子神である「大国主(おおくにぬし)」もくっついてはいますがエネルギー的に視ると、ほぼ櫛稲田姫命だけで成立している神社です。 元々、相模国(さがみこく)近辺

短めコラム・足る人生を手に入れるには

人間は、お金、時間、若さなどが代表するように「失くしながら」生きる事が前提にあります。 それは人間として産まれてきた我々が一生をかけて「体験」していく事は肉体を持つ魂の使命です。 その失くしていく過程で何を思うのか。失くした先に何を見るのか。失くしていく事は良い事なのか、悪い事なのか。 それは人の思考が千差万別であるように、一つの一生では全ての「失くす」は、体験し切れません。 だからこそ人は繰り返し生まれ変わり何通りもの「手に入れ」、「失くす」を体験し、経験とします。

とことこ散歩、東京パワー系神社・お金が不思議と入って来る神社

凄く有名ではないけど、金運系パワースポットにアンテナを張っている人たちには有名神社。 一度行き出すと皆さん実感があるのでしょうか。通い詰める人も多いです。 調べた事のある方は、何となくわかると思うのですが、首都圏で「金運」系パワースポットは不思議と「一発当ててやるぜ!」的なスポットが多い。 ここら辺は「宵越(よいご)しの金は持たねえ」の江戸っ子気質、どうしても「発展」に重きを置いた「火の気」を中心にした街づくりの名残だと思います。 火の気は瞬発力を示し、どかんと物事が

神社や神様の事を調べる時にウィキペディアは向かない・スピリチュアルにも理屈は必ずある

対面での鑑定や、電話鑑定の際に良く神社のお話になる事が多くお客様はお客様で気になる神社の事をネットで調べてみたりとされています。 その内容を聞いてみると大体の情報がウィキペディアな事が多く、内容を読んでみると大抵は公式サイトや観光者向けに配られているパンフレットに書かれている事を、そのまま載せたような内容です。 これについては一概に、何が悪いと言い切れません。 日本の神を知るのに一番多く用いられる古事記、日本書紀を編纂したのが歴史の勝者だからであり。だからこそ神が国津神

伏見稲荷大社・稲荷山の神を巡る・神の先に在る神

伏見稲荷大社 全国のお稲荷さんの総本社として名高く。 また、それに異を唱えられる事もない「総本社」として、稀有(けう)な存在でもあります。 そんな伏見稲荷大社、そして背後にそびえる「稲荷山」 稲荷山は伏見稲荷の神が最初に降り立った場所と言われています。 そして、その稲荷山と大社本殿で祀る神に相違があったり、異称でありながら同じであると「言われている」神の複雑怪奇性等は言及される事も少なく、それこそウィキペディアをそのまま載せているような説明も見ますし、逆に「スピリチ

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