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【レビュー】『EDENへ』(UVERworld) ~UVERの楽園は甘くなかった~

※2018/11/09の投稿(はてなブログから引っ越しました)

どうも。UVERworldニューシングルが発売された11月7日より「EDENへ激推し芸人」として絶賛活動中の世界むげこです。

 今回は芸人活動の一環として、「EDENヘ」の素晴らしさについて偏見と妄想に満ちた感想文を書きたいと思います。

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イントロの恐ろしい破壊力

まず忠告しておくけど。「EDENへ」というタイトルを聴いて「お、楽園!?行く行くぅ〜♫」なんて甘い気持ちで乗り込んだら、イントロで木っ端みじんにされっから!オメェら!覚悟決めろよ!(カップリングの「KINJITO live ver」聴いて以来、「オメェ」が静かなブーム)

<私信>TAKUYA∞さんへ
ファンの中には、「あぅ〜あぅ〜愛が溢れ過ぎて〜♡」って手を握られるよりも、「オメェかぁ"ぁ"オ"イ"💢!?」ってナマハゲみたいなテンションで罵られる方が、愛しさで胸が張り裂けそうになる(腹抱えて爆笑しつつ)という変態ファンが一定数いる事を知っておいてね。

 ライブで聴いてたからそれなりの覚悟を持って挑めたけど、何の前情報もなく聴いたら、私なんて絶対アヒルの浮き輪腰にぶら下げて楽園ウェーイって飛び込んで、撃破されてたわ。

「あのぉ…こちらEDEN行きかと思ったんですけどぉ…HELL行きの間違いですかね…?(震え声)」

 EDEN…ていうか…これ…地の果て、世界の果て感ヤバくない?

常夏の楽園ベイベー感ゼロじゃない?

お花畑はどこ?ここ無限の広野じゃん・・・?

ライブの演出に関しては、まだ見てない方もいるかもしれないので詳しくは書かないけど、もうアレよね。アレ。儀式。洗礼。
ライブの時は心の中で

ハハアァァ🙇‍♀️!!ウ〜バ〜🙏✨ム〜ゲ〜🙏✨

ってひざまずいてます、私。

足を踏み入れちゃいけない世界覗いてしまったけど、引き返せない、その先を見てみたい、そんな中毒性がありませんか?このイントロ。

 甘くない、UVERworldの楽園

しっかし、まぁ、楽園をこんな風に表現するの、さすが UVERworldだなー、と。

結論:ファイティグジャンキーの楽園は甘くなかった…。

そして行き場をなくすアヒルの浮き輪・・・(お前、早くそれ外せよ!)

UVERworldの楽園は、パーリーナイ!?イェー⤴︎みたいな世俗的、即物的なものではなく、むしろその対極の、煩悩から解き放たれたその先にある世界なのね。

あくまでも魂と魂のぶつかり合いの果てにあるのね?

そして、今まさにその地へ向かわんとしている過程なんでしょ?

みんなを導こうとしているんでしょ?

だからこそ、「EDEN」ではなく「EDENへ」なんだろう!?オイ違うかー武道館!!!??(※注. 時々TAKUYA∞憑依しますので適当に受け流して下さい)

極エモなラストに涙

そんなわけで、私が曲から受けるイメージカラーは 一般的な楽園にありがちな「白」ではなく、「漆黒」「闇」「白黒」とかダークなんですよ。

が!!!!

ここ↑を境に徐々に見えてくるんですよ!希望が!楽園が!あと少しで手が届きそうなんですよ!

もがきながら、闘いの末に手に入れる力強い希望、自由。

与えられた楽園ではなく、掴み取る楽園。

この過大解釈ともいえる妄想は何から導き出されたかというと、言葉だけではない、サウンドですよ、サウンド。

言葉で全てを表現しきらず、少ない言葉と言葉の間の隙間を埋めるように音で表現するのが音楽の醍醐味でしょう?どう解釈するかなんて聴く人それぞれの自由でしょう?

それが!音楽の!在るべき!形!アイワナビ-マサシ♫(ここまで一息)

後半にかけて広野に乱れ咲く真太郎ドラム、
戦地の夜明けに差し込む光のようなギターの旋律、
まるで救いのように繰り返される ∞「そのEDENへ~♪」
(そして、要所要所に入り込んでくる明らか外人センスの「go!!!」みたいな謎の叫び声)

ええええええええええ、かっこいいーーー(号泣)

美しいーーー(号泣)ムリーーーー(号泣)

エモいムリーーーー(号泣)

極エモ※、ムリーーーーー(号泣)

※真太郎生誕祭でTAKUYA∞が気に入って使ってた「極無視(ごくむし)」という言葉より「極」を拝借

‟その”EDENへ・・・

「EDEN」は、「ライブ」のメタファーなのかもしれないし、
UVERworldの次なるステージを表しているのかもしれないし、
もっと広く人生全体の概念的な「たどり着きたい場所」であり、UVERworld(TAKUYA∞)が、愛する人を「連れていきたい場所」、理想郷なのかもしれない。

いや、たぶん全部な気がするな。

 重要なのはそこが「僕と君だけの」場所ということ。
そんじょそこらの楽園とは異なるということ。

だからこそ「EDENへ」ではなく、あえて「‟その”EDENへ」と繰り返すのだろうな、と勝手に思っています。

 と、得意の深読みで散々こねくりまわしましたけど。

たぶんUVERworldはまた「特に意味とかないッスね~。なんかかっこよくないッスか わら」とか言うんでしょ?

まぁ、でもね。この曲をなんでこんなに推すのかと聞かれたら、私だって理由なんてないです。

単純にめっっっっちゃくちゃにかっこいいから!

前職が「WE ARE GO激推し芸人」だった事からもわかるように、この手の曲めっっっっちゃめちゃ好みだから!

それだけ!

だから!

たく∞ちゃん!

南をEDENへ連れてって!(腰にはアヒルの浮き輪)


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