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【レビュー】『WE ARE GO』『ALL ALONE』(UVERworld)

※2019/11/08の投稿(はてなブログから引っ越しました)

『WE ARE GO』地上波披露を記念して・・・

11/8(本日)放送予定のTV番組「バズリズム02」のスタジオライブで、UVERworldが私の永遠の推し曲である『WE ARE GO』を披露するという事実に興奮止まらないため、過去の『WE ARE GO』関連ツイートをまとめてみました。

なんてったってトーナメントの結果、優勝を果たした曲。熱量が違います。リリース前後には「#WE_ARE_GO感想」というタグだけで一人で30ツイートをキメ込むほどです。

だって地上波ですよ(ToT)?こんなお茶の間ウケの悪そうな尖った曲(※個人の意見)を地上波でやって、ウバウバしさ見せつけちゃうその勇気よ!心意気よ!筋肉よ!筋肉よ!(筋肉関係無い)

ついにUVERworldの秘密兵器パーカス隊が、お茶の間にドコスコ 響き渡っちゃうんですよ(ToT)?

特に呼ばれたわけでもないのに、「そろそろ出番だ!な!お!よ!ば!れるのは〜♫」って勝手にオレの独断でオレの出番決めちゃうんですよ(ToT)?

We are そろそろ出番だ 名を呼ばれるのは
We are そして最後に笑ってるのは
We are 何もかも失ったって未来は残ってる 

この曲、タクヤ節∞が詰まりに詰まった歌詞も大好きなんです。『WE ARE GO』の歌詞の素晴らしさに関してはこちらでも取り上げているので、未読の方はぜひ〜。

さて、以下は以前ツイッターで長文投下したものほぼそのまんまなので、読んだことある方は読み飛ばしてください!

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対を成すアダルト作品

UVERは新曲を出す時に両極端にあるような雰囲気の違った曲を同時に出すことが多いけど、今回に関しては、私は結構2曲がリンクしているように感じたなぁ。

初聴きした時にネタみたいに「アダルト作品」って書いたけどw、どちらの作品にも大人の色気を強く感じた。15/10周年yearを経て、また一皮むけたUVERさん達、次のステージはそう来ましたか・・・!と。

メッセージに関しても強いリンクを感じる。

ALL ALONEで『内面』や孤独ととことんまで向き合った結果の、UVERなりの答えであり『表』に見えるアウトプットがWE ARE GOなんだろうなぁ、と。
まったく違う顔をしているようで、二つ揃って1つのメッセージとして完成する「陰陽」のような関係だと受け止めました。

そして、どちらの曲も強いストーリー性を感じた。

「音」で表現するストーリー

『WE ARE GO』に関しては、UVERが得意とする「音で」起承転結を表現するようなドラマチックな曲展開。この手の、聴き終わると一本の映画をみたような印象を与えるストーリー性を持った曲、UVERは本当に得意だよなぁ。(パッと思いつく代表曲がTHE OVER、PRAYING RUN)

 『WE ARE GO』では

1番でパーカス&サックス中心の音数少ない演奏でふつふつと沸くマグマのような「緊張」を

サビ2回し目からは楽器隊一斉参加のバンドサウンドで「爆発」を

2番の畳み掛けるような激しい音の攻撃で「暴走」を

2番サビ後から入ってくる激しいシンセ音を境に、ヤバいネクストステージ行ってしまったような「開眼」を

といったように、ステージを踏んでいくのが音から感じ取れるのが最高にゾクゾクする。刺激が強く、ひたすらにカッコ良さを貫くハリウッド映画のような曲だな〜と個人的には思ってます。

「言葉」で紡ぐストーリー

一方、『ALL ALONE』に関しては、完全に「言葉で」ストーリーを引っ張っていく作品という印象。

歌詞としてはめずらしいタイプの、主人公が複数登場する多重プロット映画のようなストーリー性があって。まだ一部しか見てないけど、MVもまさにこの多重プロットの群像劇っぽい感じだったので、TAKUYA∞はひょっとして歌詞を書いている段階からすでに映像作品のイメージが頭の中に出来上がっていたのかもなぁ、なんて思ったり。

で、言わずもがなこの曲の素晴らしさと大きな魅力は、一行一行が研ぎ澄まされた芸術作品のような言葉で構成された歌詞。

複数登場する主人公の想いや、強いメッセージに心を激しく揺さぶられていると、最後の最後で「でも、このストーリーの本当の主人公は君なんだよ」と投げかけられ、ハッと我に返る。

死ぬ間際に お金や物を欲しがる人なんて居ないでしょう?
僕達はそんなものを 探す旅をしているんだろう
きっと世界が無くした物だろう 正しい愛と夢
お前らに 言ってんだよ 

音の面では、この曲が持つ空気感は「夜の都会」。MVを見たからそのイメージに引っ張られているわけでは決してなく。『ALL ALONE』の音を聴いて昼間の燦々と降り注ぐ太陽をイメージする人は少ないと思うんだ。

大人の香りがしてオシャレで刺激的で。
規則的でありながら無秩序で。
無機質なようであって、でもどこか温かい。
淋しいのに不思議と懐かしい。

そういう夜の都会が持つ複雑な顔や魅力を音で表現しきっているのがとにかく凄い。

物悲しさや淋しさが根底にあるんだけど、懐かしさや温かさも感じさせるアコギを中心としたアコースティックな響きの音が際立っていたり。

「規則的に」淡々と流れるような演奏の中に、割り込むように「不規則に」入ってくる効果音っぽいサウンドや短いフレーズが夜の都会の喧騒を彷彿とさせたり。

「寸止めの美学」とご本人達が表現しているように、音は「背景」に徹して言葉を引き立てているのだけど、しっかりと存在感も放っているあたりがさすがなんです!

 逆に、『WE ARE GO』は音が全面に出て、特効、仕掛けなんでもござれでガンガンにストーリーを引っ張っていく強さを感じるのが面白いんだよなぁ。

 そんなわけで、バンドとしての表現の幅の広さを改めて感じさられる奥の深い2作品でした。

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