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読書note 卑下するよりも自分を愛しな~『アイシナモロールと“一緒にご自愛”』



みなさん、こんにちは!
花畑むぎこです。
読書noteも第3弾になりました。
今回は『アイシナモロールと“一緒にご自愛”』(2024年)を紹介します。


『アイシナモロールと“一緒にご自愛”』(2024年)表紙

わたしは抑うつ状態がひどいとき、「ああ、わたしはダメなんだ」と自分のことをネガティブに捉えていました。しかし、この本のイラストや言葉に「自分も生きていていい大切な存在なんだ」と、徐々に自分を認められるようになったのです。

監修は、心理カウンセラー・作家の中島輝氏。『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書』などの著者としても知られています。


本書は、アイシナモロールと共にご自愛マインドを学び、自己肯定感を上げていく本です。
「わたしには価値があるのだろうか」や「わたしってなんでこんなにできないんだろう」などの口癖を持つ人におすすめの考え方が、章ごとにまとめられています。


本書の魅力は、アイシナモロールのイラストと中島輝氏の前向きな言葉です。
見開きの左ページにアイシナモロールのイラストが描かれ、右ページに中島輝氏の説明が書かれており、非常に読みやすい構成となっています。

項目ごとにアイシナモロールのイラストは異なっており、ページをめくるたびに、かわいらしい姿に癒されることでしょう。

また、中島輝氏が紹介する行動や考え方は、誰でもできる身近なことばかりです。
例えば、

イやなことがあった日は『こんな日もあるよね』と口に出して切り替えましょう。

『アイシナモロールと“一緒にご自愛”』中島輝 2024年

『わたしって天才!』を口癖にすると、脳に『自分は天才かも』という期待を抱かせ、物事に前向きに取り組む姿勢をプレゼントしてくれます。

『アイシナモロールと“一緒にご自愛”』中島輝 2024年

モヤモヤしていることを紙に書きだして、それを見ながら言ってみると、より負の感情とさよならしやすくなります。

『アイシナモロールと“一緒にご自愛”』中島輝 2024年

など、ポジティブになれる言葉がつまっています。

加えて、本書にはコラムとして「自分が宝物になるご自愛ワーク」もついています。自愛に効果があることを紹介しているので、そちらの方も取り組んでみると、さらに自己肯定感が上がっていくはずです。



「わたしに価値なんてあるの?」
「どうせ自分なんて……」
「迷惑かけてごめんなさい」
……
『アイシナモロールと“一緒にご自愛”』は、自分を卑下する言葉を口癖にしている方、自己肯定感を上げたい方におすすめの一冊です。
本書を読み終えたあとには、自分のことを前よりも好きになれるでしょう。



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