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本物を知る、見る、触る

私は現在、3歳の息子を連れて2月末から出産のため里帰りをしています。

その間、旦那さんは大体2週間に1度のペースで会いに来てくれます。

その度に色々な手土産を買ってきてくれます。

食品やお菓子だったり、息子にはおもちゃだったり色々です。

そんな中、乗り鉄な旦那さんはこちらに来ていない週末に1人でのんびりと

城崎の玄武洞ミュージアムに行ったらしく

その際に籐で編んだ可愛らしいバスケットを貝がらとセットで息子に買って来てくれました。

大きさは大体W150 D100 H120くらい

この籐で出来たバスケットは豊岡杞柳細工さんで作られた物で、結構小さいタイプですがお値段は6000円くらい。

旦那さんも小さい時に親に買ってもらったことがあって、気に入って使っていたから

息子にもあげたかったと。

現天皇陛下が幼少期に玄武洞ミュージアムに訪れて、同じ物を購入したらしく当時はその影響でしばらく手に入らないくらい人気商品だったというエピソード付。

この大きさで6000円か〜良い値段するな〜!!

と思ったけど、本物の籐で職人さんがひとつひとつ編んで手作りした代物です。

民芸品ですよね。

実物は温かみがあり、フォルムもキレイで本当に素敵なバスケットです。

これをあのやんちゃな息子が潰さずに使いこなせるかが一番の問題。

だと思いきや、意外と

「たからばこ〜!」

と嬉しそうに自分のトミカコレクションを放り込んでいました。

あとついでにも一つ

TSUMIKI
箱から出すとこんな感じ
遊び方の例が、裏に記載してある


こちらは以前、隈研吾さんが設計した蒜山の
greennable hiruzenで買った

隈研吾さん監修の積み木。

こちらは13pcs入って8000円ほど。

これも私が気付かない間に旦那さんが買っていた。

正直、最初はこれで8000円!?って思ってしまった自分がいました。

隈研吾上乗せがあるんじゃない?みたいな。笑

ですが思った以上に息子はこれを気に入り、よく遊んでくれてるし

踏ん付けてすぐ割れるかと思いきや、案外丈夫でまだひとつも壊さず使っている。

あと毎回箱から出すたびに杉の良い香りに癒されてます。

籐のバスケットもこの積み木も、お値段以上に学べることが沢山あるようです。

なんでもそうですが、本物が生活の中にあるだけで豊かに暮らせるようになると思うんですよね。

息子には小さい頃から、そんな経験を積ませてあげたいのでその感覚を理解してくれる旦那さんに感謝です。
(普段はかなりケチですが)

そして余談ですが、この籐のバスケットと積み木の値段を聞いて

うちの実家のじいさんは

「わしやったら似たようなもんを100均で探してくるわ〜」

だって。

そうゆう発言と発想がいちいちムカつくだよ!っとイラッとしたオチでした。

まだまだ敵意むき出しの
アラフォー臨月の大人気ない娘でした。

mugu


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