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不一致

見た目は子供、中身は大人は
コナンだけれど、
見た目は初老、中身は11歳は
わたしだ。

だんなさんは
いつもわたしをいじってくる。

今も、リビング福島という新聞に掲載されていた
マッスルスーツについて妄想トークをしている。
マッスルスーツ使ったらいいんじゃないの?
と、自分でわたしに言っておいて
わたしが使っているところを妄想して
ツボにはまっている。
失礼だ。

今度は、
わたしの使っている布団をディスっている。
なにせ、掛・敷・枕のセットで3900円だからだ。
結婚する前から10年以上使っている。
敷きと枕は捨てたけど。
だんなさんは、高い羽毛布団を使っている。
たぶん数年前にわたしが買ってやったやつなのに
わたしを貧乏呼ばわりする。
貧乏なんかじゃない、
好きで使っている。

明日、
布団屋に連れていってくれるというけれど、
買ってくれるわけではない。
わたしが店員さんから
「今はどんな布団を使っているんですか」
と聞かれるところを見たいからだ。
「セットで3900円です」
とわたしが答えるところを見たいからだ。
笑おうとしている。
クソ野郎だ。

わたしは物にたいして、こだわりはない。
必要なものさえあればいいという考えだ。
清潔できれいにしていればそれでいい。

ただ、わたしが一番気を付けているのは
付き合う人だ
どんな人と付き合うかは
人生を左右する。
そこだけは、不一致させたくない。
不快を感じたら即離れる。

布団なんかなんだっていいんだ。
また今年も湯タンポで乗りきるだけさ!

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