シマちゃんシーズン到来❗
今や日本全国にシマちゃんファンを生み出した、シマエナガのシーズンがやって来ます。
雪の妖精と言われるシマエナガは北海道固有種で、本州にいる本家本元のエナガの亜種になります。
何処が違うのか、強いて言えば頭が白いってくらいで、あとは殆ど同じです。
冬になると群れで飛び回り、朝の早い時間から2時間ほどの間で食事を始めます。
群れでワァーッと木に止まり、数秒から数分で別の木へ移動します。
とにかく常時動いていて、我々バーダー泣かせな野鳥なんです。
前述で『冬になると』と言いましたが、何処かから北海道に来るわけではなく、実は一年中北海道に居ます。
春になると営巣(繁殖の為に巣を作る事)を始め、出来上がると卵を産み抱卵します。
巣は他の動物の毛や、苔類、植物の繊維、クモの巣などを使い、見事にフッカフカの巣を作ります。
卵が孵化して数日経つと、約9シマ〜13シマのチビ助がピーピーと賑やかになります。
シマちゃんには野鳥としては珍しい習性があります。
兄弟姉妹、つまり血の繋がりがある他のシマちゃんが子育てを手伝うのです。
夫婦二人(敢えて2羽と言わない😀)では手が回らないのです。
そうして、チビ助たちが巣から出られる様になると、枝にズラッと並んで親が餌を持って来るのを待つ、俗に言う『エナガ団子』と言われる状態を作ります。運が良ければ見られますし、更に持ってるフォトグラファーは写真に収めることができます。
そうして、チビ助たちが1人前になる頃は、北海道に冬がやって来るのです。
ざっとかきましたが、一度シマちゃんの可愛さに触れてしまったヒト科のホモ・サピエンスは、もう一生シマちゃんの呪縛からは逃れられなくなります。
そして多くの方々がカメラを買う羽目になるのです。
カメラ屋さんからシマちゃんへは、15%のキックバックがあるそうで、それは吾むじな銀行で取引をさせて頂いてます(笑)
おしまい😀
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