角川書店

凡人と天才の違いは、何かに対して才能があるかないかの違いだと一般的には思われている。 2014/3/7 泉俊輔

しかし、本当にそうだろうか。すべての天才が努力もしないで、名誉や富を手にすることができるのだろうか。私はそうは思わない。それはある本を読んだ時にはっきりとそう考えるようになった。その本で描かれていた人は、間違いなく天才だが孤独だった。自分すらも否定して常に成長し続けなければならないので、他人を否定するのは当たり前だ。もちろん、必ずしも天才が孤独であるとは限らないだろうが、私の知っている天才と呼ばれる人たちは、いつもどこか哀愁が漂っている。それは、常に己を否定し、挑戦し続ける闘志から出るものなのかどうかは分からない。肝心なことは、凡人と天才の違いは、自己否定ができるかどうかであって、決して自分を甘やかし己には才能がないから諦めるような人間ではないということだ。この本を読んだ感想を一言で書こう。凡人になるな。

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