いつもの中近メガネの上から重ねてハズキルーペをつけての初バイト。

映像温度チェック表の縮小縮小の、ちっちゃい字や数字が、ハズキのおかげで読める！

掃除の時や、映像チェックの時は、ハズキを外したが、ただでさえほうきにちりとりに消毒液に拭く布、客の落とし物、飲み残しペットボトル、
手が足りないで、ハズキは腰ベルトのバックにクリップで止めて入れてみてたが、腰をかがめてゴミ拾ったり、座席と座席の狭い通路を学生のようにダッシュで駆けながらほうきかけたりしてる間に、クリップ外れて、ぽーーーん、カラカラカラ〜、と何度飛んでったことか。椅子の下に転がりこんしまい、ほうきでごそごそと掻き出された事か。

咲ちゃんが、キャッ、ていうように、私も１万円以上したハズキが飛んでいく度、ギャっ、と心で叫ぶが、CMみたいにハズキはご無事。今度からはハズキにもチェーンかなんか付けて、私から飛んでいかないように工夫しバイトに臨もう。

デッカいクリップで、映像温度チェック表を挟んだバインダーを、腰バックにひっつけて手にもたないで動いたが、みんな忙しいすぎて誰からも、期待の「何やってんの💢」と注意される事もなく、考えてた言い訳も出番なし。

だけど、カーペット地踏み砕かれてひっつき回ったポップコーンを、剥ぎ取るべくほうきをガシガシ頑張ったからか、手が、指が、本当に痛い🥲

メガネonハズキ姿も、誰からも何にも言われなかった。
だから、これからもハズキには頑張ってもらおうと思う。