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Swami Tattvarupananda ji訪問

Swami Tattvarupananda ji(写真中央)はSwami Dayananda jiのお弟子さんで、ケーララのTrivandrumとThrissur でグルクラムを運営されています。Thrissur のグルクラムには今は子どもたちはいないので、ヴェーダーンタを学びたい人たちが訪問できる宿泊施設となっています。

Swami Tattvarupananda jiは私に一番初めにBhagavad Gita を教えてくださった先生。それだけではなく、Pujya Swami Dayananda jiの3年のコースのことも教えてくださり、正しい道へ進めるよう数々のガイダンスと恩恵を下さった先生です。

一番初めにお会いしたのは2008年にシヴァーナンダヨーガのTTCを受けたときでした。私はその時オランダに住んでいたのですが、何故かケーララのニヤーダムでTTCを受けました。そこで、たまたまGitaを教えてくれていたのがSwami Tattvarupananda jiです。たまたまと言うのも、SwamijiがシヴァーナンダのTTCで教えていたのは計4回ぐらいで、本当にたまたまでラッキーだったと思います。

その時の私はサンスクリット語もGitaの存在すらも知らず、ただただスワミジのお話しに耳を傾け、サンスクリット語も読めないので、トランスリテレーションでチャンティングをしようとしていました。話を聞いても全く理解ができなかったのですが、チャンティングをしていると、

私はこれを勉強しなくちゃいけない気がする

という気持ちになり、スワミジに勉強したいのですがどうしたら良いでしょうか、と聞きに行きました。スワミジは勉強するが良い、とブレッシングをしてくれて、その時はどなたか存じませんでしたがSwami Paramarthananda jiのギーターチャンティングのCDを下さいました。オランダに帰ったわたしは、そのCDを何度も聞いて練習していました。

TTCの一年後、2009年にThrissur でリトリートを開催してくださり、その際に3年コースの事を教えてくださいました。リトリートの終わりに電車でそのままコインバトールまで行ってみて、その時初めてPujya Swami Dayananda jiのグルクラムに行きました。その時はPujya Swamiji はいらっしゃらなかったのですが、ダクシナームールティにはお会い出来ました。その時の私は、なんとかお寺に書かれているダクシナームールティのサンスクリット語の名前を読める程度で、初めてダクシナームールティという神様がいることを知りました。その時も既に沢山の恩恵を下さっていたのでしょう。

今回のヤートラーでも、初めてダクシナームールティにお目にかかる方もいたので、どんな神様なのか説明している際、その時のことを思い出しました。お目にかかるだけで多大な恩恵を下さります。

その後、オランダに帰って直ぐに3年のコースに願書を出し、オランダでの仕事も辞めて、3年のコースへ参加しました。Swamijiにそのように連絡をしたら大変喜んでくださいました。

先生と呼ばれる人の中には、残念ながら、生徒を囲い込むことに執着して、自分のところで学んでいる生徒が他の先生のところへ行って学ぶ事(それが自分の先生だとしても)を快く思わない、成長しきれていない人がいるのですが、Swami Tattvarupananda jiはそのような事は全くありませんでした。

執着心の強い人の元で学んでいたら、3年のコースのことも教えてもらえなかっただろうし、テキストに載っているうわべだけの解釈しか学べず、きちんとしたヴェーダーンタは学べていなかった、と思うとゾッとします。学び始めのうちは何が正しい道なのか分からないので、間違った方向に行ってしまいがちですが、スワミジのガイダンスを受けることができ、私は本当にラッキーだったなと思います。そっちじゃないよ、という方に行ってしまう人は多いので。

Swami Tattvarupananda jiは3年コースの際も何度かグルクラムへご訪問されていました。先生には機会があるごとに訪問をし、ナマスカーラムをしてダクシナーを渡す、ということもSwamijiのそのような行動から学びました。なので、今回もSwami jiへところへは車で結構かかりましたが、ナマスカーラムとダクシナーをお渡しに行きました。4年ぶり?ぐらいのダルシャン(お目にかかること)でしたが、いつもの様に温かくグルクラムにに迎い入れて下さいました。朝のプージャーとプレーヤーも素晴らしく、いつも感動してしまいます。

といいますのも、私が初めてヴィシュヌサハッスラナーマに出会ったのもSwamiji の朝のプージャーの時です。トリバンドラムのグルクラムで男の子達がチャンティングしているのを聞いて、またもや

私はこれをチャンティング出来るようにならなくてはいけない

と思い、毎日練習をしました。

また、Swamiji はサンニャーシーとしてのアーチャーラ(生き方)もきちんと心得ている方で、自分の実家には必要があるときは帰っても、宿泊はしない、未婚の女性と二人きりで家にいることはしない、などを守られている方です。色んな意味で信用でき、色々と教えて下さる先生です。

あと、通訳をお手伝いしたTTCで同じ敷地内で宿泊をしていた際、休憩時間に用事があったのでお部屋に行ったところ、ギーターのチャンティングをされていました。ちょっとでも時間があればギーターなどのチャンティングをして過ごすのもスワミジから学びました。

Swami Dayananda jiのもとで勉強ができたのも、Swami Tattvarupananda jiのお陰だと思うと感謝の気持ちが止まりません。

今回も先に行っていた日本からの生徒さんたちにクラスをしてくださいました。

朝はヴィシュヌサハッスラナーマで始まります。

いつまでもお元気で、沢山のムムクシュや子どもたちに恩恵と教えを与え続けて頂きたいです。

インドに行ったらサリーのお買い物や美味しいマサラドーサを食べるのも楽しいのですが、是非スワミジのようなマハートマーと呼ばれる、人の可能性を最大限に活すことをサポートしてくださる方々にお会いすることをお勧めします。人生が良い方向へ急発進します。

私の人生もスワミジにお会いして変わりました♡

शुभा भूयात् 



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