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これもまた過去にネット詩掲示板に投稿した自分の作品をnoteに移してゆく連載記事なんですが、そもそも、なんでこの作業をやってるかというと、私は自分の作品のバックアップを残してなくてですね、そういう概念がなかったというか。ちなみに私は著作権フリー主義者で、このイズムの有名な方では、内田樹さんとか町山智浩さんとか。たとえば自分の作品が勝手に使われてたとする。何ら問題ないです。私の作品で商売をされた。何ら問題ないです。いえ、商売になるわけないです。絶対。言うと町山智浩さんは無断でご自身のトークやらを使ってもらってかまわない、でも丸写しで商売するのはやめてねとおっしゃってました。そりゃ町山智浩さんはプロの方だから。私はどこまで行ってもただのど素人です。まあ、クリエイト(創造)という営みが神のみがやれる所業だとすれば、本来の芸術の在り方(三位一体)に人類総表現者の時流は回帰している。私の作るテキスト、これは芸事であり、芸事は過去からの連続性、つまり真似るところから自身のスキル上達(ルネッサンス)を目指しているに過ぎない。この作品、神奈川県立横須賀西高校2年5組の宮野真智子という子を設定して、真智子が書いたというていの詩。これ、投稿した当時、タイトルの「〰︎」はどうすれば打てるんですか?というコメントがきた...

         *

峯岸くんのうまさは
甘くないところでね
よくばりを
大きな手の器用さで
いい感じにしているの
まさに群青
されどかなしい

線路沿いに歩いていたら
どう思ったのか
急に鳥羽一郎だって
よってきてね
今日は一万歩
歩いたっていうの
香ばしい男子
夕暮れの
自転車に乗ってるあたしたちが
UFOみたいに飛んでいく

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