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『無名時点』第84話。「イニシャルM」様への旅の扉

■5つの才能。

#慎重さ #適応性 #原点思考 #最上志向 #運命思考

■イメージ。

「先祖代々」「初代の継承」「定めと理念と時々変化」

創業千年伝家の宝刀。「伝統受け継ぐ老舗が棟梁」といった印象です。

■解説。

慎重さ:「徹底検証」
適応性:「応対可能」
原点思考:「理念継承」
最上志向:「奥義獲得」
運命思考:「一門同胞」

といった側面に着目すると…

我らを知り尽くす貴女にこそ、この身と命を捧げましょう。

■①何より来たりて何へと至るか。

「適応性×原点思考×最上志向×運命思考」

過去への関心。記憶の保管。

ソレはもはや純粋な興味であり、或いは同時に、貴女の責務でもあり。

何故ならヒトは、決して単独で発生するものでは無い。

今を生きる人々には必ず歴史があり、過去があり、記憶があり。

そこには多くの物語があり…何より愛こそが、必ずある。

しかしコレらの宝物は、原則人前に触れる機会に恵まれません。

どうしてもソレは長い自分語りになり、自慢となり、

であれば他者へ配慮する人程にその内へと隠す。

宝を掘るには、良き対話が必要で。
良き対話に必要なのは、良き聴き役。
良き聴き役の由縁は、即ち高い興味と関心。

己の由来を、こうも根掘り葉掘り聴いてくれる人などそうは無く。

未だ眠りし彼らの宝を、どうか貴女の手で掘り出してあげて下さい。

■②全人類史の名残りの果てに。

「慎重さ×原点思考×最上志向×運命思考」

あらゆる変化に苛まれる現代ですが、しかし我らは決して孤独ではありません。

どれ程新たな流れが起きようと…

その根底には、「人の意思」と「人体構造」、何より「自然の法則」が必ず根差します。

此処は決して、見知らぬ異界の常識ではあらず。

地球誕生から数えて、はや46億年の蓄積と。
人類の肉体構造としては、大凡500万年前から変わらず定型で。
世界史文明としては、シュメールの紀元前3500年が最古となるのでしょう。

一見新たなルールやテクノロジーは、必ず人類史の基盤の延長線上に産まれるモノです。

この世の万物は流転し、全ての歴史は繰り返す定めであれば。

温故知新。

1つ1つの歴史に学び、紐解き、そして異なる要素を結んで現代に呼び出せば…

その結果産まれた綿密な工夫こそが、”まるで見た事のない斬新なアイデア”の正体です。

あらゆる危機へと向き合う貴女の武器は、「先人類史の叡智の結晶」という手札の数。

誰よりも過去にこそ学んだ結果、今を生きる人々に新たな未来を示せる賢き貴女。

結局の所…全ては何処かで、必ず一つに繋がるのです。

■③次代へ紡がん、歴史と意図と。

「慎重さ×適応性×原点思考×最上志向×運命思考」

さて。

叶うなら、全ての歴史は後世にも記されるべきです。

ソレは文章や写真でも尊いですが、もし叶うなら…建物や道具、いやいっそ全部丸ごと物質的に。

民の道具は、歴史の資料として。
職人さんの技術は、人間国宝。
建築家さんの作品は、国家遺産に。

なるべくなら、なるべくなら是非ともそのまま次代へと遺して上げたい。

しかしソレは、多くは叶いません。

結局全ての命には、どうしても寿命があるからです。

諸行無常、盛者必衰。

時代には流れがあり、環境には四季があり、継承には経営が絡みます。

恐らく貴女の元には、「このままではきっと風化してしまうけれども、貴女ならどうにか何とかしてくれないか。」といった相談が山程舞い込むかもしれません。

その理不尽な申し込みは…しかし恐らくは、きっと無理からぬ事なのです。

何故なら彼らがその動機へと至った理由は、

「今まで沢山話を聞いてくれたから」という安心であり、
「新たな知恵を沢山授けてくれた」という過去の実績であり、
何より「貴女ならきっと誰よりも愛着を抱いてくれるだろう」という厚き信頼。

貴女の決断には、周囲の誰もが覚悟を決めます。

勿論その選択が正しかったかなんて、結局は何十年も経たないと判らない。

工夫すれば生き残るかもしれないし、理念だけは引き継げるかもしれないし、或いはいっそ此処で美しいまま終わらせる方が…場合によっては、より良き想い出として語り継がれるのかもしれない。

その結末には、誰もが薄々勘づいてはいるものの…しかし結局世の中の多くの人は最後まで決断が出来ません。

それでも。それでもどうにか納得するのだとしたら。

その根拠は…間違いなく誰よりも真剣に向き合って来てくれた、体温のある貴女の言葉によってのみです。

誰よりもリスクを避けたがる貴女だからこそ、それ故の選択にならもはや恨む道理は微塵も無く。

費やした時間の量が最後の説得力なれば、だからこそ貴女は皆々に自然と慕われてしまうのです。

■今回のご質問。

・人と会話ができない事は資質と関係あるでしょうか?(よく勘違いします)

・割と人生が波乱含みなのですが、資質と関係がありますか?

との事です。

承りました!

■解答①。

あくまで「相手の発言の意図を、どうにも自分は正しく受け取れていないようだ。」という側面に限れば…

コレに関しては、恐らく正しいのは貴女の方ですね。

そも、その”勘違い”に気付けるタイミングはいつでしたか?

「慎重さ」を持つ貴女であれば、恐らくは仕事を終えて手遅れになってからでは絶対にない筈です。

まず間違いなく、実行前の確認段階で…「あれ?コレって解釈はこうで合ってるかな?」と尋ねて、「え、いやいやちゃうちゃう。コレはコレコレこうやねん。」というやりとりが発生している。

多分お相手さん、主語や述語をしばしば省いてますし…というか「そもそもその発想に至った歴史や背景」を、ちゃんと貴女に伝えていないですね?

貴女にとっては、「そもそもの共通認識」がズレているとその後の進展に非常に強いストレスを感じてしまう筈。そしてその不安を取り除く為の「確認」であり、結局は契約の際の事故を未然に防ぐ事に成功している…と見立てました。

※逆に仕事のやりとりをこなすのなら、「そもそも〜」を共有する貴女の自然体こそが求められます。優秀な人程その確認に喜んでくれるので、仕事の出来る年配者と会話してみるとより実感が沸くかもです。

■解答②。

ダイレクトに関係があると思われます。

本人としては波乱やリスクを避けたいのに、だからこそ危機対応能力がずば抜けて仕上がっている。

例えば、いざ地震が起きた時に。

じゃあとっさに誰を頼るか、と考えれば…

A「結局災害をナメていたキリギリス」
B「常に日頃から備えを怠らなかった働きアリ」

建前上は2択問題ですが、答えは全力で1択のみです。

そして或いは、むしろ”波乱含みの人生こそが、故にこそ貴女の才能をここ迄極めて磨き上げて来た。”という側面の方が強いかもしれない。

才能とは即ち思考のクセ。

果たして、卵が先か鶏が先か…。

何の因果か、環境が才能を育み才能がまたその環境を引き寄せる。

とはいえ1つ確かなのは、貴女の危機対応に対する「説得力」が極めて尋常でない事。

この分野で自身の作品やサービスを作ってみると、ほぼほぼノーリスクで新たな安心を生み出せるのかもしれませんね。

■喜ぶ事。

「安心安全」(慎重さ×運命思考)

「100%確定出来る事実」(慎重さ×最上志向×原点思考)

「解決例の伝授」(慎重さ×適応性×原点思考×運命思考)

「過去物語」(慎重さ×最上志向×原点思考×運命思考)

「空白の補填」(慎重さ×原点思考×運命思考)

「極まった拘り」(慎重さ×最上志向×原点思考)

「偉人の墓参り」(最上志向×原点思考×運命思考)

「絶対安全ビックリドッキリ」(慎重さ×適応性)

■避けたい事。

「とりあえずアレやっといてアレ。」(慎重さ×適応性×最上志向×原点思考×運命思考)

「時間泥棒」(慎重さ×適応性×最上志向×運命思考)

「適当で良いから安くならん?」(慎重さ×適応性×最上志向)

「で、そろそろ納期なんやけど。」(慎重さ×適応性×最上志向)

「様式美への冒涜」(慎重さ×最上志向×原点思考×運命思考)

「データロスト」(慎重さ×最上志向×原点思考)

「契約破り」(慎重さ×最上志向×原点思考×運命思考)

■アドバイス。

恐らくですが、表には出していない”埋もれた資料”が山程あるのでは?

メモだったり日記だったり写真や書籍やアルバムその他…

ついつい人から信頼されちゃうので、その没ネタは彼らにこそきっと売れますね。

一方的に周囲の過去を掘り下げてくれた貴女なら、逆に彼らも貴女の過去をシェアして欲しいと願うのでは。

身内向けの小さな個展とか、実は結構おススメですよ?

■Gate.84「イニシャルM」様への旅の扉。

死は己を知るモノの為に。その最期に寄り添えるのは、きっと培った想いだけ。

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