見出し画像

【考察】◾️『意味を見出す者』としての占い師。【価値提供】

こんにちは。noteでは『数秘術』並びに『ストレングスファインダー』等の“自己分析ツール"の鑑定を投稿している中崎です。


▼それぞれ約『90例』程の個人鑑定を公開しております。



さて今日は、『どうして“占い"が世の中から無くならないか』についての私の考察をつらつらと。

おそらくは『科学的“ではない"』という論調があった方が都合が良いのです。よろしくお願いします。

◾️そもそも『占い』は、どういう方に?


結論から言うと、『つながりを失った方』にこそ必要なセーフティだと私は考えます。

例えば『失職』を受けて"自分の必要性"を失った方や、或いは『迫害』によって"社会の居場所"を無くした方や、それこそ『災害』によって"故郷との分断"に遭遇してしまった方々に。

それは何も『人とのご縁』に限らずに…

もしかすると『時代の進歩』や『黒船の来航』といった技術の革新などでも、これまで人生を費やした『己の歴史』が"世界の情勢"と切り離される、という事もあるかもですね。

『コミュニティ』ならずに『時間』や『空間』、はたまた『恋慕』。

そういったナニカとの『つながりが欠けた瞬間』にこそ"占い師の需要"が上がります。

※勿論、「独特の世界観」や「魅力的な絵柄」、はたまた「占い師さんの人間性」や「怖いもの見たさ」などの"エンタメ性"も欠かしてはいけませんね。

◾️そして『占い』に興味を抱いてもらう為。


生憎私は『未来を当てる』にはとんと不向きではありますが、しかし一方で『未来は過去の延長線上にある物だ』と捉えて"幾らかの仮説"を立てるコトは可能です。

そしてその『未来予想』を聞いてもらうには、やはり最初は『過去の心当たり』を確かめて…そこからの怪しい話を"聴きたくなる状況"を整えることがとても大切です。

仮に私が百発百中の未来を測定しても、それで誰も信じなければ意味がなく。
結局の所、占い師の技量としては『未来を当てる』よりも『不確かな話に興味を抱いて貰う所』が最優先の修得スキルなのかもしれません。

待ち構え型の『営業スキル』と言えるかも。

そういう意味では、(ある意味では)占い師とは『過去を言い当ててナンボ』の世界であって、実は『未来予想』はそこまで本質的な提供価値ではないのかも。

要は『分断を煽られてしまった人』がいる限りは『新たに繋がりを見出せる者』に社会の需要が集まるのは当然で、なので、究極的には『自動で社会に分断を煽るモノ』が存在する限りは(逆説的に)『占い師のニーズ』が未来延々枯渇する事はきっとなく…

おそらくは、この世に科学的な『正解』や『正しさ』が存在する限りはきっと『占い師』とは"不滅の職業"と言えると考えます。

そうでなくては、占い業への『科学的ではない』に対して『今も成り立っている』の説明がつきません。

◾️何かに『繋がっている』と、未来に希望が見える。


そして大事な事は、結局人々には『各々の物語』を歩んで頂かねば『占った意味』が何も生まれない、という現実です。

極端な話、「7月〇日に地震が起きる」と予言したものが31人それぞれ居たとして。

彼らがそれぞれ「1日」「2日」「3日」…とその担当を分担したならば?

それはやっぱり"誰か"が予言に成功し、以降これを繰り返し、最終的には「最も正答率が高かった者」が晴れて占い師として認められる、という線もなくはない。

この場合の彼は決して『未来を保証する者』ではないけれど、とはいえ『過去何度も言い当てた実績』があるから"話を聞く気"になるし『当座の納得』が生まれます。


『単発で成果を出す』のは割と"運"ですが、しかし『連続して正解を出せた』のなら人はそこに"意味"を見出すものです。


その秘訣は純粋な『鍛錬』かもしれないし、或いはもっと緻密な『気象の観測』かもしれない。

いや、もっといえば実はその『根拠』はさして重要、ですらなく…

むしろいっそ、「彼の予言でダメだったら、それこそもはや仕方ない!」と"己を納得させるエピソード"を顧客の皆様は買っているのかもしれません。


最も怖いのは実は『未来がわからない事』ではなくて、もしかすると本質は『己の選択のせい』で挑戦に失敗する事であり…ひいては結果、その責任を取らされて『属しているコミュニティから、罰として追放される可能性』の方がより危険。

※誰もが人類である以上、"群れ社会の強み"を失う事は最も恐ろしい"潜在的な野恐怖"かも。

これは会社や集落においての『心理的安全性』の保障に近く、であればそもそも「失敗しても追放されない」というメンタルケアが出来ている方が(当然)『正常な判断』を選べる確率が上がります。

よって結果的に(一旦)『占いを信じたヒト』(少なくとも"占い師"との繋がりを断たれない者)はかえって冷静な判断が出来る事になり、それが実際に「占い師を信じた方が、"何故か"挑戦者の生存確率が高くなった」(彼が論理的な判断を取り戻す機会が増えた)…という側面が一つありそうです。

※勿論、それこそ『科学的な調査が必要』なのでなんとも言えませんがね。

結果として人死にが減るのは良い事です。


さて、そうなると如何にして『未来を当てる占い師だ過去を言い当てた占い師だ』と信じてもらうかが『依頼者様(挑戦者)』の物語には最も重要。

結果「占いが外れる」のはコチラの責任ですが、実はそれ以上に「依頼者様が取り返しのつかない事になる」方がよっぽど最悪です。

なので究極、"渾身の占い結果"を無視されても構いません。


『挑戦』に『盲信』は厳禁ですが、さりとて『証拠夢のカケラ』を見せねば『物語』が始まらない。


という訳で…

◾️かつての『無意味』に『意味』を見出すのが物語。


それは良い意味で宗教的で、ヒトが抱える『無駄伏線』や『失敗没ネタ』を…

決して『無駄ではなかった』『無意味でなかった』と"つなげる"のが占い師の大事な本文だと私は想う。

まるで闇に散らばった星屑のような出来事を、一つ一つを引き出しながら徐々に"占い"という物語に紐づける。

結果まるで虚空の『星』を繋いで『星座』が生まれるように、バラバラだった『過去の過ち』も苦痛も嘆きもまた現在に連なる"線"の一環であり、そしてそれらをいずれ未来にて結びを迎える為の、『まだ過程の大きな導線』でしかない事をその身に示す。

そうした『つながっていた事』をようやく思い出し、そこから始めて未知の未来に希望を見出し動き足掻き出し…

結果としていつかその天寿を全うし、初めて、それこそ己の辿った『人生の縮図地上に描いた星座の証』をようやくその目で遠い宙から貴く見届ける。


それもまたきっと大きな大きな"つながり"です。


現世にあっては、ひとまず『人の縁』や『集落』や『歴史』や『故郷』かも。

実はもっと大きな"つながり"が。


事実はどうあれ、とはいえ祖も『つながっている』と実感を抱かれて、結果彼らがその新たな『次のつながり』にその手を伸ばしてくれたなら…

それはきっと、世のうさんくさい『占い師』の役目としては、それで十分にきっと"良い"のだと私は思います。

◾️まとめ。


▶︎『分断』が生まれる地上で『つながり』を紡げるならそれで良し。


という訳で、私なりのスタンス『連続性』をテーマにした占い師の考察でした。

尚、かつては『noteでの鑑定投稿』(文章)として力を入れましたが、現在は『clubhouseでの個人鑑定』(対話)が中心です。

理由は『双方向の交流により、彼らの"つながり"がより深まる』からですね。

Instagramでも繋がれます。

今までのnoteで『具体的な内容』を投稿しても良かったですが、実はどうしても『長文を投稿したっきりで"次"がない。』のでコチラは一旦休止。

それよりも『後日談を語れる環境』であるclubhouseが私の"つながり"に合っていたようで…

もしご興味のある方は、一度遊びに来てくれたらコレ幸い。

※不定期開催で、『かつて占った方』との対話を中心に機会を設けております。

それではまた、来週に何かしらの記事をnoteに投稿です。

良い人生を!


◾️『個人鑑定』のお申し込みは、コチラまで!


▼note版。(例)https://note.com/mumeijiten/m/m9004c941b5c4

▼clubhouse版。(例)https://www.clubhouse.com/club/中崎雄心の数秘術


◾️メンバーシップ特典。


▶︎今考えている、note版鑑定の復刻について。


ぶっちゃけると、流石にnote版の『5万』は高いです。(我ながら。)

これは単純に『6〜10時間かけて長文を書いてお別れする』のが問題なので、逆を言うと『6〜10時間かけて長文さえ書けば、むしろ何度も出番が来る』に変わればやる価値は結構あります。

※"チャネリング何かとのつながり"のしんどさはそんなに変わりませんが!

という訳で、ひとまず改善案として色々考えてる現状は…

ここから先は

352字

¥ 300

▼『お喋り』はstand.fmで配信中!(朝10:30に毎日更新) https://stand.fm/channels/5eed41ab9c38bc03262bcf1b 実は割と、爽やかな声をしてる(らしい)。 ギャップが気になる方は、是非どうぞ!