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「喜び」からの自己理解

貴方の趣味は何だろう?

こうして文を読む事?或いは、お気に入りのコーヒーを淹れる?散歩したり、旅行したり、何かを集めたり。次の休みはこれをしよう、リフレッシュするならこれが1番、いつの間にか習慣になっていて。明らかに生産性はなくとも、どういう訳だか楽しみにしている物。

もし思い付かなければ、一度24時間の時間割を1週間分書いてみると分かり易い。無くても生命維持は出来るのに、何故かしてしまう物があるはずだ。まずはそれを思い浮かべて欲しい。

喜びは、疲れを癒す。

当然それらを行う為には、時間や手間、道具や知識が必要だ。つまり、コストがかかるし手間もかかる。だというのにそれが続くのは、その喜びがコスト以上に貴方を癒し続けているからだ。だから結果的に長続きする。好きな物は、長く続けられるのだ。

好きな事を仕事にしろとはいうけれど。

とはいえ、喜びを生む趣味をそのまま仕事にして、果たして上手くいくか。となるとそうともいえない。仕事にするということは、それで誰かを幸せにするということ。提供するサービスのレベルが低かったり、そもそも誰も困っていなかったら?残念ながら仕事として必要とされる事はない。長く続けられるだけではまだ足りない。

体力を無限に回復できるからって、
ひ弱な魔法使いがムキムキの戦士に化けるだろうか?
パンが好きだからって、経営に無限回挑戦しても成長できるだろうか?

無限の回復手段を持っていても、不老不死では無く。時間制限を無視出来ない。

大事なのは、自分の回復手段を確立する事。

しかし一方で、私は「好きな事を仕事にするという考え方」は是非取り入れるべきだ、とも考えている。重要なのは、「好きな事」と「喜び」はちょっと違うという事だ。まずはここまで。順を追って説明させていただこう。

「喜び」は、貴方の物語の「回復手段」。


▼『お喋り』はstand.fmで配信中!(朝10:30に毎日更新) https://stand.fm/channels/5eed41ab9c38bc03262bcf1b 実は割と、爽やかな声をしてる(らしい)。 ギャップが気になる方は、是非どうぞ!