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有権者として

書こう書こうと思ってなかなか筆が進まない。
一つ大きなことは片付きそうなので、少しずつ進めていこう。

たまには別の事だって書いてもいいだろう。
先の衆院選、投票には行かれただろうか。

私はよほどのことがない限り、朝イチで投票所に乗り込む人間である。これは実家にいた時と、仕事で当日が無理だった場合を除けばほぼ毎回続けている。とは言え、未だ空の投票箱チェックはしたことが無いのだが。

さて、今回の衆院選は、与党が過半数を超えた。あれだけ直前まで接戦だの議席大幅削減だのと騒がれていたのに、である。

ただ、私が今回(というか以前から気になってた事)議題として挙げるのは「投票率」についてである。

「投票率が低い」そんな事は知っている。誰もが周知の事実だ。
「若年層の投票率を上げろ」ずっと前から言われ続けている。
今回、芸能人が投票を呼び掛ける異例の事態(個人的)になったのだが、
これは果たして「誰に向けた」もので「誰に届いた」のだろうか。

私もSNSで目にしたが、あくまで個人的主観で言わせてもらうと、
「以前から政治参加してる人間は見ないだろうな」という事。
さらに言えば
「これを見て投票を決めました」って人がどれだけいたかを教えてほしい。

終わってみればこれである。

私の居住区の投票率を調べたところ、投票所毎に見事に50%前後を推移。
最終的にわずかに50%を超えた。失望しかなかった。
こんな街から出ていきたいと思った。
それはもう少し先の話になりそうだけど、そのくらいショックだった。

無責任、無知であるゆえの放棄、ズルいだろう。
以前の職場で政治家の悪口を言った相手に「投票もしないくせに文句とか悪口とかいう人は嫌いです」と言い放ったことがある。
「文句を言うなら、最低限の責任は果たせ」という事。
その人とはそれ以来、あまり口を利かなくなった。ざまあみろ。

それくらいには「投票することの大事さ」を理解しているつもりだ。
あくまで「つもり」なのだが。

この国では
政治
宗教
野球チーム

の3つは禁句らしい。争いが起きやすいそうな。知らんけど。

余談だが、僕の大親友は好きな野球チームが違うのだがね。
筆者は生粋のマリーンズファン(というか野球そのものが好き)で、
親友はイーグルスファン(彼も野球好き)である。

僕自身、小さい頃は家でも政治や宗教の話はできなかった。
なんちゃら教会やなんちゃら学会の話はするなと、親から言われてた。
今でもわからない。思想の自由よどこへやら。

さて話を戻そう。この国の様々な課題は、政治の力でどうにかなりそうな事柄が多い、はずである。
少子高齢化、人口集中、年齢問わずの貧困、広がる一方の経済格差、減らない自殺者、進まないジェンダー平等化(と記すのがそもそも間違っている。無知で申し訳ない)、環境問題。。。

すべての事柄を政治任せにするのはよくないが、「こうしていこうぜ!」というリーダーシップというか、先導、扇動するくらいはできるのではないか?というかそれが政治家としての在り方なのではないだろうか。

そしてそれを知り、学び、正しい方向へ向かう事が有権者、ひいては人間としての在り方ではないだろうか。
自分は大した人間じゃない。そんなことは分かっている。
僕がここに記すことで何かが大きく変わるわけでもない。
僕だって最初から政治に興味があったわけでもないし、何も知らなかった。
今でも知らないことは多いし、テレビに出てばかりいる政治家は普段何をやっているのか不思議で仕方ないが、そういう疑問を抱くことから始めてもいい。何かきっかけがあれば変わるのではないか。

そしてそのきっかけを生み出すのはマスメディア、あなた方の役割ですよ。
一般人をニューヨークまで追いかける暇があるなら、政治家を演説会場や料亭や議員会館や党本部まで追いかけてください。そしてありのままに報じてください。ジャーナリズムを腐らせるなよ。心から願っております。

まぁ他にもいろいろ言いたいことはあるが、長くなったので一旦終了。
また思いついたら書きます。


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