〈映え〉要りません
世の人々は〈映え〉に価値を持たせすぎではなかろうか
世の中の若者は〈映え〉に対する出費に寛容な傾向にある。
しかし、私は〈映え〉など早う廃れてしまえ!と切に願っている。
オシャレなカフェ、イケてるレストラン、インスタで見たスポット、云々カンヌン.…
まぁ金がかかりますわね
正直、小洒落た店で普通のお味のものを食べるくらいなら、コンビニとかチェーン店とかが良い。
私は松屋が美味しいと思うし、コンビニのおにぎりと立ち食い蕎麦を信頼している。
半球のテントに不便な思いをして泊まるなら、東横インで快適に過ごしたい。
いつも友人達はせっせと写真を撮っているけど、一体誰に見せてるのでしょうか。
そんなことを考えながら、卓上の映えないおしぼりやら何やらを隠して、撮影会の準備をするのですよ..…
誰も彼も似たような写真ばっかり撮って、お前のアイデンティティは何処にあるんだよ!!!!!
と叫びたい。
交際費と割り切っても、いつも割り切り切れないこの思い。
私は、彩りだけは良いご飯に使ったお金を、デコレーションだけは凝ったケーキに使ったお金を、インフルエンサーがPRで招かれまくってる場所に払う費用を、
全て洋服に回したい!!!!!!!!
ただの服狂いです。
今日1日の費用でメルカリで見つけたギャルソンの半分は賄えたな
この一皿に私の1.5時間分の労働が
苦しい
衣食住の衣に全振りしたい、という考えが少数派なのは百も承知です。
だから、友達にも言えません。
本当は言いたい。
「私、食への出費出来るだけ減らしたいんだよね」
「オシャレなカフェよりも古着探したいんだよね」
私の中にあるすごく楽しかった記憶の一つに、「母親と青山のヴィヴィアンで買い物した帰りに、地元の松屋で牛丼を買って帰った日」があって、あの日感じた楽しさは「見つけたぞ!」って感じでした。
月一でお洒落イタリアンよりも週一でサイゼが楽しいね
そんな風に付き合える人と出会えることを祈って
〈映え〉要りません
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