見方を知るとおもしろい(専門家の目を持つ)観察眼を磨く

興味のないことがたくさんありました。
美術館で絵画を見ることや博物館に行くこと。
地図を覚えることや恐竜の化石を見ること。(恐竜好きなんだけど…!)

最近、自分の興味がある切り口からその世界を見ると面白いことに気がつきました。

例えば、デザインから歴史に触れていく。
洋服や小物が好きなので、螺鈿紫檀の五弦琵琶の綺麗な装飾から宝物へ興味が湧く。
五弦琵琶の本を読むと、四弦琵琶との違いは弦の本数だけでなく、他にも形が違う部分があると知り、専門家はこんな風に細部を一つ一つ見ていくんだなあと面白い。
壁画にも弦の違う琵琶が描かれていて、どこの国から伝わってきたか調査しているよう。素人が壁画を見てもつまらないけれど、専門家の捉え方を知ると見るポイントがわかって面白いよね〜。

地図も苦手です。
教員はお店の話とか好きよね。私は興味がないから話についていけません。
あそこにこのお店があって…と言われてもどこ?とピンとこない。どこですか〜?と聞いて有名な目印を聞いてもわからないから恥ずかしいし…適当に返事しよ。って感じで…。会話についていくために必死に地図を読む訓練をしてみたり。YouTubeで国道を走る動画をみたり。笑
でも興味がないので苦行でした💦

行きたい食べ物屋さんを見るといいと旦那にアドバイスされ、調べたもののやっぱり続かない。

コーヒー専門店で好きなコーヒー豆を挽いてもらったのをきっかけに、他のコーヒー屋さんを調べてみたら、楽しい!
私食べ物屋には興味なかったんだ!
本当に好きなコーヒーなら地図を見るのも楽しい!やっと今更気がつきました!当たり前のことだけど大発見!
好きなことなら地図も苦痛じゃない!

そして恐竜の化石も見方次第です。
爬虫類は骨盤に穴が空いていないので床を這うように動く。恐竜は骨盤に穴が空いていて、そこに足の骨がはまっている?感じなので縦に足が伸びていて速く動けるそう。
部分ごとに細かく見ると面白いですね。
こうやって比較して観察していくと当時の動きとかがわかるのね〜。

デザインから絵画にも興味が。
できるビジネスマンは絵画鑑賞の趣味があるらしい笑
ノーベル賞受賞者も絵画鑑賞が趣味の人が多いらしい笑

それって自然と観察眼を磨くことに繋がっているからではないだろうか。
私は教員なので生徒理解をする。
そのときに生徒を観る目が必要。
専門家はそれぞれ観察眼が必要だと思いますが、化石を観る目も絵画を観る目も生徒を観る目も通ずるところがある気がします。

細部を一つひとつみていくこと。
全体像を捉えていくこと。

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