見出し画像

スパイ映画を観ながら


 大根を手に入れ、野菜スープを作った。母の帰りが遅い日だから、呑気にリビングでネトフリをみる。基本的に観たことある映画しか観る気にならない。

 スパイ映画を観て、子供の頃から思ってたけど、スーツって動きにくくないのかな。手足を振り回して格闘するなら体操服の方が…。革靴で走るより、バッシュの方が速く走れるのでは。
 ライアン・ゴズリングなら体操服にバッシュでも素敵だよきっと。世界有数の「脱いだら凄い人」。


 やっぱりこの女の子、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(カタカナ表記でこんなにもダサくなる名画)に出てた意識の高い8歳だ。


 明日も図書館へ行く。晩御飯分のお弁当も作るべきか迷う。今からひき肉とナスと生姜を炒める。クリス・エヴァンス、超人役を務め続けた日々に何か思うところがあったのか、周囲が彼の気持ちを勝手に察して屈折した悪役に抜擢しているだけなのか。それにしてもナイスバディだ。

 スパイ映画を観て思う。人生で1度くらい、走りながらロケットランチャー打ちまくりたいなあ。そっか、ゴズリングとアルマスさんってブレードランナーの2人じゃないか、忘れてたよ。

 スパイ映画に必要なのはリアリティより夢ではないだろうか。キングスマンは夢に振り切りすぎだけども。程よい、程よい夢ぞ…。


 対して魅力のないキャラ、しかも敵側でも、有能な人の動きというのはうっとりしてしまう。緊急を要する場面で「勘弁してよ」と言う顔をしながらも、さっと銃を抜いて壁に沿って歩きながら部下に「ついてきて」と指示を出す。かっけぇ。

 CIA、FBI、KGB、大体どんなスパイ映画にも名前が出てくる組織だけど、名前出して良いのだろうか?ぽい名前とかにせんでいいのか。

 ナスとひき肉を炒め終えた。真面目に味見してないけどまあいっか、最終局面をぼへーっと観ながら米を炊く。最後のアクションシーンって集中力切れてあまり記憶に残らない気がするのは私だけ?

 家族がスパイで、何度も危険な目に遭っても少女の感覚がマヒせず、自分が助かる場面でも「人が死ぬ戦いは恐ろしい」ままなのが良いなと思った。私だったら調子こいて銃ちょうだい!とか言っちゃいそう。

 は〜〜。グレイマン続編、待ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?