見出し画像

MIDI虚無機材史 #15 Roland SH-101 (1996年)


Roland SH-101
Vintage Synth Explorerより引用

 今はとても高額シンセになってしまった、SH-101です。こちらは当時飲み代が無い人の勘定を負担する代わりにシンセや機材を交換するような事が多く、YAMAHA CS01 + 飲み代で鍵盤が破損していた機体を入手しました。CS01は手弾きしかできなく、頑張ってAKAI S950にサンプリングをしておりましたが、SH-101を前述のNovation BassStationのCV/GATEから鳴らす事ができ大変便利になりました。両方、接続端子が標準フォーンでしたね。
 SH-101に造詣が深いわけがなく、あまり語れる事はないのですが、シンセ音色の作り方の理解がさらに深まったのはこのマシンのおかげでした。とにかくベースはBassStation、上物シーケンスはSH-101でウニャウニャ、ピコピコと大変楽しく使わせていただきました。やはり色はこのグレーが落ち着いていて良いですね。わりと最近、SoftubeのModel82を購入しましたが、プリセットを変えると色が赤とか青に変わってしまって非常に落ち着かないですね。あ、Roland SH-01A,AIRA Compact S-1も一瞬購入しましたが、なんか違う感じがあって速攻売ってしまいました。
 その後、ハード機材一括撤廃のタイミングでAKAI S3000XLなどと一緒に元の持ち主に戻って行ったかと思います。
 しかし昔のRoland機材のデザインは本当に素晴らしいですね。調べたところ、ミッキー吉野氏が広告に登場していたそうですね。先日ゴダイゴのライブを観ましたが激しいオルガン演奏をされておりお元気そうでした。2018年3月にBELIEVE IN MUSIC 〜梯郁太郎メモリアルコンサート (篠田元一MOTO MUSICサイトより引用)ではSH-101をショルキー状態で演奏されていたらしく、これは観たかったですね。入場料3,000円ってすごすぎますね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?