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MIDI虚無機材史 #19 YAMAHA O3D(1997年)


YAMAHA O3D
YAMAHA Webサイトより引用

 久々に書きます。バカデカデジタルミキサーO3Dです。ミキサーについて触れていなかったのですが、Roland MX-5 → TASCAM MM-1 → BHERINGER EURORACK2602(今思うとすごい名前)と変遷をしてきており、最後はノイズがすごいのでデジタル大化の改新ということで、メッセデミュージックまで車で買いに行った思い出があります。当時多摩地区からよく行ったものです。すでに倒産されているとか。人生初のモーターフェーダーで感動をしました。各チャンネルのEQ・ダイナミクスプロセッサー、2系統のステレオマルチエフェクトなど充実してましたが、そんなに直感的な操作性でもないのとデジタルエフェクトの使いこなしはあまりできなかったような。マウス利用可能なようでしたが、手を出さなかったですね。今と違ってマウスは1万円近くしたような気も、もちろんPS/2端子。ミキサーってあまり印象に残ってないものですね。購入してすぐに01Vが出てしまって、自分は01Vで十分だったのでショックだった思い出が強いです。YGDAI(Yamaha General Digital Audio Interface)もこのころからあったようですが、今のMiniとは違って大きいのでしょうか。ヤギダイと読むのかどうかは知りません。ですがこのような拡張I/Oは萌えてしまいますね。MZ-1U01という感じで。
その後Mini YAGDAIはお世話になりましたが。

O3Dマニュアルより引用

 ということで書くことが全然ありません。その後デジタルミキサー・MTRは
YAMAHA O3D→FOSTEX FD8→YAMAHA AW4416→YAMAHA 01V96→YAMAHA O1XとわりとYAMAHA色が続いたのですが、最後のmLANがお亡くなりになったともに別れがやってまいりました。そのあたりの虚しさは以下記事がとてもわかりやすいです。mLANに比べると、MIDI規格は脈々と続いていてすごいですね。

第135回:YAMAHAに聞いた、第2世代mLANの新戦略
~ 人知れず世代交代していたmLAN規格の今後は

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