カウントダウンとエンディングノート
エンディングノートを学びに
最近横浜方面に行くご縁がちょこちょこある。
昨日は最近に会うために東神奈川まで。
そこでエンディングノートについて学んできた。
セミナーの後半はエンディングノート(生前帳)を書く時間。
考案者のマーサ曰く
「ワクワクするエンディングノートを創りたかった」のだそうだ。
私としては、エンディングノートを手にしてワクワクする人は
少数派なんじゃないかな、と思ったのだけど
書き始めると思考のスイッチが入る。
自分が入院したり、危篤になったとき連絡するのは誰か?
これを決めて記しておくだけで見える景色が変わるのだ。
死を意識すると、生に焦点が定まり人生の輪郭がはっきりする。
というのは確かに言えると思う。
カウントダウンが始まれば、
必然的に優先順位を明確にせざるを得ない。
エンディングノート元年
思えば今年は私にとってエンディングノート元年だった。
遡ることは5月、また別の友人のマイプロジェクトに乗っかり、
スライド1枚の「シルバープラン」を書いたことが始まり。
夫婦でNotionに情報共有するようになったり、「自分が死んだらここを見てね」という会話をしたり、PCのローカルフォルダに「isho」というフォルダを作ったりして、雑多に放り込んだり、なんとなく日々「自分がいなくなったとき」を想像するようになった。
命があと5年だとしたら、今何をするか?
これは「神時間力」の著者、星渉さんが講演で言われていた言葉だ。
これもエンディングノートにつながる。
私自身、やりたいことをリストにしたら200を超える。
しかし人生があと5年だとしたら何を捨てて何を残す?
それを今やらない理由は何か?
私は今42で、人生100年ならばあと半分以上あるけれど
元気に動けるのはあと何年だろう?
一方で「寿命が5年で尽きる」というのもじゅうぶんありうる年齢だ。
黙っていても親は老いて、子どもは成長し、
平和な毎日を送っていても死がだんだん身近なものになってくる。
人生の終わりから今の自分を捉えることは、
人生の目的から今のキャリアを考えるのと似ている。
そんな私が今気になる手帳
毎年迷う手帳選び。
この記事を書いていて、前述の「シルバープラン」をプロジェクトにした友人おすすめのこの手帳にしようかなと思い始めた。
(コクヨはこういうコンテンツづくりが本当に秀逸だ)
挑戦も、失敗も、生きているときにしかできない。
そんなことを考えて、静かにスイッチが入った一日だった。
今日の問い
自分だったらエンディングノートに何から書く?
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