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Self Brand Bookのすすめ(後編)

今回はがっつり
セルフブランドブックの作り方について
学んだことを書きますよ!

前回はこちら。


ブランディングとマーケティングの違いとは

とあるマーケターの方の言葉を借りると

マーケティングはサービスやモノを届けるための戦略
ブランディングは選んでもらうための戦略

つまりブランディングとは
マーケティングに内包されていて、
企業やサービス・商品の価値を高めるための戦略であり
差別化するための戦略であるともいえる。

順番はあくまで
マーケティング→ブランディング。
この順番を間違うとブランディングも
砂上の楼閣になってしまう。

セルフブランディングとは一日にしてならず。

セルフブランディングとは何か、
と考えた時
私なりの回答はこんな感じ。

個人の価値を明確にし
商品やサービスのように
マーケティングしていくための戦略。

その本質は顧客(価値を届けたい人)からの
共感、信頼感を高めていくことであり、
そのためには論理と情熱の両方が必要。

セルフブランディングすることによって
自分自身の強みをわかりやすく伝えられる

自分なりに考えた

言葉にすると壮大で
まさにセルフブランディングは
一日にしてならず。

「自分のブランドづくり」とは
毎日少しずつ目指す姿に近づく努力をし
その結果築かれるものなのだ。

そして肝心のセルフブランドブックとは

ブランドブックと聞いて私がパッと思いつくモノは
ファッション・化粧品などのメーカーが
季節ごとに発行している冊子。

しかし正確にはもっとそのブランドの根幹で
大きなコンセプトをイメージと文章で伝える
メディアといえそう。

ブランドブックは、企業やブランドが持つアイデンティティやブランドイメージ、コンセプトをまとめた書類で、ブランドのコンサルティング、デザイン、マーケティング、広報などの業務において、ブランドの統一性を維持するためのガイドラインとして使用されます。

「ブランドブックとは?その目的と効果」CHIBICO

たとえば、私が大好きな秋川牧場のブランドブックはこちら。

これを見ただけで価値の高さが伺える

こんなページも。

なんとなくイメージ湧いただろうか?

ブランドブックのつくり方

ここからは講座の内容から。
ブランドブックを作成するために
これまでのワーク(前回参照)
マーケティングのフレームワークを取り入れながら考えていく。

セルフブランディングで大切なポイントは、

1)内省・自己分析 (自分の強みと弱み、好きと嫌い、どうなりたいか等)
2)ポジショニングを決める(ポジショニングマップ)
3)自分のマーケットを定める(誰に、何を、いくらで、どこで)
4)オンラインプレゼンスを考える(どのSNSをどう活用するか)
5)1~4をコンテンツにしていく
6)ブランドブックをシェア、ブラッシュアップしていく

flier book labo講座資料よりアレンジして作成

マーケティングのフレームワークとはいわゆる
3C分析、4P4C分析、STP分析、など。

がっつりやるとめちゃくちゃ時間がかかるので
ファーストステップ、取り掛かりは
やりやすいところだけでOK。(と思う)

マーケティングのフレームワーク 4P分析・4C分析
帝国データバンク 実践マーケティング講座より

最も苦戦したポジショニングマップ

いわゆる2軸で4つに分けた領域のうち
どこに自分がポジション取りするか、というのを
定義していくプロセス。

そもそも2軸を考えるのが
めちゃくちゃ難しい。
普段マーケティングをやっていない自分は
検討がつかない。

アバウトすぎる私の2軸

ちなみに講義の中での質疑応答では
Q「軸を見つけるためにいい方法は?」
A「いろんなポジショニングマップを見てみる」
(夏子さんらしい答え)

ポジショニングマップってどこに落ちとるねん!
とも思うけど、
たしかにこれは一度作っただけではドンピシャのものはつくれない。

未完のセルフブランドブックでも

正直、講座を受けた私自身も、
セルフブランドブックは
50%くらいしかできてない。

しかしブランドブックづくりは
完成させること自体が目的ではなく
それをつくるプロセスによって
自分(ブランド)を育てていくこと。

最初から完成度の高さを求めない。
はじめは見様見まねでよく、
ヌケモレがあっても一貫性がなくてもよい。

大事なことは作ってから
仲間やお客さんと共有して
何周もアップデートしていくこと。

ここまで書いても
講座の内容をまだ消化しきれていない私がいる。
何度も夏子さんの本で復習しよう。

セルフブランドブックやポジショニングマップ、
つくってみよう!と思った方は
♡ 待ってます!

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