『鎌倉殿の13人』第35回「苦い盃」(2022年9月11日放送 NHK BSP 18:00-18:45 総合20:00-20:45)

記憶違いだったらごめんなさいなのだけれども、だいぶ久しぶりに誰も死なない回だったように思う。もちろん、前回毒殺された(?)北条政範の死のシーンが詳細に振り返って描かれていたので、今回死んだわけではないけれども、十分、インパクトはあった。しかし、それにしても時政とりくの娘婿の平賀朝雅が同じくりく所生の男子・政範を毒殺するとは……。ドラマを見ているわれわれの多くは義時が第二代執権になることを知っているから、政範の死もさほど衝撃的でないのかもしれないが、この時期の鎌倉では北条の正当な継承者としては政範が第一なのだから、この人の突然の死は大波乱を巻き起こすことは必定。次回は同じく時政の娘婿の重忠が……、ということで北条一族の内紛劇はまだまだ続くのである。義時が子どももいたらいたで大変と言っていたのは本心からだったのかもしれない。

実朝さん、しっかりしてください!! とはいえ、まだ数えで13歳だからしょうがないか……。

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