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「代わりなんていくらでもいる」、ならさようなら

はじめに

むぎの部屋へようこそ。
ここでは私自身の過去、
日々の生活から得た学びを
お届けしています。
何か一つでも
持って帰ってもらえたら嬉しいです。

「お前の代わりなんていくらでもいる」
今どきこんな言葉いう奴いるのか
と思いますが、
ちょっと面白い言葉だと思ったので
今日はこの言葉について
あれこれ書いてみます。

「代わりがいる」というのは組織としては理想系に近い

まず大前提、
「お前の代わりなんていくらでもいる」
ということを面と向かって
言ってくる人は頭イカれています。
それだけは断言します。

ただ、この言葉自体が
間違っているのかと言われると、
そうは思わなかったりします。

というのも、
「代わりがいる」
という状態は、組織としては
これ以上にない
安心材料なんですよね。

反対に、
私が今所属しているような小さな会社だと
全ての業務が「属人化」していて、
誰か1人でも欠けたら崩壊する可能性のある
かなり危険な状態なのです。

そういう意味では、
組織というのはできる限り「属人化」を避け、
誰がやっても同程度のパフォーマンスを
出すことができる
「仕組みづくり」が課題と
なっているわけです。

それを踏まえると
「お前の代わりなんていくらでもいる」
というのはなんらおかしいことでは
ありません。

どちらかと言えば
そういうことを平気で人に言う人間に
ポジションを与える
人事の方が問題と感じます。

この前提を踏まえて、
私がもしそのような状況になったらどうだろうなと想像してみました。

「あ、私ここにいなくていいのね。
じゃ、さよなら。」

と思うんじゃないかなと思います。

「あなたでなければいけない」理由を見つける

「お前の代わりなんていくらでもいる」
ということは、
「あなた」である必要はないということ。

それならばわざわざそこにいなくても
いいんじゃないかなと思います。

その上で、
「私でなければいけないこと」ってなんだろう
と問いかけてみましょう。

と、偉そうに言ってみましたが、
それは私もまだ見つけられていません。

実際、今の私には飛び抜けて
優れたスキルはありません。

全て中途半端。

そして多分今後どうやっても
何か一つを突き詰める
ということはないでしょう。

というのも、かなり飽き性な性格なもので、
一つのことに没頭するよりは
幅広くいろんなことをやりたいタイプです。

だからある一つの要素で見れば
「代わりはいくらでもいる」
価値のない人間でしょう。

しかし、捉え方を変えてみて、
「〇〇もできて、△△もできる、
かつ
◻️◻️までできる人」
になるとしたらどうでしょう。

組み合わせとその数次第では
その希少性はぐんと上がります。

例えるならば
「日本人」で「英語」ができる「エンジニア」
というのは、海外から日本進出を考えている
テック企業からしたら「その人が欲しい!」
となりますよね、きっと。
反対に、海外進出を視野に入れた日本企業にも
重宝されるはずです。

それだけでは埋もれてしまうのであれば
各要素のレベルをもう一段階上げる、
もしくはさらに別の要素を掛け合わせて
さらに希少性を上げる。

なんて考え方です。

もちろん、何か一つを突き詰めて
スペシャリストを目指す。
これも変えの効かない存在に
なることはできます。
そのスキル一本だけで
どこにいっても活躍できる人を
羨ましいと思ったことはあります。

しかし何か一つの枠組みの中で
1番になるということは
それだけ競争相手も多いということ。

それよりは手広くスキルを身につけ
その掛け合わせによって
希少価値を出す方が
再現性は高いのかなと思っています。

そして、いろんな経験を積むことは
ある種のリスクヘッジでもあります。
どれかがダメだったら
また別の何かをすればいい
と思えるのは挑戦する上で
これ以上にない安心材料です。

だから代わりのきくような場所なんかに
とらわれず、
「あなた」でなければいけない場所を
見つけにいきましょう。

おわりに

「アイデアというのは
何かと何かの掛け算でしかない」
というのはよく見る言葉です。

かける個数はいくつになるかはわかりません。

しかしそうした掛け合わせの結果
「他に変え難いあなた」
が作られていくんじゃないかなと思います。

どの組み合わせが正解かはわかりません。

そして、それがもしわかっているのであれば
その価値は頭打ちのはずです。

ネット商材屋さんがこぞって
同じことを言い出すでしょう。

こういう答えのわかわらない
問いの答えを追い求めるのが
楽しくて仕方がないんですよね。

多分「これ」という答えは見つからず、
あるときこれが正解だったんだと気づく
そんなものなんじゃないかなと思っています。

今度は何やろっかな〜。

最後までご覧いただき
ありがとうございました。
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