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あなたは「悪く」ない、ちょっと「違う」だけ。

はじめに

おはようございます。
むぎです。

自分は周りと比べて
少しおかしいのかも知れない。

そして、どうして自分は
みんなと同じようにできないんだ
という負の感情に襲われることも。

今日はそんな「変わり者」の私が
どうやって自分を受け入れたのかについて
書いてみたいと思います。

私は「変わり者」である

私は自分のことをよく
「変わり者」
と言います。

そして私と関わる多くの人もまた
「あの人変わってる」
と思うでしょう。

そんな「変わり者」である自分を
初めて認識したのは小学校の頃。

当時バスケに熱中していた私は
暇さえあればずっとバスケをしていました。

特にチームに所属もせず、
習い事でやっているわけではないので全て独学。
図書館にも通いバスケ関連の教本を読みあさって知識を身につけ、
帰宅後も筋トレに勤しむ日々。
(そのおかげで低身長で
止まってしまったのは少し後悔)

そんな生活をしていたので、
同級生の中は愚か、
当時高校生の知り合いの中で混じっても
そこそこやれるくらいには上達していました。

しかしある頃からちょっとした違和感。
私がシュートを打つたびに
横でヒソヒソ笑いをする
いわゆる学年のボスザルたちに
目をつけられたことに気がつきました。

おそらく、私のシュートフォームが
少し特徴的だったのでしょう。
誰に教わることもなく独学でやってきたので
当然と言えば当然。

それでもその辺の誰よりもシュートは入った。

でも馬鹿にされる。

小学生の私は
人と違う=悪いこと
という価値観が強かったため
非常にショックでした。

それが嫌でそこで一度バスケはやめました。

誰にも迷惑はかけていないのに。
なんでこうなるかな。

「違う」=「悪い」という価値観をどうにかしたい

それでも、私なんてまだ優しい方で、
世の中にはもっと酷い目に遭っている人たちが
たくさんいることを知っています。

人と違うことがどうしてダメなのか。
犯罪を犯したわけでもないのに
どうして悪者のように扱われるのか。

バスケへの熱を捨てきれずに
NBAの動画などを未漁っている中、
ものすごく特徴的なシュートフォームにも
かかわらず活躍している選手を知ったことで
ますます疑問が大きくなりました。

アメリカでは私以上に
独特なシュートを打つ人でも
こうして大舞台で活躍できている。
なのになんで私はこんな目に遭っているんだ?

その後もいろんなスポーツ選手を見るたびに、
海外の選手は割と目につく
フォームの人が多い気がします。
それでも日本人選手で
そういう人ってあまりいないですよね。

もちろん、スポーツにおいては
「いいフォーム」とされる形が
理にかなっている
というのは理解しています。
そして独特なフォームでも
成立している人たちは
そのハンデ以上の身体能力を
持ち合わせている、
とも言えるでしょう。

だからってみんながみんな
同じでなければいけない理由って
なんでしょうか。

多少形は違っても
最終的に出す結果が同じであれば
なんでも良くないですか?

おそらく、そうやってクセのある人たちを
目の敵にする人たちの心理は、
「あいつなんか変なのに
上手くいっててムカつく」
みたいなイメージだと思います。

自分が信じてきた正攻法が
ぽっと出の「独特な人」が結果を出すことで
否定されることが
許せないのでしょう。

いい迷惑ですよね、ほんと。

そうして人と違うというだけで
あたかも悪者のように扱われることで
どれだけ自分の存在を否定したくなるか。

それでもし自分が「悪い」のだと思って
苦しんでいる人たちに言いたい。

あなたは「悪く」ない、ちょっと「違う」だけ
と。

おわりに

こうやって人と違うことを
受け入れられるようになったのは
つい最近です。

それまではどうしても
人と違う自分が嫌で、
癖毛を無理やりまっすぐに
しようとしてみたり、
好きでもない流行のJ-POPを聴いたり
周りから浮かないように
必死になっていました。

でもやっぱり自分で自分を
否定し続けるのは苦しい。

それでも、外の世界では人とは
少し違った人たちでも
活躍できる場があることを知り
勇気が出ました。

むしろ、人と同じであること、
そうあるべきであるという空気感を
忌み嫌うようになりました。

人と同じである必要なんて全くない。

あなたはあなたが心穏やかでいれるように
好きなことを好きにやったらいい。

そこに障害となるものがあるのであれば、
その場所にこだわる必要はない。

学校、家庭、職場、全てそうです。

本当に自分が壊れてしまってからでは
戻れなくなってしまいます。

だから
わたしは「悪く」ない、ちょっと「違う」だけ
と開き直ってみてください。

少し気持ちが軽くなるかも知れません。

今回も最後までご覧いただき
ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。

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