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本当に必要なことってなんなんだろう。

はじめに

おはようございます。
むぎです。

幸せにはキリがないと言われるように、
よりよく、と考えようと思えば
際限なく思い浮かんでくることは
他にもあるはず。

じゃあ、
本当に必要なことってなんなんだろう。

今日はそんなことを考えてみました。

「あれもこれも」としているうちに本質を見失いがち

いろいろ言いたいことがあるのはわかった、
で?
結局何が言いたかったの?

という感想を抱く場面って経験ありませんか?

仕事中に報告を受けていると
こういう状況に陥ることが多々あります。

「我が社の製品はこんなこともできて
あんなこともできてその上、、以下略」
というように、優れている点を詰め込みすぎて何がしたいのかよくわからない
残念なセールスの典型例がありますよね。

私自身、自社システムを開発している企業に
勤めているのでよくわかるのですが、
あれこれいろいろできる機能を増やして、
多機能なのはよくわかった。
でも結局それは
お客様にとってどう役に立つのか。
そこが1番なんですよね。

実際、苦労して作り上げた新機能が
いざリリースしてみたら全然使われていない。
なんてこともザラです。

そんなことよりも、お客様は
いかに安定してサクサク動くか
というニーズの方が高い気がしています。

にもかかわらず足し算ばかり考え、
結局その影響で動作が重くなり、
本来お客様が求めている「快適さ」とは
だんだんかけ離れてしまったり。

似たようなことはあなたの周りでも
あるのではないでしょうか。

「上っ面」ではなく「本質」を見極めたい

なぜ人はどんどん新しいものを、
と次々足し算をしてしまうのでしょうか。

それは「簡単だから」
ではないかと考えています。

二郎系ラーメンという
もやしが山のように盛られた、
見る人から見たら
家畜の餌にすら見える
悪魔の食べ物がありますね。

あれハマる人はハマるだけあって、
美味しいところは
異次元に美味しいんですよね。
だからあれだけ行列ができる。

では、便乗してとりあえずそれっぽく
もやしだけてんこ盛りにしたお店が売れるか。
といったらこれは「NO」なんですよね。

だって、美味しくないんだもん。

人々が求めているのはもやしではなく、
あくまでも
「美味しいラーメン」
なんですよね。
もやしはただの付加価値であって、
必要条件ではありません。
現に、ジロリアン(二郎系ファンの愛称)
の中には
もやしを少なめでオーダーする人も
一定数います。

「美味しい」という前提条件があってこそ、
他の要素が輝いて見えてくるんですよね。
それがオンリーワンの魅力として
人々に知れ渡る。

相手が何を求めているのか。
対人で今いち噛み合わないなと思った時には
この本質を常に問いかけてみると
いいかも知れませんね。

おわりに

この記事を書いているのは
朝の7時過ぎなんですが、
なんか二郎系ラーメン
食べたくなってきました。

健康に気を使い始めてから
滅多に食べなくなりましたが、
たまに全ての理性を捨てて
ああいうやばいものを
食べたくなるんですよね〜。

よく「理想が高い」ということで、
本人は魅力的なはずなのに
なかなか相手に恵まれない
という方がいますよね。

こういう人はまさにいろいろ欲張って
自分が本質的に何を求めているのか
見失っている気がしますが、
見方によっては
「自分にとっての必要十分条件はこれだ」
と明確に定義していて、
それを満たさないのであれば
わざわざ結婚しないと
振り切っているともとれる。

ある意味結婚、交際することが
ゴールになっていて
闇雲に相手を探し回る虫けらより
よっぽど潔いですよね。

いいか悪いかは別として。

少し極端な例えでしたが、
「自分はここだけは譲れない」
というポイントが理解できていると、
仕事選びなんかでも大いに
役に立つのではないでしょうか。

今回も最後までご覧いただき
ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。


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